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過酷 石段レース 3333段を駆け上がれ!

2015/06/26(金)<過酷 石段レース 3333段を駆け上がれ!>
スーパーJチャンネル】 http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓特集 <過酷 石段レース 3333段を駆け上がれ!>
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┣■3333段! 石段レース

  熊本県
 【美里町
 ・山々に囲まれたのどかな里に、早朝からランナー達が集結。

 ◇男子高校生(?) 創成館
  完璧ですね。準備万端です。


 ・しかしこのレース、普通のレースではない。

  “階段をただひたすら駆け上がる”のだ。

  しかもそんじょそこらの階段ではない。

 “日本一の石段”が今回レースのコース。

  石段は実に3333段あり、上から見るとまるで白い龍がうねりながら
  昇っているように見える。 ※山中うっすらと白いモヤがかかっている


 ◇伊藤喜春さん(70) ※参加最年長(福岡県在住)
  周りを見てもはるかに若い人だから、余計気合いが入りますね。


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 『第1回 RedBull 白龍走』
  http://www.redbull.com/jp/ja/events/1331713654465/red-bull-hakuryusou

  “3”という数字にトコトンこだわっている。

             石碑
 ・石段  3333段  ※「白龍が昇るが如し石段は、三、三三三で日本一」
 ・距離  3333m
 ・参加者  333人
 ・参加費 3333円(税込、スポーツ障害保険含む)

 <レース内容>
 ・日本一の石段3,333段を含む3,333mを駆け上がる一斉スタートの
  タイムレース。各ランナーにチップを付け、スタート通過からゴール通過の
  タイムを計測。


 ◆開会式では『くまモン』が大いに場を盛り上げた。※実は『くまモン』も密かに
                          レースにエントリーしていた。


 ・ジッとしていられないランナー達。至る所で準備に余念がない。

 ・そして333人の猛者たちの集団が一斉に、

  スタートッ!

  多くのランナー達が坂道を駆け上がっていく。


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  <コース>
  ・全長  3333m
  ・標高差 約800m

  ・スタートからは暫くは緩やかな坂道が続く。

  ・約1km地点で『石段』昇りが始まる。

  ・1300段まで来ると、標高500m程の高さに達する。
   これ以降はかなり苦しくなるので、余裕を持って通過したいところだ。

  ・2600段では90度の直角カーブが待ち受けている。
   一瞬の気の緩みで転倒しかねない危険な場所だ。 ※?道幅も広く
                           それほどでも・・・

  ・制限時間 1時間               ※一の越から十の越まで
   果たしてゴールには何人が辿り着けるのか !?    山中を駆け上がっていく


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 ◆一方、スタート地点では
  レースに参加した『くまモン』の走る姿が。

 ・最後方、早くも『くまモン』失速・・・
  “パグ座り”で戦意喪失。レース開始直後、早々にリタイヤした。(笑)
                      ※着ぐるみじゃ走れないだろう。


 ◆最初の石段付近では、ランナー達も軽快に昇っていく。

  しかし彼ら・彼女らは、コースの過酷さをまだ知らない・・・

 

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┣■体重130kg巨漢スタッフが“日本一の石段”に挑戦


 ◇下村泰弘(29) ディレクター
  身長182cm/体重132kg

  スポーツ歴:空手、バスケットボール ※面影なし。見事なまでの力士体形。(笑)
  ひと言  :「体力には自信あり」   高カロリー摂取で典型的な危ない輩(爆)


 ・巨漢の割に軽快な足運びを見せるが、と思ったのもつかの間、
  石段に辿り着かない内に早くも歩き出してしまった。*ハァハァ*

  1km過ぎ。ここまでの坂道だけで12分を要す。


 ・「ウエー」「もうキツイ!」 石段を昇り始める
  子どもに抜かれる29歳。

 ・「500段です・・・ 」*ハァハァ*  ※顔を上げていられない。
  「ちょっと休んでいいッスか?」  ※休みを訴え、前屈みに倒れ込む。

  石段を昇り始めて10分。彼は走っている、多分・・・
  *ハァハァ*「足が、、足が、足が腰が痛い」走りたいけど・・・

 ・800段付近
  「ちょっとまた休憩していいですか?本当に」
  止まる時間の方が長くなってきた。何度も休みを訴える・・・

 ・1200段目
  「45分ですね」*ハァハァ* 「リタイヤしちゃダメですか?」

 ・1500段目
  とうとう心が折れたか、山頂を背にして座り込んでしまう。「遠いね。」

  もはや一歩も動けない。

  「下村君」        「ハイ。なんですか?」
  「1時間経ちました」   「ウ~、、ハイ。*弱々しい*」
               「1500段、半分も行ってない」(悔し顔)
  「レースはここで終了です」「ハイ。*ハァ* 無理ですね。僕には無理です」*降参*


 ◇下村泰弘(29) ディレクター
  1500段、タイムオーバーで『失格』。

 

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┣■70歳“鉄人男性”ゴールなるか


 『第1回 RedBull 白龍走』
  http://www.redbull.com/jp/ja/events/1331713654465/red-bull-hakuryusou


 ・再びレースに戻る。


 ◆400段付近では
  沢山のランナー達が駆け上がっていく。 ※ほとんどが歩き昇りに

 ◆1300段付近では
  最年長の伊藤さんの姿もあった。

 ・70歳にして見事な走り。素晴らしい体力。


 ◇伊藤喜春さん(70) ※参加最年長(福岡県在住)
  鍛え抜かれた足を映像アップで披露。メリメリと筋肉が割れている!

  毎日必ずランニング。
  「ほとんど休憩なしですね。昼食を食べる時だけ10分ぐらいで・・・
   あんまり休憩していたら練習になりませんからね。」

  40代の頃はフルマラソンを2時間40分台で走るなど、
  数々のレースを踏破してきた。

  ランニング中には険しい山道に入り、上ったり下ったりして
  こうした日々の努力が強靱な足腰を作り上げている。


 ◆スタートから約20分、直角カーブのある
  2600段付近
  先頭のランナーが通過。  ※若い男性。学生みたい。走って昇っている

  苦悶の表情を浮かべながらも、続々と通過していくランナー達。


 ・伊藤さんの姿はまだ捉えられない。果たして大丈夫なのか ??


  『ゼッケン271番』 伊藤さんの姿を確認!
                             右拳を力強く掲げて
  「伊藤さん、ファイトっ!」 「ヨーッシ!よぉーしっ!」*ガッツポーズ*


  スタートから約30分。先頭ランナーが通過してから約10分後。※凄い。
                                 息遣いも確か

  2600段を昇ってきたとは思えない、しっかりとした足取りだ。


 ◆ゴール地点
  3333段

 『優勝』
 ◇川崎雄哉さん(30) 走破タイム:26分56秒  ※ホント若々しいなぁ(驚)


 ・次々に完走するランナー達。

 ・そして先頭から遅れること11分。
 ◇伊藤喜春さん(70) ※参加最年長(福岡県在住)
  『56位』    走破タイム:37分48秒

  目標の40分を切る、見事な走りを見せた。


 Q.これからもいろんなレースに参加されていくんですよね?

 A.そうですね。体力の続く限り。
   また普段の生活も節制しながらですね。*頷く*
   少しでも頑張ってみようと思っています。

 

 ◆今回初めて開催された
 『第1回 RedBull 白龍走』
  http://www.redbull.com/jp/ja/events/1331713654465/red-bull-hakuryusou


  参加333人のうち、266人が完走を果たした。 ※若い女性も多く完走。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・ちょっと面白かったのでメモ取り。レースコースが見応えがあっていいです。
  まだ真新しい石段で、参拝客を増やすにもいい企画だと思います。

┣・130kgの巨漢スタッフはちょっとセッティングに無理があり過ぎました。
  くまモンと同じで似たようなキャラが走っているのを見せられてもねぇ。
  伊藤さんと併走していたスタッフが走れば良かったのにね。ジャンケンでもして
  決めたのでしょうか?(笑)

┗・しかし伊藤さんは本当に見事な走りっぷりでした。半分程度の年齢の若者より
  息も切らせず石段を昇っていく姿はいかに体力を付けることが大事であるかを
  実証するものでした。「普段の生活も節制しながら」ストイックさが格好いい。

  四十過ぎの私も、せめて毎日歩き続けないといけません。(^^ゞ 1日1万歩
          ※この猛暑で全く出歩かなくなっている・・・ 2015/7/31