2015/06/26(金)<「お手本」の町は・・・ お得な『ジェネリック』は救世主?>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <「お手本」の町は・・・ お得な『ジェネリック』は救世主?>
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┣■『ジェネリック』は日本を救う?
◇70代男性Aさん
・毎日朝夕9種類の薬を飲んでいる。
毎月7千円以上掛かっていた薬代が去年2014年の秋以降、半額以下になった。
→ 薬を全て『ジェネリック』に切り替えた。
「我々素人には本当に分からないところで、
余分な出費を強いられていたのかな?という風にも思いますよね。」
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◆きっかけは【呉市】から送られてきた通知。
「ジェネリック医薬品は、患者さんのお薬代負担を軽くするお薬です。」
『先発薬』と『ジェネリック』との“価格差”が記されていた。
広島県
【呉市】
・7年前2008年、全国で初めて市民に薬の「価格差」を通知し、
医療費の削減を試みた。
・70代男性Aさんの場合、2割負担のため、呉市の国民健康保険にとっても
1年で約15万円の節約ができる。
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<『ジェネリック』の普及率は?>
【日本調剤 呉薬局】
・大体85%ぐらい維持することができている。
全国平均の55%よりもはるかに高い数字。
広島県
【呉市】
・ジェネリックへの切り替えの通知を始めてから6年余りの医療費削減額を合計すると
8億円以上に上った。
しかし、、、
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◇小村和年 市長
これはもう「ものすごい限界があります」ね。 ・・・・
6年余りで8億円くらいの(削減)金額ですから、それはもう微々たるものです。
◆実は呉市の医療費は年間200億円。
ジェネリックによる年間1億円程度の削減だけでは、
高齢化による医療費の増加を抑えられない。
◆他にも医療データを活用した「訪問指導」などで
無駄な医療費の削減努力を重ねているが、年間約1600万円の削減がやっと。
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┣■増え続ける「医療費」どう削減?
『財政健全化計画』(素案)
・2018年度にも『ジェネリック』の普及率を80%以上とする
との目標を掲げている。
・しかし『ジェネリック』以外に歳出削減の具体的な数値目標は掲げられていない。
◇土居丈朗 教授 慶応義塾大学
(ジェネリックの普及で)年間4000億円は削れるのではないかと言われている。
(政府目標の)2020年度までに改善すべき収支は9.4兆円ですから、
ジェネリックも大事だけれども、ジェネリックだけではとても歳出削減には程遠いと
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「お手本」の町から見えた『医療費削減」の重い課題。
そもそも『財政健全化計画』(素案)が、高い経済成長を前提としている上に
今後3年間の社会保障費の伸びを1.5兆円に抑えることも目標ではなく、
あくまで“目安”とされている。
政府の“本気度”が問われている。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・今の政府の“本気度”なんて“アメリカの模範”に過ぎない。それで都合が
悪くなると目には見えない報道規制で(不徹底だから口には出すけど(笑))
あんなことになる。国のためなんて口にはするけど、己自身のためがまずは
前提にあるんだよね。自分の家の懐勘定を持っていればコレ本当にマズイと
分かりそうなものなんだけどね。
┗・全公務員の給与カット、さもなければ集団自衛権行使のため、公務員から
紛争地域へ優先的に配置される法案を通してみればいい。ビンタをかませ。
それで大体連中の本質が分かるだろうから。(苦笑)