安保法制(40) 「賛成」「反対」私の考え
2015/09/22(火)<安保法制(40) 「賛成」「反対」私の考え>
【NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓変わりゆく国 <安保法制(40) 「賛成」「反対」私の考え>
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┣■安保関連法』成立で・・・
◆歌い続けて50年 今思う戦後の歩み-
◇加藤登紀子(71) 歌手
絶えずアメリカは戦争をしてきたわけですね。
この「平和のために」という言葉の中で、「安全保障のために」ということで
だからその言葉には本当にあのぉ大きな・・・ “危険性”がありますね。
※少しずつ噛みしめながら話されていた
まさしく今までこの大きな戦争の大火をくぐり抜けた国として
その全ての失敗に対して、報いるための可能性を『平和憲法』の中で持ってきた
わけです。
だからここでそれを“台無し”にするっていうのは
とっても世界の、あのぉ大きな未来へ向かおうとする流れの中で逆行していると
思いますね。
この法律そのものも、行使されることがあるとすると、その度にあの
“大論争”にならなきゃいけないし、*ウーン*、行使されることがないように
見守る、それが私たちの仕事でしょうね。ウン。 *噛みしめるように頷く*
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◆「三島由紀夫は反対する」
・三島由紀夫の死をきっかけに、
“自主独立”を訴える【一水会】を立ち上げた。
三島由紀夫が今(今回の『安保法制』を)聞いたらそれは「反対」だと思いますね。
だって三島由紀夫はあの時もその
「自衛隊はこのままでは“魂のない武器庫”になってしまう」と
「アメリカの“傭兵”になってしまう」と言ってた。
今のは全く“アメリカの傭兵”だと思いますよ。
日本は戦争中のことだって「なかなか反省できていない国」なんですから、
さらにこれからその同じようなことをやって、僕はもうちょっとねぇ不安ですね、
それは。
僕はやっぱりそのぉ、自衛隊はものすごく支持してますし、その人達で日本を守ると
ね? どんな災害があっても自衛隊があるから安心だってありますよね。
で、それがその世界に出て、外国に出て行って、アメリカと一緒になって戦うと
そえはものすごい危ないと思いますよね。
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◆陳腐な言葉が横行した
◇武田砂鉄(32) ライター
・何気ない言葉から『社会心理』を批評し注目される。
これだけ“陳腐な言葉”が横行したことって今までなかったと思うんですよね。
まあ特に象徴的なのは『戦争法案』という風に言った時に対して、必ず
「レッテル貼り」というような言い方をします。
逆にですね、野党の側も与党が「これは『平和安全法制』です」という風に言う
ことに対して、それもまた「レッテル貼り」だという風に。
双方がですね、「レッテル貼りだ」「レッテル貼りだ」と言うことによって
何が生まれるかというと、そればかりを繰り返していると結局はその力の強い方、
人数の多い方が勝ってしまうということ。
様々なところからじゃあ「対案を出せ」というような言葉が、これもある種
紋切語的に出たということですよね。
でも僕達はその【安倍政権】が「この道しかない」と言っていることに対して、
「何か別の道を示す」という前に「その道がおかしい」ということを僕達は
声を上げているわけなので、国民一人一人が皮膚感覚で感じた「これはおかしい」
ということに対して、やはりもうちょっと聞く耳を持たなければいけなかったのでは
ないかなと思います。ハイ。*頷く*
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◆想像力が足りない議論
◇赤坂真理(51) 作家
・「天皇の戦争責任」がテーマの『東京プリズン』がベストセラーに-
首相や政府与党のやり方が強引だとか、違憲ですらあるかもしれないというのは
よく言われるんですけれども、受け取る私達の側にも少し想像力が足りてないのでは
ないかなと思うところがあります。
「戦争法案反対」という言い方は、先の戦争へのアレルギー反応みたいな感じが
すごくあって、あのぉ「また戦争できる国にしないように」というようなそういう
ニュアンスがあって、それはあんまりリアリティーがある言葉ではないなと私自身は
感じるんですね。
アメリカがやっている戦争というのは、前にあった戦争、日本が今まで参加した
ことのある戦争とは全く違う、「アメリカの対テロ戦争に参加する」ということで
「アメリカが恨まれるように、私達も恨まれる」ということ。
私達を今まで恨む筋合いが全然なかった人達が私達を恨むようになって、
それに対して私達は「知らないことだ」という風に申し開きができない。
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安倍首相『安保関連法案』成立で・・・
┣■祖父と父の「墓前に報告」
2015年9月22日
【静岡県小山町】
◇安倍首相
親父(安倍晋太郎 元外務大臣)と、そして祖父(岸信介 元総理大臣)の墓前に
国民の命と平和な暮らしを守るための法的基盤が整備されたこと(を報告し)
「強い経済」を作っていくことに全力を挙げていくということを誓いました。
・『安保保障関連法案』が成立したことのほか、
昨日で第2次安倍政権発足から1000日を迎えたことも合わせて墓前に報告した。
「全力で国政の運営にあたる」と決意を述べた。
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┗■スタジオにて
◇岸井成格 アンカー
そうですね。皆さんにね、話を聞いてても、アメリカに触れてるんですよね。
これが今度の法案の一つの「核心」なんですね。
米軍との関係についてはよく聞いていると思うんですけれど
「ショー・ザ・フラッグ」それから「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」
それに続いて「第三の段階」に入ったと見るべきだと思いますね。
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【米同時多発テロ】後、
「ショー・ザ・フラッグ」 → 多国籍国への海上給油など行う。
(日の丸を見せろ) (インド洋など)
【イラク戦争】後
「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」 → 自衛隊のイラク派遣を行った。
(地上部隊を派遣しろ)
【安保法案改正】後
「??????????????」 → ?????
(第三の要求)
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◇岸井成格 アンカー
これ端的に言いますとね、今度の法案の「核心」は何かっていうとこれからは
「地球上、いつでもどこでも自衛隊は米軍とともに行動して下さいよ」
ということですね。
ただ非常に問題なのは、アメリカが今戦っているのはみんなテロとか内戦が主流
なんですよね。そうなりますとね、国が相手というよりも自衛隊自体にリスクと
ともに「日本自身が紛争当事国になる」というリスクが高まるという問題がある
と思いますねぇ。
◇膳場貴子 MC
※とても力強い“目力”でその不安・不満の思いを訴えていたように見受けられた。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・長々と語られてきた『安保法案改正』大論争ですが、その成り行きは大体これらの
意見で一致しそうですね。米国の補充兵として日本人が駆り出されることを法案で
認めてしまったというわけです。
┣・「私は自衛隊には入らないから」なんて思っているかもしれませんが、自衛隊員が
皆最初からその職務を希望していたわけではありません。経済的な余裕がなくて、
身内のことも考えて学費無料&給料支給の自衛隊に入隊した方も実際多いんです。
┣・我らの首領が「強い経済」と言ったって「国民皆の生活が豊かに」などとは決して
言ってないでしょう? 駒不足の自衛隊員を補充するために、これまで以上に下々
に対しては施しを減らしてくることが大いに予想されます。「財政的に苦しい」と
下手な言い訳を理由にしてね。豊かに暮らせるのは一部の大企業や霞ヶ関等に通う
連中だけになりますよ、いずれ。そうした選択を「よく分からないから」と放置を
してきた我々デモ不参加の国民が下々から徐々に被っていくだけです。(苦)(怒)
┣・まぁ救いはそうした連中が固まっているってことですかね。。。
┗・また過激になってきた。まっ私は完全独り身なので荒れたら荒れたで対応するだけ。
そーいや『マッドマックス』またやってたね。いよいよ来るかな、あの世界観(爆)
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