世界初!! フランスで男女ペアの選挙戦
2015/03/30(月)<世界初!! フランスで男女ペアの選挙戦>
【NHKニュースウオッチ9】 http://www9.nhk.or.jp/nw9/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓ピックアップ <世界初!! フランスで男女ペアの選挙戦>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=150330_1
男女がペアで立候補するという世界で初めての方式で選挙が行われました。
これまでにない方式で行われた今回の選挙。日曜日(29日)にフランス全土、
98の県で一斉に行われました。ここまで大胆な選挙制度改革に踏み切ったの
には、どんな理由があったのでしょうか。
┗■女性議員の割合(フランス)
・国の議会 25.8%
・地域圏議会 48.0%
・県議会 13.9% ※日本の都道府県とほぼ同じ規模
・コミューン(市町村)議会 40.3%
※後日、【ひるおび!】 2015/04/01(水) にて詳細に解説されていました。
http://www.tbs.co.jp/hiru-obi/
・立候補・投票は満18歳以上。
・必ず男女ペアで立候補する。
・ペアになるには同じ政党や会派に属している必要はない。
・各選挙区から男女1組が当選。(必ず男女同数になる。)
・当選後はペアを解消、それぞれ独立して職務を行う。
あくまで選挙のためのペアに過ぎない。
<実際の苦労話>
・元々政治に参加する女性が少ないのでペアを組む候補者探しが大変だった。
・考えや政策が違うのに無理矢理ペアを組んだケースもあった。
・政党は異なるも保守系という大きな枠組みでペアを組む男女もいた。
・同じ職業のペアは支援団体が偏ってしまうため避ける傾向があった。
・2組の獲得票が同数(1947票)だった。
得票数が同じ場合、2人の合計年齢が高いペアが当選する規則が実施された。
ちなみに日本の場合は「くじ引き」。
・その他の規則
補欠も同姓にする。/選挙資金の財布も2人で1つ(共有)とする。
増田正 高崎経済大学教授
フランスの考えは、むしろ異なる会派や政治団体が、単なる選挙戦略に留まらず
地域政策の実現に向けて連携するようになることが期待されている。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・今週からNHKの各番組・キャスターが一新。朝の顔であった鈴木奈穂子が
夜9時台へ!(驚) 初回の今宵は元気がありすぎてまるで朝に視聴している
みたいだった。(笑)
┣・非常に面白い仕組みだと思う。これならば性別による格差問題も生じ難いはず。
古来よりあった男女間の役割分担もより自然に見直されることになるだろう。
こういう面でのフランスの斬新な取り組みは高く評価できる。
┣・国会議員は真に実力のある一人立候補として、県議会以下は必ずペア立候補
と日本でもすればいい。同性愛問題も絡むので性別は問わずに。同性ならば
その立候補ペアは同性愛者だということで。
┗・従来ある制度を変えるのは抵抗があると思うので、道州制導入時には是非とも
取り入れてほしい。
ペア立候補でなくとも、男女1人ずつに必ず投票すればいいだけかも。(苦笑)
ペアの場合どちらか一方が嫌いだからという難問が残ってしまう。
しかしバラバラだと女性の立候補者が少ないままになってしまうのか・・・