2015/04/15(水)<深刻…家庭“残薬” 訪問医師がムダを撲滅>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓特集 <深刻…家庭“残薬” 訪問医師がムダを撲滅>
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┣■驚きの実態! 飲み残し“残薬”
◆飲まない薬が処方され続け、山のように溜まってしまう。
・訪問医療したほとんどの家庭で溜まっている“残薬”。
・夫の糖尿病の薬を飲もうとした妻。誤飲してしまう事故を招く可能性も。
・『ジェネリック医薬品』名前が違う薬が多種・発売され続け、医師でも
把握しきれない。薬の辞典で医療関係者が調べるあり様。
・医療費の無駄。減らす取り組みが必要。
・血液検査をして不要の薬は使わせない。種類半減、薬代約2割減にも。
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┣■75歳以上の処方薬(高所得者を除く。)
◆9割が保険料と税金、1割が自己負担。残薬は税金と保険料のムダ使い。
『多剤投与』
◇79歳の女性
・1日に11種類・18個の薬を飲む。
「一粒残っても水を飲んで流しちゃうから2杯は飲みますね。
お腹ばかり一杯になっちゃって・・・ 」
・訪問医師が薬剤師に問い合わせると、11種類から8種類に減らせた。
【厚労省】
・残薬が高齢者75歳以上の分だけで、500億円/年と試算するが
訪問医師は1兆円とかそういうレベルで薬が埋蔵されているのではないか。
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┗■若い人からも“薬”の相談が、、、
◆『精神科』の薬の相談が特に目立つ。
◇39歳の男性
・精神科で12種類、内科なども合わせると1日で24種類の薬が出ていた。
典型的な『多剤投与』。こんなには飲みきれないと、飲む薬を自分で決めていた。
・半分しか飲んでいなかった。自覚症状がある薬だけ飲んでいた。
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◇統合失調症で生活保護を行けている女性51歳
・精神科の薬が大量に出され『多剤投与』となり、肥満に。今度は糖尿病の薬が・・・
・精神科の薬が11種類、内科の薬が5種類の計16種類。
精神科の薬は調子が悪い時だけ飲んでいる。
・生活保護者の薬代は全て税金。精神科の薬代だけで14万円/年。
・飲まないのであれば、担当医に薬を減らせないか相談する。
1個でも減らすようにしないと。薬を勝手に飲んだり飲まなかったりはいけない。
◆高齢者以外の残薬。その実態は不明。把握されていない。
◇長尾和宏 医師
・日本人が薬好きである。“お薬信仰”があるというのが一つです。
それと医学・医療が細分化して、専門化・細分化しているから
それぞれ(の診療科)にかからなくちゃいけない。
◆厚労省は残薬を減らす具体的な対策の検討を始めた。
家庭に眠る税金と保険料のムダ『残薬』。あなたの家にもありませんか?
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・その後、各局で競うように取り上げられるようになった『残薬問題』。
ホント良かれと思うと右に習えだよなぁ。それなら自局は別の問題を見つけ
取り上げようという気構えはないのかね? 給与の方はさすがにバラツキが
目立ってきたらしいけど。(大笑)
┣・健康診断で血圧異常を指摘されて医師にかかると、大抵の人がそれ以来
薬漬けの生活になっているようです。50代の高血圧者など圧倒的な数を
示すのではないでしょうか? 朝の薬、昼の薬、夜の薬。1回でも忘れると
どんどん溜まってしまうのは勉強も薬も同じようです。(苦笑)
┣・厚労省の具体策は紹介されませんでしたが、マイナンバーで処方された薬
および処方した医師を記録するのが、医療費削減も含めて効果的でしょうね。
『個人情報』という壁がありますが、税金というドリルで穴を開けそうです。
┗・逆に残薬から「患者が飲まない薬ランキング」など公表するのも抑止力に
なるかもしれませんよ。(笑)