震災と原発事故がもたらした悲劇と向き合い、人知れず活動を続ける福島の僧侶たちがいる。宗教者として自らの役割を問い直した3人の僧侶の7年間の日々を見つめる。
原発事故直後の福島で私たちは、混乱状況に陥った人々を支えようと奔走する僧侶たちと出会った。彼らは寺院も故郷も奪われ、避難先で人々が次々に亡くなる極限状況に置かれることとなった。その中でひとりの宗教者として一体何ができるのか、彼らは自らの役割を問い続けてきた。番組では、それぞれのやりかたで檀家や門徒の心を支えるみちを模索してきた、3人の僧侶たちの7年間の軌跡を描く。
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