“掛かり付け医”以外受診なら「一定額負担を」通院できなくなるかも・・・
2016/10/04(火)<“掛かり付け医”以外受診なら「一定額負担を」通院できなくなるかも・・・ >
【NHKニュース7】 http://www4.nhk.or.jp/news7/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <“掛かり付け医”以外受診なら「一定額負担を」通院できなくなるかも・・・ >
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私達が医療機関で支払う「お金」について
【財務省】が“新たな案”を示した。
『掛かり付け医』と『それ以外の診療所や病院』で受診料に“差が付く”ことに。
掛かり付け医以外を受診した場合、
患者が「一定額」を負担するというもの。
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『社会保障費』
┣■どこまで抑制?
◆予算編成の焦点に
今日2016年10月4日
『財政制度等審議会』
来年度の予算案の編成に向け、本格的な議論に入った。
◇財務省
エーありがとうございます。本日は『社会保障』を議題としております。
・予算編成の最大の焦点は、増え続ける「医療」や「介護」などの
『社会保障費』をどこまで抑制できるのか。
【財務省】
来年度に実施を目指す「制度の見直し案」を示し、
“今後【政府内】で調整を進める”とした。
・同省が制度の見直しを迫る狙いは、「医療」や「年金」などに充てられる
『社会保障費』の抑制。
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<『社会保障費』の推移>
昭和40年度1965年 5100億円余
24年後↓ 平成元年度 1989年 約10兆8900億円
24年後↓ 平成25年度 2013年 29兆1200億円余
平成28年度 2016年 31兆9700億円余 ※当初予算
・高齢化に伴って“雪だるま式”に増え続けている。
『社会保障費』の膨張を抑える“抜本的な制度改革”が急務となっている。
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<【財務省】提示案>
『掛かり付け医以外』を受診した場合には「一定額」
『病院』 を受診した場合には「規模に応じて患者に
より多くの負担を求める」という考え
・アチコチの医療機関を受診するのではなく、
身近な『掛かり付け医』にもっぱら診てもらうことで
“余分な検査代や薬代を減らし、医療費を抑える”ことを狙いとしている。
→ しかし「この案」に対して、心配する人も少なくない-
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“通院できなくなるかも”
┣■不安抱える高齢者
【東京都大田区】
地元の診療所で受診している
◇79歳の男性 ※杖をついている
今日はちょっと腰が痛いです・・・
・糖尿病や不整脈のため、近くの診療所に10年以上通院している。
男性にとってはこの診療所が『掛かり付け医』に当たる。
この他、重い腰痛を抱えているため『整形外科』に通院しており、
また定期的に『歯科医院』にも通っているという。
・年金で暮らしていて【財務省】が示した案が実現すれば
“これまでのように診療所や病院に通えなくなるのではないか”と心配している-
◇79歳の男性 ※杖をついている
(病院に行くのに)ブレーキが掛かるんじゃないかなとは思います。
今まで3回行っていた。「1回減らすかな」とそんなようなですね
ことになりはしないかなと思いますね・・・
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◆狙いは“抑制”
・どのような医療機関を『掛かり付け医』とするかは、
これから詳しく検討していく。
【財務省】としては
・患者の健康状態をよく知っている『診療所』など“原則1ヵ所”に限定したい考え。
・ただし当面は『耳鼻科』や『眼科』などの特定の診療科については必要に応じて
『掛かり付け医』に加える方針だという。
・この他、
高齢者の負担を低く抑えている
『高額療養費制度』
医療費が高額に上る場合、毎月の自己負担額に上限が設けられているが
“70歳以上の優遇措置の見直し”、
一定の所得がある人には若い人並みの負担を求める。
高額療養費制度が平成27年1月から変わります | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
75歳以上の
『後期高齢者医療制度』
保険料の負担を最大で9割軽減する特例を
“いつまでも続けると公平性を保てない”などと指摘した。
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◆高齢者などの負担増“やむを得ず”
◇土居丈朗 教授 慶応大学 ※財政問題に詳しい
(今のまま)同じように医療が受けられるということにするならば
相当重い負担が「税金」なり「保険料」なりで我々の肩にのし掛かってくると。
今の勤労世代・現役世代がその負担を多く負っているわけです。
若い人達は若い人達の“自分の老後”も考えなければいけないわけで-
(高齢者の中でも)高所得・沢山資産を持っている方の負担はもう少しお願いして
若い人達の負担を軽くしてあげる、
そういう取り組みにこれから繋げていかなければいけないと思います-
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・別番組でも『社会保障費』関連で気になるニュースが流れていたため、パソコンが
落ちて消失したメモを再び書き起こしました。 *二度書き作業* (^^ゞあ~ぁ
┣・また【厚生労働省】が行った調査によると
<「高齢者」だと思う年齢について>
60歳以上 「20%」
70歳以上 「41%」 ※最多
75歳以上 「16%」
<何歳まで働きたいか?>
・働ける内はいつまでも 「29%」 ※最多
これを見ると『年金受給年齢』の引き上げ上限は「70歳」で
「年金を受給しながら働ける間は働いても構わない」とも解釈できます
┣・今回の【財務省】提示案で問題なのは「多くの国民が抱える不安要素」に対しての
改善策が何ら示されていないんですよね。それは“医療機関の不信”にあります。
なぜ身近な医療機関に通わず、遠出してまで行くのか。それは医療機関に大きな差が
あることを実感しているからです。「医療機関=性善説」が完全にぐらついてます。
『歯科医院』が『コンビニ』並みにある中で、閑散としている所かなりあるでしょ?
それは技術や接客対応に差があるから。身近な医療機関を強引に『掛かり付け医』と
したならば、まさに“宝くじ”的な当たり/ハズレと不平等が生じてしまいます。
┣・つまり先に「医療機関の改善」が立つべきであり、国家として国民の命を守る態勢を
明らかにさせるべきです。TVなどで緊急医療センターの方々の超多忙さと見てると
暇そうにしている一部の町医者とのこの落差は何なの?と普通は思うはずです。(苦)
┣・ただねぇ確かに高齢者に掛かる医療費負担は異常です。発端は田中角栄の頃ですけど
イケイケドンドン、高度経済成長期とは明らかに時代が変わりましたからね。先日、
NHK番組でインタビューに答えていた92歳の爺さんが「93になってもまだまだ
やりたいことがある!」って頼もしい発言をされておりましたが、元気な高齢者がね
「多くの医療機関に通いながら生き存える=年金加入額を遙かにオーバー」となれば
財政が破綻をきたすことは明らかです。
「需要が増えれば価格が高騰する」のは資本主義であれば当然の話。
「患者が増えれば医療費が上がる」のも受け入れなければいけません。
┣・「お金が無くて病死したくない」のであれば『予防・生活改善』は大事です。痛みを
感じてからでは遅いのです。ストレートネックの症状が出た私も実感しています。
┗・既に「高齢で病弱でお金が無い」に該当する方は、集い・知恵を出し合い・妥協点を
見出すことに尽きるのではないでしょうか?
けれどなかなか集えない高齢者達。キレる割合は高齢者層が実際高いですからね。
国を背負ってきた人達が老いて・ボケて・朽ちていく。国家戦略ビジョンが無かった
ことを恨んで下さい。「他人任せ」な人生になっていたってことになるのかな。。。