首都直下で震度6強・・・ その時あなたは? 最新シミュレーション

2015/09/06(日)<首都直下で震度6強・・・ その時あなたは? 最新シミュレーション>
【Mr.サンデー】 http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html

www.fujitv.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓首都直下地震 緊急防災SP
┃  <首都直下で震度6強・・・ その時あなたは? 最新シミュレーション>
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   いつ起こってもおかしくないと言われる【首都直下地震

   もし起きた場合には、どういう被害が想定されているのか ??

 

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┣■首都直下で震度6強・・・ その時あなたは?


 「都心490万人襲う3つの危険」「帰宅困難・・・ 最新シミュレーション」


 ◆最新シミュレーション


 ・首都圏の人口:約3500万人。(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)

  その直下を震源とする地震の想定が【東日本大震災】の翌年2012年、
  大きく見直された。


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  <首都圏直下の地震震源域> 【文部省】発表より

  ・従来は、地下40kmと考えられていたが、
      (「北アメリカプレート」と「フィリピン海プレート」境目。)

   より浅い地下30kmにあると判明。
      (「フィリピン海プレート」が大きく隆起している!)

   ※首都圏の下は、      「北アメリカプレート」
          「フィリピン海プレート
               「太平洋プレート」

    という3つのプレートが重なり合っている。プレートは常に動いているため
    「歪み」が生じてしまう・・・ 。


 ・そのため従来は東京都23区の東部に限られていた震度6強が想定されるエリアが
  より広範囲に及ぶ恐れが浮上した。


  2011年3月11日
 【東日本大震災
  横浜市でも街中で地割れが起こり、首都圏全域のビル内の物が大きく揺れ・飛散した
  震源地から離れているにも関わらず、未曾有の混乱に陥った首都圏。
  (千葉県市川市では沿岸にある【コスモ石油】石油コンビナートが爆発した。)

  もしその地震が首都直下で起きたならば・・・

sciencewindow.jst.go.jp

www.town.oi.kanagawa.jp


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 ◇金田義行 リーダー 海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクト
  非常に高精度のシミュレーションをすることによって、
  これまで見えてなかった色々な被害、あるいは現象というものが見えるようになる。


 ・今【地震学】だけでなく、様々な分野の学者達による最先端シミュレーションが
  これまでの常識を覆しつつある。

 

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┣Q.【首都直下地震】で何が起きるのか?

 A.
  ◇久保田嘉章(53) 教授 工学院大学 建築学
   「物が飛ぶ」というか「飛んでくる」という。
   下手すると「ビルがつぶれちゃう」んじゃないかと、
   ちょっと誤解を招くかもしれないけれども・・・


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  ・自ら教鞭を執る、地上29階・高さ133mの工学院大学のビル構造を
   梁一つに至るまでコンピューター上に再現。【内閣府】が想定するM7.3の
   首都直下地震での揺れをシミュレーションすると、

   ビルの低層階から上層階に至るまで「早い周期で・複雑に」揺れ始めた。

         【東日本大震災】    【首都直下地震
   大きな揺れが 3秒に1回  に対して 1秒に1回  しかも捻れるように続く


   この時、建物の中では、、、


  ◇久保田嘉章(53) 教授 工学院大学 建築学
   震度6強なんてきたら、ほとんど全部落ちちゃうと思いますよ。


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  ・そして思わぬ危険は天井にあった。
   多くのビルで普及する『ライン工法』:細い金属製の梁の上に天井板が載せている

   震度5強に達した瞬間、天井板が次々と落下した。
   その衝撃は梁に載せるものとしては最も重い9.5kgの天井板だと
   高さ2mからの落下で「250kg重=頭蓋骨が骨折するほどの衝撃」を伴う。


   2011年3月11日
   東京都江東区
  【日本科学未来館
   天井が大きく崩落した。首都直下地震では遥かに上回る被害が想定される。
   

www.youtube.com

 

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┣Q.建物から、どう避難するのか?

 A.
   2014年8月
   東京都渋谷区
  【新国立劇場

  ・1400人の観客がオペラを鑑賞中に「地震があった」と想定した検証実験が
   行われた。 (【新国立劇場】と【産業技術総合研究所】による共同実験。)

    「地震によりステージで火災が発生した」と想定。


  ・人の動きを特殊カメラ40台で追跡し、その行動を全てを解析した。


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  <建物内から逃げる・・・ “群集心理”で命の危険>

  『脱出シミュレーション』

   避難開始から1分半:劇場からロビーに通じる扉付近では、
             まだ多くの人が列を作り、なかなか前に進めずにいた。

             そして、
             劇場から外へ出られる2ヵ所しかない出入り口の1つ。
             4枚の扉があるにも関わらず、なぜか開いているのは
             僅かに1枚だけだった。


  ◇山下倫央 主任研究員 産業技術総合研究所
   『追従行動』というんですけれども、先頭の方がある逃げ方をすると
   それに追従してしまうという傾向が見られる。


  ・避難時で混雑する中でも、誰一人として他の扉を開けようとしなかった。

   それは時に大惨事を招くこともある。

   2009年
  【ロシアのライブハウス】
   実際に起きた火災の映像の中で、ある男性が他の扉も開けようと試みるも、
   脱出した人の後を追う『追従行動』に多くの人が陥り、後ろから押し出されて
   しまった。結果、扉は開くことなく、112人が犠牲者となった。


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  ・ではもし「扉が全て開いていた」ならば、

  『脱出シミュレーション』観客数1400人

   4つの扉を開いた場合:観客全員が脱出するまで「4分10秒」。

   1つの扉を開いた場合:「4分10秒」の段階ではまだ461人が劇場内に
              取り残されていた。観客全員が脱出したのはさらに
              +4分56秒も後のことだった。「9分08秒」


   実際に火災が起こっていたならば、その時間差は悲劇を生んだに違いない。

 

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┣Q.自宅に帰ろうとした場合・・・ 何が?

 A.                          2011年3月11日
  ・多くの『帰宅困難者』を出し、首都圏を大混乱に陥れた【東日本大震災】。

   だが【首都直下地震】では、さらに“深刻な事態”が想定されている。


  ◇大佛俊泰(53) 教授 東京工業大学
   大量の人が「都心から郊外」に向けて「一斉に帰宅」をするというような現象。
   もう1回同じようなことが起きたら、どういうことが起きるかっていうのを
   再現できるようなシュミレーションモデルを作っています。


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  『大佛俊泰(53) 教授が独自に作成したシミュレーション』

   ・地震発生後の首都圏で「いつ」「どこで」「どんな施設が混雑するのか」を
    つぶさに示すことができる。 ※地図上に無数の帰宅困難者を点で表している。

   ・首都圏で働く「35万人分」の、 ※【国交省】の資料より
    年齢・性別・職業・家族構成・住所・利用する交通機関などのデータを反映。

    ※都心・丸の内付近を中心に、半径70kmで、
     千葉県鴨川市、神奈川県小田原市まで入っている。奥多摩市や秩父市も届く。
     中にはそこまで遠くても、帰宅しようと考える者も確かにいると思う。


   ・水色の点:トイレや水分補給など「休憩を求める人」
         コンビニやガソリンスタンドに殺到し、収容できる限界を迎えると、
         (『帰宅支援ステーション』)   水色の円が大きくなっていく。

   ・緑色の点:「駅を目指している人」
         その駅が人で溢れかえり限界を迎えると、緑色の円が巨大化していく

   ・赤色の点:「歩き疲れて動きに鈍った人」
         学校や公民館など帰宅困難者を収容する施設『一時滞在施設』では
         疲れた人が殺到し、定員オーバーとなった赤い巨大な円が点在する。
                           ※緑色の駅よりも大きな円だ

   ・地震発生後、目立つのは増え続ける「赤色の円」。
    『一時滞在施設』が全く足りていない現状が浮き彫りとなった。

 

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┣Q.帰宅困難者が遭遇する“3つの危険”とは?

 A.
  ・“都心漂流”490万人を襲う・・・ 3つの危険


  『帰宅シミュレーション』
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  ・午後2時【首都直下地震】発生-

   東京都丸の内に勤める30代の女性が、
             千葉県柏市に在住
             家族構成(夫・子供2人)
             約25km離れた勤務先

   子供の安否確かめるという状況をシミュレーション。

   1.『携帯電話』の通信回線は緊急連絡が優先される為、繋がりにくくなる。

   2.そこで彼女は帰宅を試みるが、実は【東京都】はこの行動を推奨していない。

     『東京都帰宅困難者対策条例』※平成25年2013年4月1日施行
      一時帰宅の抑制を推進。

      都民の取組  「むやみに移動を開始しない」
             「家族との連絡手段を複数確保するなど事前準備」

      事業者の取組 「従業員の一斉帰宅を抑制」
             「従業員向けの3日分の水・食糧等の備蓄を」
             「従業員との連絡手段の確保など事前準備」
             「駅などにおける利用者の保護」
             「生徒・児童等の安全確保」


     しかし大佛教授の調査によると、
     「家族の安否が確認できない」場合、3人に1人が徒歩で自宅を目指すことが
     アンケート調査などにより判った。


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  ・午後3時【首都直下地震】発生から1時間-

   東京都丸の内から自宅のある千葉県柏市方面を目指し、
   「幹線道路沿い」を移動する女性。

   ビルが建ち並ぶ日本橋に差し掛かると、その時最初の危険が彼女を襲う。

   3.余震か何かで外壁が脱落してきたりガラスが降り注いできたりする可能性が
     ある。落下物が非常に怖い・危険である。

     【東日本大震災】の時も、ビル街の歩道は多くの帰宅歩行者で溢れていた。
     もしここにガラスが降り注いだとしたら・・・

     【内閣府】の試算では、首都圏にある約2万棟の建物で窓ガラスや看板等が
     落下するという。


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  ・午後3時30分【首都直下地震】発生から1時間半-

   次に見えてきたのは幹線道路との交差点・浅草橋。ここに思わぬ危険が潜んでいる

   4.いわゆる“群集事故”のような危険性が発生するかもしれない。
     「将棋倒し」になってしまう危険性がある。

     進行方向の異なる・大量の人混みがぶつかり合う「大きな交差点」では、
     何かの拍子で「将棋倒し」が起きる危険性がある。

     4年前の【東日本大震災】と時も、JR新宿駅構内で誰かが躓いても構うこと
     なく人並みは押し寄せていた。※その場に居た警官が注意を促さなければ・・・

     幹線道路と交わる都心部全ての「交差点」に“超混雑”の可能性・リスクが
     あるという。


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  ・午後5時【首都直下地震】発生から3時間-

   千葉県柏市の自宅を目指して歩き続ける彼女は、ようやく墨田区向島地区へと
   差し掛かる。その時、目に飛び込んできた光景とは・・・

   5.炎に包まれる街。その火の手が渋滞する車列に次々と燃え移り迫ってくる。
     この地域は都内に数多く存在する「木造家屋の密集地」。東京都が作成した
     『危険地域度マップ』を重ねると火災が起きやすい・赤いエリアにすっぽりと
     収まった。


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  ・午後9時【首都直下地震】発生から7時間-

   停電で辺りは「闇の中」。移動距離は既に16kmを超え多くの人が体力の限界を
   迎える。シミュレーション上では彼女は自宅に辿り着くことはできず、
   千葉県JR松戸駅で力尽きた。。。

 

 ◆大量に発生すると想われる彼女のような『帰宅困難者』。
  だが、それを劇的に解消するアイデアがあった!

 

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┗■スタジオにて


 『ライン工法』による天井板の落下を防ぐには「天井落下防止器具」を取り付ける。


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  <【東京都】の“帰宅困難者”対策> 2013年4月に条例施行
                          ・・
        「一斉帰宅の抑制」


  ・家族との連絡手段を複数確保

   『災害用伝言ダイヤル』 171
    自動音声ガイダンスに従い、自分の安否情報を録音。
    (NTT東日本NTT西日本NTTコミュニケーションズ

   『携帯電話災害用』 伝言板サービスなど

    総務省|安全・信頼性の向上|非常時における通信の概要

  ・企業などに食料等の備蓄を推奨

   従業員を留めるため、水・食料などを3日分。


  ・『一時滞在施設』を確保

   「200ヵ所」 約7万人収容。

          ※赤色の大きな円(定員オーバー)があちらこちらで生じる。

   利用拡大のため「大型商業施設」などに協力要請。

          ※大型商業施設など100ヵ所を増加した場合、
           赤色の円(定員オーバー)は点在するが、かなり小さくなる。

           また火災や水没を避けた場所に設置することも大事だと指摘。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・普段『防災』について何も考えていない輩を説得するには、これくらいの
  データ資料の提示は必要ってことですか。凄く分かりやすくて説得力もあり
  本当感心してしまいました。また愚かな行動を取る者が絶えないという事実も
  改めて判明し、気を付けなければと思いましたね。災害時にヤケクソになる
  馬鹿な者もきっと現れるんだろうなぁ。。。 都心を離れて本当に良かった。(笑)

┣・一生懸命にメモしましたけど、放送を見逃した方にはやはり映像を一度でも
  いいので見て欲しいですね。凄いから。構成・編集とも大変良かったです。

┣・『一時滞在施設』ですが、トイレや居座り続けられることを思うと学校など
  公共施設でないとやはり抵抗はありますよね。後は寺院などの類いですか。
  私は晴海から23区外までよく歩いて帰宅しましたが(20km弱)道等も
  地図上で見るのと実際はかなり違ったイメージがありますからね。ご家族の
  ことを思って帰宅する可能性がある方ならば、一度は家族全員で自宅から
  勤務先まで歩いて体験してみることをお薦めします。休日にピクニック感覚で
  実行するのもいいんじゃないですかね。最近流行のお散歩番組のノリで。(笑)

┣・その街々の良い所/悪い所も判って、結構楽しいですよ。ウォーキングは。
  晴海から国会議事堂まで“我がもの顔”で歩いてましたね。あんなに有名な
  場所場所を通るのに、人通りが驚くくらい少ないんですから。ただし監視カメラ
  にはバッチリ撮影されているんでしょうけどね。ここ数年歩いていませんが
  私の姿を見掛けなくなって監視員も寂しがっているのかもしれません。(苦笑)

┗・霞ヶ関は私の庭みたいなものでした。(^^ゞ 木々が多くて本来は良い所です。
  今は『安保反対デモ』で、だいぶ空気が悪くなっているみたいですけど。(笑)