新技術『アクアポニックス』 家庭でも? 魚の養殖×野菜栽培
2015/06/26(金)<新技術『アクアポニックス』 家庭でも? 魚の養殖×野菜栽培>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓関心事 <新技術『アクアポニックス』 家庭でも? 魚の養殖×野菜栽培>
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┣■新技術『アクアポニックス』
【リストランテ アルピノ】 ※埼玉県坂戸市
◇宮島雅幸 オーナーシェフ
バジルに関してもそうですし、他の野菜に関してもやはり新鮮で採れたてですので
お客様の方もやはり安心してそれを召し上がることもできるし、
評判もおかげさまで良くて、使わせて頂いております。
◇関谷尚恵さん ※埼玉県川島町
・敷地内にある、とある建物。2階の温室では沢山のバジルが『水耕栽培』によって
育てられている。最近よく目にする栽培方法だが、実はこの先に秘密が・・・
『アクアポニックス』
◆魚を養殖した水を、バイオフィルターでバクテリアに浄化してもらい、それを
野菜が栄養素として取り込みで、野菜も育つというシステム。
1階には水槽が設置され、中ではイズミダイという食用の魚が飼育されていた。
この水槽の水を循環させて、2階の野菜バジルの水耕栽培を行っている。
造語
Aquaponics = Aquaculture + Hydroponics
+ 水産養殖 水耕栽培
・魚が飼育されている水槽には、魚の「餌」「排泄物」が含まれている。
こうした養分が含んだ水がフィルターを通してポンプで汲み上げられ
水耕栽培用の水として利用される。さらに野菜の根が自然のフィルターとしての
役目を果たすため、一定の水質を保ったまま再び魚がいる水槽に戻される。
自然蒸発した水を補充するだけで済む、地球環境に配慮した
『循環型のリサイクルシステム』で、世界的に注目されている。
◇関谷尚恵さん ※埼玉県鶴ヶ島市
他にも60平方メートルの温室を造り、
バジルの他サニーレタスなどを栽培している。
◆『アクアポニックス』の存在を知ったのは
2011年【東日本大震災】
津波による塩害や、福島第一原発の事故による放射線汚染で
耕作が困難になった現状を目の当たりにし、アメリカ人の夫ジェフ・ワイコフさん
とともに「自分たちにできることを」考えたという。
2012年
・独学で勉強し、建築士の資格を持つ関谷さんの設計で小規模な実験プラントを設置。
「こちらのバジルを植えてから1ヵ月と1週間で、このような生育スピード。
一般の土壌で栽培されているバジルはまだ10cm程度なんですが、
『アクアポニックス』で育てると、生育スピードは2倍以上。」
・魚の「餌」には化学物質は一切使用しない。小麦の胚芽などを与えている。
・野菜も有紀無農薬栽培でありながら、“虫食い”などはほとんどない。
◇遠藤雅人 助教授 東京海洋大学 水族養殖学研究室
Q.専門家によると海外では40年ほど前から存在する技術というが
日本で普及しない理由は?
A.陸上でやるので初期投資が掛かるのと、
管理の方法っていうのがまだまだ行き届いていない。
魚の飼育が分かって、野菜の栽培が分かるというような生産者が出てくれば
成功するのではないかと思っております。
<スタジオにて>
・魚の養殖と同規模の水耕栽培をする土地が必要になる。
狭い日本では商業科のハードルは高いのではないか?
・プラントをコンパクトに大量生産できる技術が生まれれば
日本の食糧事情を考えればいい知らせになるのかもしれない。
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◆関谷さんは将来的に「循環する水」を使った『自家発電』の仕組みを追加したい
と考えていると言い、これが完成すれば“究極の循環システム”になる。
・また関谷さんは、大きな災害が起きた直後でも、プラントを造れば比較的早く
魚や野菜を生産できると話していた。
そう遠くない未来。各家庭で自給自足できる仕組みが確立するかもしれない。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・“無限ループ構想”としては他にもドクター中松氏が都知事選に立候補する
度に、自分の発明でエネルギーが無限に得られると確か説いていたような。
なんとなく出来そうな気がする無限ループだけれど、「紙ヒモのひねり」の
ようなわけには簡単にいかないんだよねぇ。(苦笑) やはり手間が必要です。
┗・水耕栽培だと虫が全然付かないって話はよく耳にしますが、虫も寄り付かない
野菜ってどうなんでしょうね? ハウス栽培で出入り口を閉じているから虫が
入り込まないって話なんでしょうけど、アイツ等いつの間にかに進入して
いますからね。あまりにも寄り付かないのは何かあるからじゃないかと少し
勘ぐってしまいます、私としては。。。 栄養素が有り過ぎるとか???
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┗・取材を受けたご本人からコメントを頂いて、再度注目をしたわけですが
観賞用としても結構需要・人気が高まっているようですね。確かに掃除の
手間なども少なく済みそうだし。(笑) ただやはり自給自足はいいよね。
ウチのベランダのスペースでも魚を養殖できたらどんなにか助かるか(笑)
タニシ等ならばできそうな気がしてきた。(^^ゞ あとザリガニ系ね。