00011 『彫額:漢詩 﨔』(仁和寺/秀峰刀/茶道具)
こん○○は !! 白狸です。こちらもごく身近に置いてある古物となります。お気に入り。(^^ゞ
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00011 『彫額:漢詩 﨔』(仁和寺/秀峰刀/茶道具)
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実に立派な「彫り」が施された物だと思います。私この作者の方に一目惚れしまして、見掛ける度に購入・入札を繰り広げております。(苦笑) 対戦成績は5分5分と言ったところでしょうか。私が最初に入札しても・落札間際で必ずどなたか現れて・激しい競り合いとなります。(^_^;)
- サイズ: (約) 高さ: 35.3cm/幅: 42.6cm/奥行き: 2.5cm/重量: 2920g
- 大文字「静」は読めるのですが、あとはよく判りません。(^o^;) 左端は「仁和寺」だったんですね。そんなことも意識せずに「彫り師」の名前だけで入札した次第でして・・・
- 盛り上がっているように見えますが、銀色の文字の部分は全て彫られております。「目の錯覚」というやつですね。古の人々もこうしたトリックを愉しんでいたということなのでしょうね。(^_^)
- 仁和寺について
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。 境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。 同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見頃を迎えますが、建物と同様、 当時と同じ姿を現在に伝えています。平成6年には世界遺産に登録されました。 - こちらの『彫額』は、山陰の旧街道筋にある旧家からの蔵出し品という触れ込みでした。これらを察するに、京都にある総本山【仁和寺】の居士の作品を先祖代々大切にしてきたということになりそうです。で、この度手放されて・我が家へとやって来たと。SRC構造のマンションですので、音に関してはここでもかなり「静」な方だと思われます。(笑)
- 彫り上がって見えますよね? でも文字そのものは彫り削られているんですよ。(^_^)
- こちらが現在私が探し求めている【秀峰刀】になります。振り返ると全て「茶道具」になりますね。茶櫃、お盆 etc.
- ただこの「秀峰」を名乗る工芸品は数多く存在します。木工品だけでなく、金工品にもおられますね。その辺りを詳しく調べた書物などどこかに存在しないのでしょうか?(^_^;) メッチャ気になっております。ご存知の方、是非ご一報下さい。
- 木材「欅」そのものは割と傷んでおりました。左側は「ひび割れ」もしてますね。乾燥しすぎると字彫りの部分まで達してしまうかもしれません・・・
実際に『茶道』をする際にこちらの額を飾れば、「ご静粛に」とわざわざ口にせずとも済みそうです。(^_^) いつ頃制作された代物なのでしょうね。戦前、いや安土桃山辺りだったらいいなぁ。
「茶道具」も仰山買い漁りました。図書本や書籍なども読み漁って勉強中です。続々と登録・紹介していきたいと思います!