新エネルギー 注目の『アンモニア』
2017/02/07(火)<新エネルギー 注目の『アンモニア』>
【首都圏ネットワーク】 http://www4.nhk.or.jp/P350/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓リポート <新エネルギー 注目の『アンモニア』>
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◇合原明子 キャスター ◇山田大樹 キャスター
山田さん、
この液体の匂いを嗅いでみて下さい。(^o^)/ (^_^;)ちょっと、分かりました
・・・ *( ̄ー ̄)* オオォ(>_<)、鼻にツンと来ますね
来ますよね、コレ。『アンモニア水』なんです。 ・・・ *ハアァァ* (溜息)
◇合原明子 キャスター
『アンモニア』はこれまで「農業用の肥料」として使われてきたんですが、
今、環境に優しい“新たなエネルギー”として注目されているんです!(^_^)/
◇山田大樹 キャスター
・・・ (>_<)。
※見事なショートコントでした。(笑)
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環境に優しい
┣■新エネルギー『アンモニア』
“煌々と燃えさかる炎” ※筒状に勢い良く燃えている
その燃料となっているのは『アンモニア』(NH3)。
www.nhk.or.jp ※朝の番組でも同じものが放映されたようです。画像付きで紹介されています。
先月2017年1月6日
【内閣府】
『エネルギーキャリア ~推進委員会(第7回)~』10:00~12:00
・アンモニアの実用化に向けた『国家プロジェクト』が始まった。
この日の会議に集まったのは関係省庁や研究機関、大企業の幹部達。
『アンモニア』を“次世代エネルギー”の1つに位置付けるのが狙い。
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【海老名中央水素ステーション】
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
HySUT:水素供給・利用技術研究組合が開所した。
日本初となるガソリンスタンド一体型水素ステーションを神奈川県海老名市にオープン | 2013年度 | ニュースリリース | JXエネルギー
www.pref.kanagawa.jp ※新エネルギーには一生懸命ですね。教育機関はおざなりだけど。(爆)
・【国】は「CO2を一切排出しない水素(H2)を使った社会の実現」を目指している
しかし“気体の水素”を大量に運ぶには(蓄ガス器:圧縮水素ガス)
「多くのコストが掛かる」のが課題だった。
『水素』を多く含む上、液体として簡単に運ぶことが出来る。
しかも『水素』と同じように
4NH3 + 3O2 = 2N2 + 6H2O
アンモニア 酸素 窒素 水
燃やしてもCO2を一切排出しない!
【SIPエネルギーキャリア】
◇村木茂 プログラムディレクター
「エネルギーの多様化」とそれから「環境問題」「地球温暖化対策」に貢献しよう
ということなんですね。
『水素社会』に向けた扉をね、大きく開くキッカケになるのが『アンモニア』ですと
www.youtube.com ※大学と企業のコラボか。癒着が心配だけどその点は監視できてますぅ?(苦笑)
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【福島再生可能エネルギー研究所】
・日本の研究チームは“世界で初めて”『アンモニア』を燃料とした小規模な
『ガスタービン発電』にも成功した。実用化への期待も高まっている-
・こうした技術の基礎を作ったのは
【東北大学・液体化学研究所】
www.ifs.tohoku.ac.jp ※立派なHPですね。
・『アンモニア』は本来“非常に燃えにくい”物質。
都市ガスなどで使用される『メタン』と比べるとなかなか着火しない。 ※実演
◇小林秀昭 教授
「都市ガス」や「プロパン」と比べると、
炎の強度っていうのは大体“5分の1から6分の1くらい”なんです-
→ そこで小林教授は『スワールバーナ』という器具を使用し、
『アンモニア』を燃やす時に“渦状の空気の流れを作る”よう工夫した。
astamuse.com ※最近流行りの『薪ストーブ』に応用できないか、少し気になりました。(^^ゞ
空気中に散ろうとするアンモニアを火の近くに長く留めることで
燃焼するのに十分な時間を確保することができた。 ※アンモニア混合ガス
◇小林秀昭 教授
『アンモニア』がエネルギーとして利用されることはほとんどなかったのですが
「実用的な燃料として利用できる」ということがこれによって確認できたと-
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・こうした技術に注目しているのが【電力会社】
【中国電力】
この日、国のプロジェクトリーダーの元を同社の研究員が訪れた。
<【中国電力】発電電力量(2015年度)>
水力 4,374 百万kWh
石炭 36,215 百万kWh
LNG等 14,766 百万kWh
石油 6,250 百万kWh
新エネルギー 4,374 百万kWh
・「石炭火力発電」の割合が50%を超えており「CO2の削減」が課題の1つ
となっている。
【中国電力】
◇谷川博昭 主席研究員
当社の場合『石炭』が多いで・石炭の比が。
それに入れるのにですね、どういう風な影響が出るのかとか-
・そこで取り入れようとしているのが
「既存の石炭火力発電に『アンモニア』を混ぜる方法」。
アンモニアはCO2を出さないため、
石炭から置き換えた分だけ排出量を減らすことができるという。
そして何より大規模な施設の作り替えが必要ないため、
実用化までの時間・コストを↓抑えられるのが魅力。
【中国電力】
◇谷川博昭 主席研究員
いかに早くメリットがある事業展開ができるか、検討しています。
で、ゆくゆくは「化石燃料に代わる燃料として使っていきたい」なという
希望を持っています。ハイ。(^o^)
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◆現在“課題”となっているのは
『アンモニア』を燃やした時にNOx(ノックス)と呼ばれる「窒素酸化物」が出ること
NOxは「大気汚染」や「酸性雨」などの原因になる“有害物質”。
このNOxを除去する機械は既にあるのだが、
その機械で処理できる量を超えてしまうのが課題となっている。
www.daitokakoki.com ※それなりの除去施設が必要のようです。確かに処理量・コストが気になる・・・
【東北大学・液体化学研究所】
◇小林秀昭 教授
・NOxの発生量を少なくする研究を行っている。
燃焼するアンモニアに含む空気の割合を変ればNOxn量が減ることが分かった。
※実験では測定値が8分の1以上減らせたことが黙認できた。
◇小林秀昭 教授
“CO2輩出をしない”というエネルギーが我々が1つ利用できるようになる
ということが、大きな社会的なインパクトではないかなという風には思います。
なんとか実用化できるように(^_^)、エー努力して参りたいと考えております。
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◆にわかに注目を集める『アンモニア』
『水素社会』実現への“起爆剤”となれるのか !?
◇山田大樹 キャスター ◇合原明子 M
合原さんが私に(アンモニア水を)押し付けてきたのは
こういった注目が集まっているからということだったんですねぇ。 エェ・・・(^_^)
いやぁ、ビックリしました。
なかなか難しい話ではありますけれども、とにかく
新しい燃料として注目される !? ウン。ハイ。
◇合原明子 キャスター
可能性がね、いっぱい秘められているってことですよね。
【国】は『アンモニア』を使った技術を2018年までに確立させ、
「日本の次世代の産業に育てていきたい」ということです。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・この手の話は大好物ですのでメモしてみました。【WBS】が先鋒を切りがちですが
【NHK】も手広い放送であるがゆえ、取り上げられる機会が多いですよね。
他の民放では今ではスッカリ放映されることはなくなりました。バラエティーか事件
見た目を惹くものばかり。よく「教育が大切です」とかって言えると思うよ。(苦)
┣・出だし“善いことずくめ”でしたが、有害物質NOxの量がバカにできない模様。
糞尿を利用したバイオマスなど新興国で活用するNPO法人等をたまに見聞しますが
除去施設の方までカバーし切れているのか、少し疑問が芽生えました。そのコストが
バカに出来ないから最先端技術の日本でも進んでいないのでしょうしね。
┣・家畜業で苦労するのが「排泄物処理」だと聞きます。堆肥にするにも上限があるので
積もりに積もってしまうようです。こうした技術の進歩でキレイに片付けられるなら
もっと議論を積み重ねて、1つ立派な施設を国として造り、実証を積み重ねて欲しい
ところです。【原子力発電所】のこと思えば簡単な話にも思えるけどね。(笑)
┗・それにしてもこのコンビはショートコントができるくらい、感じよく仕上がってます
これだけ仲が良いのはあとは【TBS・Nスタ】で見られるくらい。あとはギスギス
“ポジションの奪い合い”を想像させるような配置ですよね。(大笑)