大雨で流された『除染ゴミ』 153個は中身すべて流出
2015/09/15(火)<大雨で流された『除染ゴミ』 153個は中身すべて流出>
【報道STATION】 http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <大雨で流された『除染ゴミ』 153個は中身すべて流出>
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2015年9月12日
【福島県飯舘村】
・先週2015年9月10日の大雨で川が増水。
・農地に置かれていた1つ200~300kgもある『除染ゴミ』を入れた袋が
至る所に流された。
【環境省】
・流されたとみられている袋の数は、395個に上る。
・今日205年9月15日夕方までに393個が発見されたが、
その内、153個は中身が全て流されていた。
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Q.今回流された『除染ゴミ』の袋は、なぜ農地に置きっ放しになっていたのか?
A.【国】によれば、
・除染で取り除いた土などは【仮置き場】に一時的に置いた後、
大熊町と双葉町にまたがる【中間貯蔵施設】で保管する計画。
その後30年以内に県外の【最終処分場】に運び出すとしている。
・しかし、
【中間貯蔵施設】は用地確保に難航し、使用施設の建設には至っていない。
またその前段階で3年程度保管するという
【仮置き場】も不足していることから、
【除染現場】にそのまま『除染ゴミ』の袋を放置せざるを得ない状況にある。
県外の【最終処分場】自体も未だに決まっていない・・・
◇望月義夫 環境大臣
豪雨や出水が予想される場合にはそれに備えて、袋を固定したり・移動したり
先々にそういうことをするべきであると・・・
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┗■スタジオにて
◇立野純二 論説副主幹 朝日新聞
・こういった形で剥き出しとなっている『除染ゴミ』の袋は結構な数があるという。
・キッチリとした「管理方法」も定まっていないこともままあるのだという。
・今も続く広大な除染作業。行き先の無いこうした廃棄物。
そして大雨が降ると起きてしまうこういった事故。
・こういったことを考えると【福島の事故】は今に至るまで続いていると。
「膨大な作業を我々はまだ背負ったままなんだ」ということを痛感させられる。
◇古舘伊知郎 MC
コレもそうだし、
大雨が降った時の【福島第一原発】内の関から流れ出たんじゃないか。
それから正式にこれから「大丈夫だ」と言われてますけれども、
トリチウムを一部残した形の水が、海へと放出されていく。
◇立野純二 論説副主幹
様々なことがあるってことを感じますよね? ねぇ? 全くですね。*頷く*
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・多大なる被害を出した【福島原発事故】。「きちんと処理します!」と言った顛末が
この有様だ。環境大臣は原稿の棒読みだった。当時は自分は担当者ではなかったのに
とでも言いたげな表情に見えた。
┣・地元住民は自宅から見える巨大な黒いビニール袋の山が「不気味だ」「恐い」と
散々言っていた。にも関わらず、大雨が十分予測できたのに400個近い・1つ
300kg近くもする巨大な袋の山を、氾濫した小川の濁流に呑み込まれ、再び
撒き散らしてしまった。これを愚策と言わずしてなんと言おう。これまでの除染
作業はなんだったのか? 国民から預かった税金を使って作業を行ったわけだろ?
こんな無責任な仕事をしていて、よく恥ずかしくもなくいられるよ。信じられん!
┗・この“天罰”はきっと訪れる。「なんでこんな都心に住んでしまったのだろう」
と思う・後悔する日がきっと来ると私は思う。テロではなくて自然災害によってね。
本当に頭のくる話だよ。一番詳しく報道していたのが同番組。嘆かわしいよ。*御免*