『次世代型路面電車』 揺れる計画
2016/12/21(水)<『次世代型路面電車』 揺れる計画>
【首都圏ネットワーク】 http://www4.nhk.or.jp/P350/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓首都圏 取材 FILE <『次世代型路面電車』 揺れる計画>
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『LRT』(次世代型路面電車)
市などでは幹線道で起きる『渋滞の解消策』として計画を進めてきた。
ところが-
2016年9月
【宇都宮市】
「LRT、反対ぃ!」*テクテク*、*ヨタヨタ* 「LRT、反対ぃ~!」
路面電車導入反対
LRT STOP
宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会
LRT 住民投票拒否 LRT鉄道はいらない ムダの塊LRT
議会が決める !! 渋滞招くLRT 大通りはLRT優先 車は一車線
合法強権市政 NO 利権がゴリ押し 車道の上にLRT鉄道はいらない
反対理由 | 宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会 公式サイト
そして今月-
2016年12月12日
【宇都宮市】
◇佐藤栄一市長
今年度の着工は困難な状況であると考えております-
LRT
がまちを変える!
LRTは「Light Rail Transit(ライトレールトランジット)」
の略称で次世代型の路面電車です。
宇都宮市総合政策部交通政策課
www.city.utsunomiya.tochigi.jp
今、その計画が大きく揺れている。その背景には何があるのか、取材をした-
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┣■揺れる『次世代型路面電車』
『LRT』Light Rail Transit(ライトレールトランジット)
・低い床で乗り降りがしやすく、高齢化が進む中で「市民の身近な足」として期待され
【富山市】などでの導入例が知られている。
・【宇都宮市】でも導入が検討され、今年度中の着工と3年後2019年の運行開始を
目指して計画を進めてきた。しかし今、その計画が“大きく揺れている”という。
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【NHK宇都宮】より
宇都宮市による
『LRT構想』
・「交通渋滞の緩和」や、今はバスなどしかない「東西を繋ぐ交通手段の整備」を
目的に、約20年前1996年に検討が始まった。
・全国で初めて「線路」も含めて「ゼロから整備」するものとなる。
・現在、計画として具体化しているのは
【JR宇都宮駅の東側】から東の【芳賀町の工業団地】までを結ぶ14.6km。
※宇都宮工業団地、鬼怒川、清原工業団地を経由する形となっている。
総工費は国の補助金などを含めて「約458億円」と試算されている。
www.youtube.com ※西口がメインですよね。古くから栄えているので古びた建物・商店街通りで。
www.youtube.com ※【広島】は大都市ですからね。アレは完全に市民の足となってました。(笑)
www.youtube.com ※観光客は餃子だけ食えればいいので、市街地巡りまでする者は少ないと予想。
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Q.ルートも具体的に決めていながらも、市側は今年度中の着工を断念したわけだが
一体その背景には何があったのか?
A.
【NHK宇都宮】
◇櫻井亮 記者
【市】は「協議や調整に時間が掛かっている」と説明していますが、
市民の間に根強く残る「計画への反対の声」が無視できない状態になっている
ということは間違いありません。
【経済界】を中心に「事業の経済効果」を期待する声はあるのですが、
「そこで利用するのは限られて地域の人だけではないか」
「かえって渋滞がひどくなるのではないか」など
採算性や効果を疑問視する声が多く挙がっているんです。
2016年7月
【宇都宮市】
計画を認定した『国の審議会』も「異例の公聴会」を開いて
市民の意見を幅広く聞くなど慎重な対応を取ってきました。
そんな中で行われた
先月2016年11月20日
『宇都宮市長選挙』(栃木県知事選挙と一緒に行われた)
新人候補
◇金子とおる
私が市長になり、LRT路面電車は中止させますッ!
「LRT計画への賛否」が最大の争点だとして、新人候補が告示の2ヵ月前に立候補
を表明。4選を目指す・佐藤 現市長に挑みました。
*バンザーイ !! * *バンザーイ!*
結果は8万9000票余りを獲得した佐藤栄一市長が当選。
しかしその差は僅か6000票余り。
計画を疑問を持つ市民が少なくないことを伺わせる結果となったのです。
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Q.計画を進める市側としては厳しい結果となったが、今後はどうなりそう ??
A.
【NHK宇都宮】
◇櫻井亮 記者
ハイ。冒頭でお伝えしたように今月2016年12月12日の市議会で佐藤市長は
「今年度中の着工の断念」を表明しました。
今後の対応については次のように認めています。
2016年12月12日
『宇都宮市議会』
◇佐藤栄一市長
将来の街がどのように変わっていくのか、生活がどのように変わっていくのか
イラストや漫画・映像などによりまして、一目見て分かるよう工夫するー
全庁一丸となって、より一層の市民の理解の促進に取り組んでまいります-
・「高齢化に対応するためにも“新たな公共交通”の整備が必要だ」と改めて
訴えていきたいとしている。
【NHK宇都宮】
◇櫻井亮 記者
元々あった線路を使うのではなく「ゼロから作り上げる」全国でも初めての
計画として注目されている【宇都宮市】のLRT計画。
事業規模が大きく、人の流れ・街のカタチを大きく変える可能性があり、
そこに住む人の幅広い声は必須だと思います。
【宇都宮市】などには「なぜこの事業は今必要なのか?」これまで以上により
分かりやすい説明と、事業を進めるに当たって市民の声に耳を傾ける姿勢が
改めて求められていると感じました。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・「利権」は【市】側だけの話ではありません。【住民】側にもきっと根深くネチネチ
とあるんだと思います。(苦笑) 『コンパクトシティー構想』が思い描くほど易々と
進められない良い実例だと思い、メモさせて頂きました。デモ参列者も多く(高齢者
ばかりでしたが)HPもしっかりとあるので、既に大勢の方がご存知の様子。
┣・【富山市】の場合は肝心の若い世帯が高騰した市街地に住めなくなって→安い郊外へ
働き・消費が旺盛な若い世帯を求めて市場も郊外へ。郊外は不便なので車所有が加速
「市場にも乏しい市街地優先のLRTなど乗らないよ」となりますわな。若い世代は
病院などもそう通わないしね。老弱男女ばかり集めて活性化を失わせてしまった等と
酷評されてますね。「ショッピングセンターの郊外建設」を行政で止めない限り×。
「お買い物>病院・福祉」だったとはね。「学校」は教育委員会が煩かったがために
既に各地に均等に分散されてしまっているだろうしね、地方では特に。。。
┣・それでも『北陸新幹線』によって【富山市】はまだ観光客のお立ち寄りが期待できる
(競輪場とも直結してるんだね。ギャンブラーの巡礼地としての可能性も期待大(笑))
恵まれている方かもしれません。【青森市】もLRTはないけどコンパクトシティー
目指していたのか。汚いトタン屋根(?)の魚市場がデパ地下へと移ってしまい、情緒
を失い、個人的にガッカリシティー化していたのですけれども(青函線は古があって
メッチャ好きなんですけどね(^^ゞ)
┣・【国土交通省・都市計画課】の失政か。北方領土返還も延々と正面に大段幕を掲げて
忘れません!宣言してたけど、二島どころかまたゼロ回答で失敗だもんなぁ。歴代の
責任者をズラッと顔写真付きで並べ掲げた方がいいんじゃないかって思うけど?(爆)
┣・財政的に本当にヤバければ市街地から離れる程に公共料金に「距離負担」を付加する
とかして訴えないとダメだと思う。こういう調整を【国】と詰めて決めればいい。
また市街地優先になると「既得権益」が生じるので、既得権益者は重い固定資産税を
賦課してバランスと取るとか。。。 面倒臭いねぇ。至る所【国立公園】に定めてさ
住める場所を絞って“無理矢理コンパクトシティー構想”もありかと思えてきたな。
あとは単純に国民一律の社会保障・福祉金額を定めてしまって「大>小」明確にして
弱小地域を見捨てるくらいのことをやらないと、思い描くような都市環境はできない
と思います。【夕張市】はまだ目立っているから全国から支援・支持を得られますが
これ一斉にやったら他の市など構っていられませんからね。弱肉強食の世界というか
それでも不便な市町村に住みたい人は「自給自足でお願いします」と公言すべきです
┗・「権利」ってさ、認めているとキリがないよ。ハッキリ言うけど。
自分の生活・生命くらい、自分で責任取れるようにならないと。
凶悪犯罪的なものを優先して【警察】【行政】には動いて貰わないといけません!