急増 就職して「違和感」気づく。大人の発達障害の現実
2015/07/17(金)<急増 就職して「違和感」気づく。大人の発達障害の現実>
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*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓特集 <急増 就職して「違和感」気づく。大人の発達障害の現実>
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“人とどこか少し違う”
“社会生活が息苦しい”
そんな“発達障害”を抱える人達が国内に
推定100万人いるとも言われている。
知られざる大人の発達障害の現実を追った。
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┣■知られざる苦悩
◇埼玉県内に住む40代の夫婦A
・二人はともに発達障害と診断されている。
◆とても綺麗に整頓されている家の中。しかし少し違和感がある。
収納箱や棚には中に入っているモノが一目で分かるようにと
写真やラベルを貼りまくっている。
夫婦共に「モノをどこに閉まったのか場所の記憶が苦手」。
さらに買った全ての洋服も写真に撮りファイリング。同じ服を買わないよう
夫人にとってはとても大事な作業だという。
◇夫人A
・小学校に入る前に発達障害と診断される。
幼少の頃、傘が好きで家の中でもずっと差していた。
注意されても止められなかったという。
・(幼少期は)すごく落ち着きが無いし、いろいろ注意されても全然聞かないとか、
やりとりしていてもちゃんとコミュニケーションが成立している感じがしないとか。
『発達障害』
生まれつき脳の一部の機能に障害がある。
人によって特徴が異なるが、自閉症やアスペルガー症候群などが含まれる。
・夫人の母親は専門家へ相談し、大人になっても困らないようにと
母親が様々な指導“療育”をしてきた。
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◇夫A
・成人後に発達障害だと診断される。
それまで特にケアは受けなかったという。
・(就職して)つまらない仕事だと思ったら全然身が入らないし、
何か会社に行く気も無くなるし・・・ 「不良社員だったんだよ」◇夫人
うん。。。 「別に困んないよね。一人暮らしていけるもんね」
(苦笑)
人の気持ちを十分に推し量れない時があるという。 ※夫人がじゃねぇか?(苦笑)
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◆中古で購入した自慢の愛車。 しかし妻は未だに納得がいかないという。
◇夫A
「(買っても)いいよね?」と妻に聞いたら
「仕方ないな」みたいな返事だったから
妻も認めてくれたかな?と思って。(苦笑)
・しかし妻は一度も「買っていい」とは言っていなかった。
◇夫人A
そんなに私の言うことを聞きたくないのであったら
好きに勝手にやればいいでしょ!
「好きにさせてくれてありがとう!」とか言うんですよ。
・「勝手にすれば!」と怒っていた夫人の声を
「勝手にしていい♪」と夫は解釈した。
◇夫人A
(お互いに)もうちょっと分かり合えるかなという期待もあったんですよ。(苦笑)
*うふふふふふ* そしたらものの見事にそちらの期待は裏切られた。(苦笑)
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┣■大人の発達障害の現実
◆大人の発達障害 国内推定100万人 ※【国立精神・神経医療研究センター】報告
東京都世田谷区
【昭和大学附属烏山病院】
・“大人の発達障害”の専門外来。
連日多くの大人が診断やケアを受けに訪れている。
大人になってようやく障害に気づくケースが少ないない。
◇加藤進昌 所長 昭和大学発達障害医療研究所
(発達障害の人の中には)割と“高知能”の方が多いんですね。
だから学校の成績は(も良くて)“スルー”しちゃうわけですね。
大人しい人達ですから、そういう子は「学校の先生も注目しません」よね。
(しかし)「コミュニケーション」が特に社会に出ると必要になりますから
そういうところで「うまくいかない」。上司から「診てもらえ」と。
・就職先で発達障害を理解してもらえず、厳しい待遇を受けるなどし、
職を転々とする人もいる。
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◆しかしその一方で、発達障害の人達が持つ、他に人にはない優れた能力を認め
積極的に採用する企業が出てきた。
Q.大体1日このデスクで作業という感じですか?
A.
◇30代前半の男性Bさん
あっ、はい。
Q.ずっとPCに向かっているのは結構疲れると思うんですが?
A.
◇30代前半の男性Bさん
そんなことないですね。(苦笑)
(苦にならないですか?)はい。(あっそうですかぁ)はい。 ※少し冷めた返事
◇30代前半の男性Bさん
・企業向けのコンピュータソフトなどを開発する会社で働く。
彼も発達障害を抱えている。
苦手なのは人と話すことだ。
・(同僚からの要望を)口頭で聞くのが得意ではないので、
メール、メモ、文書にまとめて(伝える)はい。*頷く*
同僚とのやり取りはほとんどがメール。
直接会話しなくても仕事が出来る環境になっているという。
昼食もPCの前で摂り、自宅に帰ってもPCで調べ物をする毎日だという。
納得いくまで調べ続ける。
◇Bさんの同僚 同じ30代前半の男性
作業がとにかく早いですねー。
◇Bさんの同僚 同じ30代前半の男性
ちょっと思い立ったら調べてくれるところがすごく助かっています。
◇Bさんの上司 40代前半の男性
トコトン(問題点を)調べて、それに対して「答えを出してくれる」こと。
会社にとっても戦力になっているところだと思います。
【ワークスアプリケーションズ】
・現在同社では約10人が発達障害を抱えて働いている。
◆障害を理解し、抜きんでた能力を活かす。
その取り組みはまだ始まったばかりだ。
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┗■スタジオにて
今回の取材
◇大木優紀 キャスター
◆成人の100人に2、3人は発達障害者がいるのではないか。
◆この世代(30~50代)が子供の時代には『発達障害』というものが
ほとんど知られていなかった。
◆また成績で評価される学校生活では顕在化しづらいことから、大人になってから
職場や家庭での人間関係に悩んで相談をする・発覚するケースが多い。
◆まずは専門家への相談。そして何よりも周囲の正しい理解が必要だと感じた。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・結婚をして年を重ねても相変わらずハキハキとした口調の大木優紀アナに
まずは1票。ナニをやねん?(^^ゞ いや彼女みたいな対応ができれば彼ら
発達障害者達もそんなに悩むこともないんだろうなぁと思ったもので。(笑)
┣・推定100万人。成人の100人に2、3人の割合でいると指摘されてる
【発達障害者】。恐らくはかなりの確率で遭遇し・苦労されている方々が
大勢いらっしゃることかと思う。私も職場の長として対応に苦労しました。
今回のTV取材で紹介されるほど“柔な輩”じゃないからね。ワガママで
協調性が取れない。陰口はむしろ向こうの方が多くて苦慮するほどです。
そうじゃないですかね、今現場で苦労されている皆さん ??
┣・企業もそれにようやく気付き、学習能力はもちろんのこと意思疎通を計る
イベントで入社前に確認するところが増えてきた。もう学校側が提示する
成績などアテにならない。地雷は持ち込まれたくないといった心境だろう。
┣・かなり酷い言い方をしているが、要はこれまでの学校教育は何だったのか
大きく問い質さなければいけないだろう。細かく査定して、例えばロクに
英会話できない教えばかりしてきた英語教職員の年金支給額を減らすとか
思い切ったことをやらなければ日本の教育界はダメだと思う。
┗・高校の英語教職員によって人生反転した私など、恨み返す意味でもやって
やりたい改革だ。(恨爆) いいよなー、役に立たないもの教えてて将来の
糧を得ているんだもの。雑草だってもうちょっと役に立っているよ。(怒)