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地震予測特集第7弾 “上空の異変”を察知せよ!

2015/06/14(日)<地震予測特集第7弾 “上空の異変”を察知せよ!>
【Mr.サンデー】 http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html

www.fujitv.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓特集 <地震予測特集第7弾 “上空の異変”を察知せよ!>
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┣■NASAで進めた研究

 ・先月2015年5月上旬
  英語で書かれたメールが届いた。1通目。

  <和訳>
  「北緯30度東経141度付近の伊豆諸島地域に強い大気異常を観測した。
   M6以上の地震が発生する可能性が高い。」

   → 2015年 5月30日『小笠原諸島西方沖地震
             M8.1 最大震度5強

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 ・先月2015年5月中旬
  英語で書かれたメールが届いた。2通目。

  <和訳>
  「千葉から遠くない本州東部上空に強いシグナルを観測した。
   私が来週千葉に行く頃に地震が起こる。」

   → 2015年 5月25日『埼玉県北部地震
             M5.6 最大震度5


  メールの送り主
 ・ディミター・ウズノフ博士(57)
  【NASA】元上席研究員。15年に渡り地震予測を研究していた。

  先月2015年5月29日
  『地震準備過程に関する国際ワークショップ2015』※千葉大学
   来日して自ら地震予測研究を発表。       参加国:10ヵ国60人
                          日本、中国、アメリカ、
  ・他にも                    韓国、タイ、インドネシア
   郭広猛 教授 南陽師範大学(中国)        トルコ etc.
   奏凱 助手 中国鉱業大学

   などが集まり、地震発生前に起こる“上空の異変”について研究の発表を行った

 

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┣■”上空の異変”に注目

 ・ディミター・ウズノフ博士(57)
  【NASA】元上席研究員。15年に渡り地震予測を研究していた。

  大地震の前に観測される大気中の“熱エネルギー異常”によって
  誰も試みたことのない地震予測を行ったのです。

 『熱エネルギーの異常』
  震源近くの上空、約8000~1万2000mの気温が、
  過去10年間の平均気温より3度~4度高い状態が4時間以上続くこと。


   → 2011年 3月11日『東日本大震災』   ※前日震源のすぐ南で観測した
             M9.0 最大震度7

     2015年 4月25日『ネパール地震』   ※20日前に観測
             M7.8 最大震度?

     2008年 5月12日『四川大地震
             M8.0 最大震度?

     2011年10月23日『トルコ地震
             M7.2 最大震度?


  熱エネルギーの異常が観測されたのは、岩盤が圧迫されて出来たひび割れから
  地中のガスが放出されたのが理由だと考えています。

 『岩盤破壊』
  2011年 3月11日『東日本大震災』前にも起きていたと考えられている。

  地震発生前(マントルが移動・圧迫され続けて)地下の岩盤がひび割れて
  “放射性ガス”が放出。このガスの放射線の影響で電気を帯びた大気に水蒸気が
  吸い寄せられて水滴が発生し、この時に熱が生じる。これが上空で観測される
  “異常な熱エネルギー”の正体だという。


  だが、ディミター・ウズノフ博士の理論もまだ“発展途上”にある。


 ・早川正士 名誉教授 電気通信大学 地震解析ラボ顧問
  異常の感知から地震の発生まで40日余りもありバラバラだが・・・

 ・ディミター・ウズノフ博士(57) 【NASA】元上席研究員。地震予測を研究
  どの方法にも限界がある。

 

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┣■”上空の異変”で震度5を相次いで予測

 ・早川正士 名誉教授 電気通信大学 地震解析ラボ顧問
  “上空の異変”から地震を予測する人物。ネット上で話題になっている。

  「4連続!早川正士氏の地震予知的中。」
  「早川正士氏の言ったことが本当になった」
  「早川先生すごすぎ」「予想通り北海道にも地震がきた(・・;)」

  <予測>
   2015年 5月 4日 宮城県沖  最大震度予測4

   → 2015年 5月13日『宮城沖地震
             M6.8 最大震度5強

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   2015年 5月 8日 奄美大島~沖縄南方にかけて22日までに最大震度予測4

   → 2015年 5月22日『奄美大島近海地震
             M5.1 最大震度5

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   2015年 6月 1日 北海道東方沖 最大震度予測3

   → 2015年 6月 4日『網走地方地震
             M5.0 最大震度5


  他にも
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   2015年 5月21日 最大震度予測5弱

   → 2015年 5月30日『小笠原諸島西方沖地震
             M8.1 最大震度5強


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   2015年 5月14日 最大震度予測5弱

   → 2015年 5月25日『埼玉県北部地震
             M5.6 最大震度5

  事前に予測していた。


  そんな早川氏が着目するのは、

 『電離層の異変』
  電離層とは大気の上空60~800kmに存在する電子が飛び交う層のこと。


 ・服部克巳(50) 教授 千葉大学 地球科学科
  地下で起こっていることが何らかの原因で上空まで現れてくると。
  それが『電離層』まで伝わっていくと。

  大気の上空にある『電離層』の“電子の増減”に注目。

  <観測データには>
  通常は太陽の光で増加するため、昼は電子が多く「赤」や「オレンジ」に。
             一転して夜は電子が減少「青」や「緑」となる。


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   2011年 3月 7日午後4時~ ※本来夜になれば減るはずの電子の数が高い値を
                 ずっと示し続けていた。「赤」「オレンジ」色

   → 2011年 3月11日『東日本大震災
             M9.0 最大震度7

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   同様の現象はM6以上の時には観測されていた。
   そしてその5日以内には地震が発生していた。

   → 2004年10月23日『新潟県中越地震
             M6.8 最大震度7

   → 2007年 7月16日『新潟県中越沖地震
             M6.8 最大震度6


  電離層の異常が表れてから1日から5日以内に
  M6クラスの地震が発生する確率が高くなる。


 ・地震直前、電離層では何が起きているのか?

  服部教授は29基の衛星を用いて“電離層の密度や厚さの変化”を測定。
  すると“思わぬ現象”を捉えることに成功した。

  東日本大震災の3日前の『電離層』内部を立体的に再現してみると
  2011年 3月 8日午前11時 100km上空に電子が増加したことを示す
              赤いエリアが出現。

              時を経るごとに200km、300km、400kmと
              赤いエリアが移動し、広がっていくようにも見える。


 ・服部克巳(50) 教授 千葉大学 地球科学科
  これなんかはですね、地下の何がしかの力が『電離層』の方にも
  影響を及ぼしていることを示す、いい例なのかもしれません。


  服部教授はウズノフ博士と実は10年以上も共同研究を続けている。


 ・服部克巳(50) 教授 千葉大学 地球科学科
  例えば彼の異常が起こって、私のが後に起こったとすると
  あと5日ぐらいで地震が起こるかもしれないという可能性がより高まる。

  地震の発生を5日以内にまで絞ることで、
  “時期の予測”に強い服部教授、“震源場所の予測”に強いウズノフ博士

  2人が連携することでより精度が高い地震予測を目指しているという。


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┣■“地震雲”を世に広めた人物の地震予測

 ・宇田進一(71) ※東大地震研究所・研究生を経て、独自の地震を予測する。

  「空を見れば地震が分かる・・・ 」

 『地震雲
  日本では古くから雲を見て“地震や天気を占う”習わしがあった。


 1980年『地震雲』という言葉を日本に知らしめた著書
 『これが地震雲だ・雲はウソをつかない』
 ・鍵田忠三郎氏(1922~1994) ※後に奈良市長を務めた

  1948年 6月26日
  異常な雲を目にした鍵田氏は当時の奈良県知事に「近く地震が起きる・・・ 」と報告。
  するとその2日後、

   → 1948年 6月28日『福井地震
             M?.? 最大震度6

 

  これを機に『地震雲』は一躍注目を集めることとなるのだが・・・

 【気象庁】は“科学的根拠に欠ける”として『地震雲』を否定。※民間の予測を否定
  新聞の一面を飾るほどの騒動だった。(1983年7月19日付【東京新聞】)


  しかし今のネット上には「地震雲を目撃した!」という情報が絶えない。

 ・宇田進一(71) ※東大地震研究所・研究生を経て、独自の地震を予測する。
  去年から今年にかけて起きた震度5以上の地震16回のうち6回、
  発生時期と規模をほぼ正確に予測した。

  これを研究していけば地震予知は必ずできると確信しました。

 

  地震の前兆を上空で捉えようとする試み。連携を始めた研究者達の模索が続く。

 

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┣■スタジオにて


 ・宮根誠司 MC
  前回紹介した『GPS』とか『FM波』。今度は『空』の研究者達が連携すると
  いよいよ地震予測・予知に繋がっていくんじゃないですか?

 ・木村太郎 ジャーナリスト
  いろんな面から地震を探ろうっていう試みがあるのはすごく良いことだと思う。
  ただその結果を予測していく形で発表していいのかどうか。これは例えばですね
  『天気予報』これは【気象庁】がお墨付きを与えない人がやると50万円の罰金
  になるんですよ。同じくらいにやっぱり『地震予測』であってもこれを発表する
  ってことは、いろんな形で“社会を不安に”しますからね。これは何か1つの
  ルールを作らんないといけない気がしますけどね。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・観測技術が進歩し、上空の電子数をも輪切りで3D表示できる時代。
  『予知』すること自体にこだわっているが、こうしたデータを広く一般にも
  公開するだけでいいのではないかと思ってしまう。公営ギャンブルなどの
  『予想新聞』みたいなものですかね。長く予想家業に携わってきた者として
  そのように思うのだけれども。(苦笑)

┣・『予想』って“センス”と“運”がある意味で必要だったりするんですよ。
  的中ラインを自ら知ってる線引きできるというかね。のめり込みすぎると
  いくら情報データを溜め込んでも生かし切れない、そんな感じというかな。
  観測データを公開し、それを元に予想する者がいる。結果が欲しい者は
  自分が当たると信じた予想家の情報に乗っかる。株式だってそうでしょう?
  あんなにハズレて大金を失わせても平然と家業を続けられている業界って
  アソコくらいなんだよね。私には公営ギャンブル以下の卑怯者たちにしか
  見えないんだけど。(笑) 奴らとどこが違うというのだろうか・・・  ?? 背広姿?

┗・個人的にはもう十分にデータ観測できる時代だと感じています。
  先日【TBS】で放映された“幽霊の正体”ってのがあったんですけど
  ホコリ状の物がスッと物入れの中へ入っていくのを定点観測・熱感(?)カメラ
  にて撮影したんですけどね、「あっコレ(霊体)だな」と直感したもの。
  同じようなものを今回の“上空の異変”熱異常に感じ取れました。じゃない?