ETV特集「熊を崇(あが)め 熊を撃つ」
東北の名峰・鳥海山のふもとで今も熊狩りを続ける「鳥海マタギ」。熊を“山の神様の使い”として崇めながら、なぜマタギは熊を撃つのか。息詰まる冬の熊狩りに密着した。
太古より雪深い地で狩りをなりわいとしてきた山の民マタギ。東北の名峰・鳥海山のふもとには最後のマタギ集落のひとつとされる「鳥海マタギ」の村がある。熊を“山神様の使い”と崇(あが)め、狩った熊を“授かりもの”として大切に暮らしの糧としてきた。過疎化や環境の変化で狩りで暮らすことが難しくなりマタギは消滅の危機にある現代。それでも熊を狩り続ける、あるマタギの息詰まる熊との闘いと自然と共に生きる暮らしに迫る
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