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“人生の最期”をどこで・・・

2015/04/14(火)<“人生の最期”をどこで・・・ >
【みんなのニュース】 http://www.fujitv.co.jp/minnanonews/index.html

www.fujitv.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓リアル “いのち”の現場3 <“人生の最期”をどこで・・・ >
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 ◆今、病院で亡くなる人の割合 80%
  50年前は自宅で亡くなる人の割合が80%だった。逆転してしまった。


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┣■“多死の時代”

 ◆夜間に80代の女性が救命緊急センターに運ばれてきた。
  見守っていたのは杖をついた90代の夫。

  「家族は婆さんと私だけしかいなくて・・・
   呼んだって返事がないんだもん。だから慌てちゃって・・・ 」


 ・癌が複数転移し、認知症も患っていたという女性。
  2ヵ月前から寝たきりの状態で、突然の意識がなくなったという。

  慌てて都内に住む息子に連絡するも、出ない・・・

  この後、意識は戻るも会話はできず、そのまま入院することに。


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 ◆現在約80あるベッドはほぼ満床。その半数以上が高齢者。

 ・膠着状態になるような患者さんがどうしても高齢者には増えてきてしまう。
  ベッドが占有されてしまう。新たな患者を受け入れることに支障が出てくる。


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 ◆10年後2025年には首都圏だけでも約9万の病床が不足すると試算される。

 

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┣■“在宅医療”への転換

 ◇新田國夫 新田クリニック院長
 ・国立市を中心に約80人の在宅医療患者を受け持つ。

 『在宅医療』
  医師や看護師らが患者の自宅で定期的な訪問診療を行う。
  病院との違いは「常に患者の側にいられない」こと。
         「看護の一部を家族が行う」(点滴の補充など)


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 ◆家族に対して必ず伝えていること
  「救急車を呼ぶ前に電話して下さい。」

 ・病院で延命措置。→ 意識が無くても生きられる。
            しかし家族や本人が望んでいるのか?

 ・事前の確認が必要。

 ◇新田國夫 新田クリニック院長
  「命というものには最期はあるし、寝たきりで要介護で
   経管(栄養)でそれでもいいの?っていう話ですよね。」

 

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┣■“在宅医療”いくら掛かる?

 ◆自宅で終末期を過ごすことを希望 6割以上 (厚労省調べ)

 ・しかし実際の死亡場所の約8割が病院。

  「やっぱりお医者さんが近い方が安心かな。」
  「知識がない状況で看るってなるとちょっと不安があるかなと。」


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 ◆5年間特別老人ホームで過ごすも、自宅療養へ切り替えた。

  母98歳、娘70歳。いわゆる『老々介護』

  「良い状態で一日でも長生きしてもらおうというぐらいのつもりで。」


 ・自身も高齢で負担は大きいが、介護食品、レンタルリフトなど
  介護保険の適用を利用して自己負担を減らしている。

 ・また自宅でも24時間受け入れられる介護体制も充実している。
  (ケアマネジャー、訪問入浴、ヘルパー、医師、福祉器具、看護師など)

 ・在宅医療にかかる費用/月
   訪問診療、訪問介護、訪問へルパー、訪問入浴、福祉用具レンタル

   約32万円 → 介護保険を適用して約3万2千円に。
           (光熱費・食費などは除く。)

  「家族の方も1つ1つ段階を踏んで、最期の看取りにたどり着くのかなと思う。
   その方が家族の方もある程度心の準備も出来てきていいのではないかな。」


 ・87歳の父を自宅で看取った息子さん(54歳)

  「親父が望むことは何でもやってやりたかったし、
   病院で最期は迎えたくないって親父の意向だったから
   (病院だと)多少の延命はできるかもしれないけど
   色々と管を挿されて、たとえ1ヵ月延びたってしょうがねぇもんな。
   助からないんだったら。

   苦しんだ人は眉間にシワが寄るっていうからな。
   キレイにしんだよな、親父はな。
   それで良かったと思うよ。 」


 ・いつか必ず訪れる“命のゴール”
  最期の瞬間をどう過ごすのか、改めて考えておくことが求められています。


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┗■医療費問題

 ◆医療費    39兆3000億円

 ・10年後には 60兆円になると試算されている。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・VTRで紹介された在宅医療された方々は幸せな家庭環境を築かれていると思う。
  今や半数以上が救命緊急センターに担ぎ込まれたような家庭なのではなかろうか。

┣・私自身もどちらが実家を継ぐかと問題で、地元に居続けたい弟夫婦に親共々譲った
  クチだ。親の介護を直接看なくてもいいという点も確かにあるが、己を看取っては
  貰えない環境に置かれたことを強く意識して、将来を真剣に考えなければいけない

┗・ハッキリ言えば「延命」ならぬ「断命」を社会的に認めざるを得なくなっていると
  思う。私のような単身生活者の終末期をどうすべきか。ある程度の指針を国として
  示さなければならない。それを他国が最も注目している高齢化問題の解決策なのだ
  と私は思う。

  → この問いに対する先輩の答えが先日“社会問題”を引き起こした。
    ツケ回し(?)は限界にきている。施行する者だけが悪いのではない。
    施行を任せる、投票・審議する我々の意識改革こそ最重要課題なのだ。
    このままでは模倣する者が続くと私は思います。五輪など格好の・・・ (苦)