2016/01/27(水)<1冊10分!驚きの超“要約”>
【Newsモーニングサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓特集 <1冊10分!驚きの超“要約”>
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読書をしたいと思っていても「なかなか時間が取れない」という人も多いのでは?
そんな中、分厚い本でも“僅か10分の長さで読める”「要約」を手掛ける企業が
急成長している。
その驚きのノウハウとは ??
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┣■ビジネス書が10分で読める 超“要約”が人気
東京都渋谷区
【MOJA in the HOUSE】※洒落たカフェ
MOJA in the HOUSE|Brands|CAFE COMPANY
◇IT企業に務める30代後半の男性
なかなか読書の時間が取れないことが悩みだという。
そこで利用しているのがビジネス書の要約サイト【フライヤー】flier。
「このアプリ使ってみて、事前に要約を読んでから本を選べるので
“本選びによる失敗”とかあと“時間のロス”みたいなところが
すごく無くなった気がします。」
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【フライヤー】flier
・ビジネス書を僅か“10分”で読める長さに要約する。
最新のものからロングセラーまで幅広く配信している。
・一万部売れればヒットと言われるビジネス書。
そんな中【フライヤー】は、
会員数6万人以上
月額540円~ に伸ばしている。
・同社は社員僅か6人のベンチャー企業。
◇大賀康史 CEO フライヤー
経営コンサルタント出身。同僚と共に2013年に起業した。
Q.“10分”で読める要約とは?
A.
例.『アリババ 中国eコマース覇者の世界戦略』
著者は中国の巨大ネット企業【アリババ】の元副社長ポーター・エリスマン。
知られざる経営の内幕が描いている。
【フライヤー】式要約法1:内容を大胆に凝縮
・前半の100頁弱は著者が【アリババ】に参画されてからシリコンバレーの
オフィスを一時撤退するまでの間が描かれている。
要約の中ではその部分に関してはコンパクトに5行でまとめている。
※折り段落の紙面で「最後まで生きる」の見出しの下、63文字に。(苦笑)
【フライヤー】式要約法2:印象的なエピソードは極力そのまま生かす
・【アリババ】が当時世界最大と言われた【イーベイ】と中国市場で正面から
戦うと決断したシーンがある。この部分は要約の中では必読ポイントとして
より詳しく2頁にわたって紹介している。
◇大賀康史 CEO フライヤー
要約と言ってもあのポイントの羅列になることは避けなければいけない。
読み物としてもですね、面白いものを提供していきたい。・・・
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【みすず書房】 ※ビジネス書や文芸書などを手掛ける
◇中林久志さん みすず書房
【フライヤー】のオフィスを訪れた。
中林さんはベストセラーとなったトマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』
を手掛けている。
・実は【フライヤー】は日本語版の発売1週間前に同書の要約を配信。
ピケティブームの“火付け役”となった。
◇中林久志さん みすず書房
スタートダッシュに与える影響はかなり大きかったと思っています。
・本の中身を知ってもらうメリットは大きいと話す。
“要約の力”を借りて、次のベストセラーを狙っている。
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◆【フライヤー】flierの「本選び」
・出版社からの持ち込みに頼っているわけではない。
◆大型書店に頻繁に立ち寄り、新刊や平積みをチェックしている。
◇苅田明史 取締役 フライヤー
今、何を求められているのか、書店さんなりに答えを出しているのが
この部分・売り場かなと思うんですよね。それはやはり重視するようにしています
◆要約する本を決める2週間に1度の「選書会議」。
社員は、編集者/書店員/ITエンジニアなどの経歴を持つメンバーが
「これは」と思うビジネス書を持ち寄る。
会議で選んだビジネス書を1~2週間掛けて要約し、一般の本と同じように
編集者が校正する。
◆著者自らのチェックで要約の質を高める
東京・恵比寿
【クックパッド】レシピサイト大手
『クックパッドのデータ分析力』
・同社【クックパッド】のデータ事業を扱ったビジネス書の要約を
著者である中村耕史さんに見てもらった。
・書評などで普通は行わない著者自らのチェックによって要約の質を高めるという。
◇中村耕史さん クックパッド
コンパクトにキレイにまとめて頂いて、
コレを読んだら本を読まなくてもいいんじゃないかと。(苦笑)
◇大賀康史 CEO フライヤー
いやいや。(苦笑)
◇フライヤーの女性社員
その先を読みたくなるように思って欲しいなぁと。(苦笑)
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◇大賀康史 CEO フライヤー
かつてコンサルタント時代に「読書」からビジネスのヒントを多く得てきたという。
「本の魅力を伝える新しい仕組みを作りたい」という。
電車の中でスマートフォンを片手にですね、本を読むきっかけというのをあのぉ
入手することができたら、非常に読書をする習慣を底上げすることができるのでは
ないかなと。
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┗■スタジオにて
◇佐々木明子 MC
今日はスタジオでも色々な意見があったんですが(笑)、鈴木さん、どうですか?
今の話。(笑)
◇鈴木恭輔 為替ディーラー ソシエテジェネラル銀行 ※企業の為替戦略も
そうですね。今までは読んだ人のレビューをね、参考にするっていうのはやって
いたのですけど、こうやって「要約」が出てくると非常に助かるかなと思うんです
けど、ただ「人それぞれで結構大事なポイント、読みたいポイントがちょっと違う」
ので、そこまでどうやって応えられるのかなっていうのは、ちょっと?だったんです
けれどね。(笑)
◇佐々木明子 MC
私は「要約」を読んで満足しそうですけどね。(苦笑)
◇林克征 キャスター
ね?(笑) これが本の購入に繋がるといいなと思いました。
以上、特集でしたー。*ニコニコ*
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・つい先日、NHK【NEWS WEB】で「読書」する行為自体は減っていない・
その形態が変化している(電子書籍や図書館利用など)と指摘していましたけれど
確かにその通りだと思います。特に「図書館の影響は大きい」とヘビー利用者である
私自身実感してますね。これまで月に数万円も購入していた書籍代が激減している
のは確かです。だって無職なんだもん。(^^ゞ
┣・電子書籍も何冊か所有していますし、定期購読者へのサービスとして電子版でも見る
ことが可能となっておりますが、正直ほとんど利用していません。多くの方々が多分
「蓄積DB」と化しているのではないでしょうか? 長く読んでいると目がチカチカ
してきますし、電化製品なのでラフに扱えず、変に気を遣ったりするんですよね(笑)
┣・それに比べて図書館は「紙の書物」そのものですから、馴染みもあって抵抗感が無い
わけです。しかもタダですし。そして今の図書館は利用者に対する対応が神レベルに
なっています。これには驚きました。よっぽど民間人からの苦情を恐れている証しだ
と思われます。(苦笑) 民間の書店員より対応が良いんです。ちょっと“やりすぎ”
のようにも感じますね。
┣・また今回取り上げられた【フライヤー】の他にも、だいぶ前から要約サービスは存在
しています。ビジネス雑誌でたまに広告が掲載されていますが【TOP POINT】など。
実は私も同社の3年定期購読者だったりします。毎月小冊で10冊選別して紹介して
くれています。
┣・ただねぇ、次の定期購読はもう行わないつもりでいます。結局「要約」で前半分だけ
一部だけなど“隠されている”部分があるんですよ。完璧データ主義者としてはこの
状況は戴けません。(苦) 月1千円取られるんですよね、この「要約」サービスに。
┣・著者や出版社の利益を損なわず、本の内容を紹介するにはどうすれば良いのか ??
私が考えついたのが別途ブログ『1+ 図書』での目次紹介&大まかな感想です。
気に入った記事のタイトルを述べ、また相当感じ入ったものは興奮冷めやらずに熱く
語っております。(笑) 毎月10冊前後は当ブログを経由してご購入して頂いている
ようです。アフィリエイトとして1冊「数円~50円」程度、おこぼれを頂戴して
おります。<(_ _)> 労力が報われて感謝感謝です。この程度であれば出版した側も
利益が得られるんじゃないですかね? いや、中には辛辣に語っているのもあるけど
それは中身がショボいんだから自業自得でしょ?(爆)
┗・情報を提供する/得る、せめぎ合いも大変です。ボケ~としていては豊かな生活は
送れない時代になっているのは間違いないとは思うんですけどね。どうでしょうか?