2016/03/14(月)<【川重】 英蘭【シェル】と水素供給網>
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*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓日経朝特急 <【川重】 英蘭【シェル】と水素供給網>
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┣【日本経済新聞】 電子版
2016/3/14
『川重、英蘭シェルと水素供給網 海上輸送で組む』
◆次世代エネルギーの主導権を狙う
【川崎重工業】
「発電燃料」や「燃料電池車」向けに環境負荷が小さい“次世代エネルギー”として
期待される「水素の運搬技術開発」で、英蘭【ロイヤル・ダッチ・シェル】と組む。
石油メジャー
【川崎重工業】を中心とした日本企業連合は【オーストラリア】で安く水素を製造し
液化して日本に輸入する計画。エネルギー輸送で幅広いノウハウを持つ【シェル】の
参画により、『水素エネルギー』の大量供給と海上輸送の国際標準づくりに弾みが
つきそう。
『水素エネルギー』
燃焼時に二酸化炭素CO2 が発生しないため、地球温暖化対策に有効とされる。
水素を使った燃料電池車や発電技術と共に運搬方法の確立が本格的な普及の鍵となる
・【川崎重工業】は【岩谷産業】や【Jパワー】と「水素の量産」「運搬技術」を
開発してきた。新たに【ロイヤル・ダッチ・シェル】が加わり、4社で技術研究組合
を設立した。
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<【川重】や【シェル】が進める水素の生産・運搬計画>
【豪州】
豊富で安価な低品質の石炭(褐炭)を活用する。
【水素製造プラント】によって水素を作り、その水素を
【水素液化プラント】で超低温で液化にして専用船で運ぶ。
↓ 液体水素運搬船
【日本】
運ばれてきた液体水素を【液体水素貯蔵タンク】にて貯蔵する。
そして【燃料電池車向け水素ステーション】や【水素発電】で使用する。
・2025年頃に
『水素の卸価格』を1Nm3(摂氏0度、1気圧での体積)当たり「30円」程度に
引下げて、採算を合わせる計画。
計画通りに進めば、水素発電のコストは1kwh当たり「約16円」と
液化天然ガスLNGより2割高いが、石油の半分近くになる。
英蘭【ロイヤル・ダッチ・シェル】
LNG野開発や運搬で豊富なノウハウを持つ。
【日本企業連合】
水素では技術の面で先行している。
・両社が組むことにより、日本以外での開発も期待できる「海上輸送ビジネス」に
足掛かりを築く狙いがあると見られる。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・確かチリでも似たような計画がありましたよね。風力発電を利用して船で運ぶという
パタゴニアの風とグリーン水素 | Partner | 株式会社日産アーク
風力発電の現状と水素製造の可能性 (01-05-02-22) - ATOMICA -
【水素製造プラント】が石炭によるものか、風力によるものかの違いですかね。
あとは輸送距離ですか。チリの風車はグルングルンとそりゃ壮大でしたけど。(笑)
┗・政府は安定供給のため・バックヤードといて『原発再稼働』しかないと訴えてますが
この『水素発電』はどのようにポジショニングしているのでしょうか?
【水素製造プラント】の動力であれば、水力発電ダムなどでグルングルン永久ループ
できそうな気がしないでもないけどね。(苦笑・深く考察せずコメントしてます。)
『メタンハイドレート』もあるし、再生可能エネルギー&近海資源。一度整理をして
きちんと公表してくれませんか?>学者の方々&政府関係者へ。(願)