2015/07/14(火)<国会周辺に反対2万人超 『安保法案』あす“採決強行”へ>
【NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <国会周辺に反対2万人超 『安保法案』あす“採決強行”へ>
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┣■『安保法案』与党あす“採決強行”へ
2015年7月14日
午後9時頃
< 戦争法案廃案!
強行採決絶対反対
NO WAR NO WAR BILL 許すな!戦争法案
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 >
< 戦争立法と外務省・・・
官僚“安保マフィア”
お前たちも許さないぞ !!
兼原信克、谷内正太郎、高木澤將林
↑主格 >
・国会に向かって法案反対に声が上がり続けている。
出発から2時間半以上経過しているがこの長い列、途絶えることはない。
「戦争法案、絶対反対!」 <戦争させない>
<アベ政治を許さない>
・国会は今夜『安保関連法案』に反対する一般市民らに取り囲まれた。
熱気に溢れ、官邸と国会に向かって法案反対の声が上がり続けている。
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◇江渡聡徳 筆頭理事 自民党
明日、締めくくり総括質疑。そして討論採決まで提案させていただきますと。
与党側
【自民・公明】
明日の衆院特別委で『安保関連法案』採決を決定。
◇長妻昭 代表代行 民主党
これだけ国家の最高意思決定をする時に、漠とした答弁のまま強行採決をやると
将来に禍根を本当に残しますよと。
野党側
【民主・共産】など
採決欠席の構え。 → 与党は単独でも採決を行う方針。
2015年7月14日
午後1時頃
『自民・公明・維新 安保対策協議』
一方で自民・公明などと修正協議を行うなど独自の路線を歩んでいた維新の党は-
◇馬場伸幸 国対委員長 維新の党
“信義”というものは無いんやね。
Q.委員会も欠席?
A.出て行かれへんよね。 【維新の党】は
「出てくるな」という意思表示されてるわけやからね。→ 採決欠席を決めた。
◇麻生太郎 財務相
もう議論は出尽くしていると思うし、野党側の質問する方々もほぼ同じ話だから。
◇菅義偉 官房長官
いつまでもダラダラとやるべきではないという風に思っております。
・議論は尽くされたと閣内から相次ぐ中、
◇石破茂 地方創生相
国民の理解が進んでいるかどうかは、う~ん、各社の世論調査の通りであって、
う~ん、まだ進んでいるとは言えないと思います。で、あの数字を見てですね
「国民の理解は進んできた」ということを言い切る自信は私にはあまりございません
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┣■国会周辺に2万人超 広がる「反対」
2015年7月14日
午後7時過ぎ
【日比谷野外音楽堂】
『戦争法案“廃案!”強行採決“反対!”7.14大集会』
主催 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
◆国会の外でも安保法案に反対する動きが今日も広がった。
◇佐藤学 教授 学習院大学
強行採決によって「戦争をする国」へと変えようとするこの暴挙を
私たちは断じて許すことはできません。
・国会に近い【日比谷野外音楽堂】では学者や文化人、一般市民らが反対集会を開いた
参加者2万人超(主催者発表)。
会場には安保法案に反対するアイドルグループ『制服向上委員会』も歌を披露。
◇制服向上委員会
国民の意見をしっかり聞いてないなっていうのが一番で、ちゃんと聞き入れて
私たちを納得させてから、なんか政策でも何でも進めて欲しいなって思いますね。
*キッパリ*
◇落合恵子 作家
私たちが憲法の中で持っていた「専守防衛・個別的自衛権」で十分対応できることを
なぜ・今・より危険な方向に、それから世界はやっぱり平和を求める声で満ちている
のに、それをも蓋をして進んでいくのかと。私は納得いかないです。(笑) *頷く*
・【日比谷野外音楽堂】は3千人余りを収容できるが、入りきらなかった沢山の人達が
既にこの後に行われるデモ行進に向けた準備を進めていた。
国会へ向け、抗議の行進を行う参加者達。
戦争をさせないぞぉ! 戦争をさせないぞぉ!
戦後後進する(?)戦争法案反対ぃ!
◇デモ参加者 20代の女性
市民も専門家もこれだけおかしいと言ってるのに、
どうして立ち止まって、議論をしないのかって。 ※少し興奮気味
◇デモ参加者 初老の男性
我々の力で阻止しないと。一生懸命ね、みんな反対運動やってるので
是非、安倍さんも分かってくれると思う。 ※涙目で語る
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◆反対の動きは国会周辺に留まらない
2015年7月14日
午後6時半過ぎ
【京都大学】
『 学者の会 × SEALDs KANSAI
7.14緊急シンポジウム
#本当に止める 』
◇SEALDs KANSAI
おかしいと思ったら、おかしいという風に声を上げていくことが重要だと思っていて
つぶそう!戦争法案
・憲法違反の集団的自衛権反対!
・言論弾圧を許すな!
・平和と民主主義を守ろう!
戦争をさせない! 集団的自衛権
7.29、安倍政権への怒りのデモ行進へ
日時 :7月29日(水) 午後6時30分集合
集合場所:京都市役所前
主催 :戦争をさせない京都1000人委員会
戦争法案の強行採決阻止
民主労総ゼネストと連帯
7.15 国会大闘争 ※衆議院第2議員会館前の歩道
日時 :7月15日(水) 午前9時~終日 国会前座り込み
正午 霞ヶ関・国会デモ
午後3~5時 国会前集会
呼びかけ:全国労働組合交流センター だれでも
全日本学生自治会総連合 参加OK!
・京都では『安保法案』に反対する学者と若者達が共同で緊急集会を開き
法案成立阻止のため、活動していくことを確認した。
・こうした動きは全国各地で行われた。
2015年7月14日
午後7時過ぎ
【名古屋】
◇デモ参加者 40代の女性
戦争への道を開く法案だから、やっぱり許せないですねー。
2015年7月14日
午後5時半過ぎ
【盛岡】
安倍政権は憲法を守れ~。安倍政権は憲法を守れ~。 ※年配者が多く?弱々しい
2015年7月14日
午後5時半過ぎ
【長崎駅前】
強行採決は許さないぞぉ!強行採決は許さないぞぉ! ※年配者大多数も
拳を振り上げて力強い!
◇デモ参加者 ご高齢の男性(住職)
これ間違ってるよ、これ違うよって最後まで叫び続けるってことが
とても大事なことじゃないかと・・・ 。
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<2015.7.14の安保法案抗議活動> ※【NEWS23】調べ
全国で22地点で抗議活動が行われた。
※北海道と四国は0。
9条守れっ! 9条守れっ! 9条守れっ! 9条守れっ!
・こうした各地で広がる反対の声を他所に、
【政府与党】は明日採決を強行する方針を崩していない。
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┗■スタジオにて
◇膳場貴子 MC
【政府与党】は審議時間が110時間を超えたと言っていますけれども、
「これで十分だ」と言いたいんでしょうけれど、まだですね、
国民の疑問が解消されたとはとても言えない状況です。
<『安保法案』審議は尽くされた?>
議論1:「存立危機事態」とは?
◇岩田夏弥 官邸キャップ TBS政治部
“あいまい”だと追求した結果、“あいまい”なことが分かった。
「存立危機事態」の認定について
2015年6月26日
◇安倍首相
ミサイル発射の警戒をしている米軍の艦艇に対し、
ミサイルが発射されたという段階。
2015年7月10日
◇安倍首相
米国への武力攻撃が既に発生。我が国への攻撃が切迫。
米艦が攻撃される明白な危険という段階。 ※ミサイル発射前から認定と
解釈が広がっている。
Q.なぜこのような解釈になるのか?
A.【政府与党】からすれば・・・
“あいまい”だからこそ抑止力が高まる。という考え方があるのでは?
敵の立場に立てば「日本はどこまでやったら反撃してくるのか」
判るより判らない方が手出しをしにくくなってくる。ということ。
但し基準が“あいまい”だということは相当程度【政府】に委ねるという
ことになり、そこは非常に問題が孕むところはある。実際に今回の答弁も
解釈が広がってしまっている。
◇岸井成格 アンカー
それに『集団的自衛権』がそもそも何なのか。これまた曖昧になってきて
いるんですよねー。つまりここに出ているミサイルの、朝鮮有事的なもの
でも、『日米安保』と『周辺事態法』で十分対応できるのではないかなと
いう疑問が1つありますし、それからなんといっても今回の『安保法制』
の狙いは、米軍が関わっている紛争地や戦場にいつでもどこでも自衛隊を
派遣できるようにする。少なくともそこに道を開くというものだとそこを
ハッキリとさせていないんですよね。
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議論2:「合憲?」「違憲?」
◇岩田夏弥 官邸キャップ TBS政治部
“最強メンバー”が作った“最強の論理”で説得しきれず。
自民党・高村 副総裁、公明党・北側 副代表、横畠 法制局長官
安保にも精通した弁護士議員 + 法の番人 = 合憲に絶対の「自信」も・・・
↓
憲法学者らから「違憲」の声が相次ぐ。
【政府側】としては過去の最高裁判決「砂川判決」1959年12月を持ち出して
「これは合憲だ」という説明をしたのだが、ただその中で国民の幸福追求の
権利が根底から覆される事態、などと言っても「それは何ですか?」と
なかなか分かりにくさを脱却しきれなかったということなんですよね。
と繰り返し答弁しているが、法案に疑問を持つ人からすると「じゃあ今回の
法案だって本当に合憲か違憲なのかを判断するのは最高裁に訊かなければ
分からないじゃないか」って疑問を持たれても仕方がないところがある。
ですので仮に成立すればそうした“訴訟リスク”というものも起きてくる。
◇岸井成格 アンカー
それと問題なのは、安倍内閣の一番の狙いは『憲法改正』なんですよね。
それは「戦後レジームからの脱却」の本丸なんですけれども、それが
なかなか難しいってことで、最初は9章の96条を改正するってことで
「3分の2以上」ってのを「半数」ってハードルを引き下げようとした。
これもなかなか世論の反発があったんで、それで『憲法解釈』を変えよう
となったわけですですよね。それで今回の安保法制を作っちゃったという
わけですから。そのために「合憲」であるという理屈を「砂川判決」とか
いろいろ持ってきて捻り出してるという、そういう無理がちょっと感じる
んですけどねー。
◇岩田夏弥 官邸キャップ TBS政治部
【政府与党】は「このまま何もしなくてもいいのか?」って逆に問うのですが、
【野党】も含めて何もしなくてもいいとはみんな思っていないと思うんですね。
ただやっぱりこれらを見ますと、相当程度を【政府】に委ねる部分が出てくる。
ということは絶対“【政府】に対する信頼”がなければならないと思うんですね。
「この政府なら任せられる」。ところがこの間、審議を時間を費やしてでもですね
やっぱり、むしろ支持率は下がってきている。これはやはり重く受け止めないと
いけないと思いますよね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・これまでもより多く取り上げてきた今回の『安保法案』だが、正直ここにきて
私自身考えが混乱してきている。先日NHKで放映された歴代首相の思惑だが
これまで自分が思い込んでいたことと“まるで逆”だったからだ。(驚) ただ
日が経つにつれてそれも現政権に有利に働くプロパガンダなのではと思えるし
よく整理しないといけないと思いを強くした次第。こうして気になった報道は
率直に上げるが、やはり裏も取ってよく比較・検討しないといけないと思う。
┣・この酷暑の最中“絶対悪”戦争反対のデモをする人達に素直に敬意を表するが
筋の通らない安倍政権同様に、代替案が何ら示されないデモ隊の面々に安易に
参加する気にもならないのが私を含めた第三者・傍観者としての意見だろう。
┣・どちらも「自分に酔いしれている」ようにしか映らなかった。段取りを守れず
また指し示す代替案がないモノなどに自分を投じる者が果たしてどれだけ存在
するであろうか? 自分の悪い口癖をあえて書けば「気持ち悪い」のだ。
┗・ポピュリズムの落伍者となった安倍晋三。リベラルを盛んに訴える無策な大衆。
この世で一番強いのは自生できる動植物と農家さんくらいでしょうかね。(苦笑)