学力トップクラス 福井の秘密を探れ!
2015/04/13(月)<学力トップクラス 福井の秘密を探れ!>
【シブ5時】 http://www4.nhk.or.jp/shibu5/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓スッピンNIPPON <学力トップクラス 福井の秘密を探れ!>
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┣■福井県と言えば、、、
◆子どもの学力(小中学校)が、毎年1位か2位と抜群の成績を収めている!
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┣■シブ5時学力テスト
◆とある小学校の6年生に協力してもらい、
あえて正解率の低かった問題を解いてもらったところ
国語:正解率が全国平均59% → 70%
算数: ” ” 54% → 80%
「簡単でした」という声。こどもたちの実力は本物。
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┣■秘密1:「宿題の量が多い」
◆1時間じゃ終わらないくらいの宿題が出される。
◆修学旅行の感想文が原稿用紙で30枚。
◇男子中学生
「遅いときは夜中の1時までかかる。マジで。(苦笑)」
◆家庭学習のついての意義「なんで宿題をするのか」徹底して説いている。
中学生にもなると、国語や英語など7種類もの宿題ノートを毎朝提出する。
しかしこんなにも沢山の宿題をやらされて嫌にならないのだろうか・・・ ?
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┣■秘密2:「無言掃除」
◆ホウキもモップは一切使わず『雑巾がけ』。私語厳禁の中、毎日10分行う。
トイレ掃除も雑巾がけする。→ 福井県内の半数以上の学校で行われている。
◇男子中学生
「集中力が勉強しているときにも繋がっている。」
◇視察に来た学校教員
「冷たい水に手を入れて、嫌なこと、辛いことを自分からできる子は
勉強も辛いことが多いので、辛い掃除をやることによって鍛えられて
勉強もできるよいうになることに繋がっているのではと思います。」
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┣■秘密3:「宿題は家族みんなで取り組む」
◆共働き率 全国1位
・多くの小学生が祖父母と同居するか、近くで暮らしている。
祖父母が宿題を教えてくれる。両親が“仕上げ”チェックをしてあげる。
親が署名をして宿題完了。(ノートに署名する欄がある。)
◇父親
「疲れて面倒くさい時もあるけど、1回休んでしまうと子どもは
ここまで緩んでもいいのかなと思ってしまうので
そういうことを意識しながら、覚悟を持ってやっています。」
・家族を挙げての全力サポート、掃除で培われた集中力・忍耐力
これが学力トップクラスの秘密なのかもしれません。
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┣■秘密4:歴史的背景
◆終戦から復興しかけていた昭和23年に襲った福井地震。
多くの犠牲者を出し、地元産業の織物も大打撃を受けた。
再起を誓う中で力を注いだのが『教育』だった。
◆今の父母親の世代も子どもの頃に親から勉強を見てもらっていた。
祖父母の世代が小さなお孫さんの勉強の面倒を見るのは福井では当たり前。
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┗■秘密5:教師たちの連携
◆先生同士が交流。授業を研究。
・専門性の高い中学校の理科教師が小学校の教師に指導し
分かりやすい授業のやり方を探っていこうという取り組み。
・小中9年間を見通した教え方を意識することができる。
福井ではこうした連携がとても盛んに行われている。
◆さらに取材の中で教師に厚い信頼を寄せる声が多く聞かれた。
信頼があるからこそ、教師がやることに保護者や地域が協力をする。
そんな良い流れがあるようにも感じた。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┗・今や有名ですね。福井の教育の高さ&多世代住まい。稼ぎが恵まれない
環境であれば、本来はこうして家族が集ってお互いに助け合うのが自然
ですからね。仕事・稼ぎの場に恵まれた環境でも、仕事・お金に操られて
「何のために働くのか」という本質を見失ってしまった人間がどれほど
多いことか。(苦) 池上彰氏の新刊本によれば『日本国憲法』には
働くことが義務付け・課せられているそうです(帯を見ただけですけど)
それでも「家族のために」働かなきゃ。日本人は健気、人が良すぎます。