2016/10/05(水)<【中国政府】による「アメとムチ」【チベット自治区】で見たものは・・・ >
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
2016/10/17(月)<中国マネーで大規模開発 “中国化”進む【チベット】の今>
【NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ニューズアイ <【中国政府】による「アメとムチ」徹底
┃ 【チベット自治区】で取材班が見たものは・・・ >
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【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
中国西部の【チベット自治区】
ほとんど取材が許可されないこの場所に【JNN】の記者が潜入した。
Japan News Network
TBSテレビをキー局とする。
ここ【チベット自治区】は中国の支配下に置かれ、
圧政に抗議する人々と漢族との衝突が起きた場所でもある。
取材で見えてきたのは【中国政府】の「アメとムチ」政策だった-
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カメラが入った
┣■至る所に【中国】が・・・
◆不満抑える「カネとムチ」
先月2016年9月
【チベット自治区・ラサ】
中心都市ラサでは人々が全身を地面に投げつつ(スベらせるようにうつ伏せになる)
『五体投地』をする様子が拝見できる。
ここが『チベット仏教』の地であることを感じさせる。
・それでも街に入るとすぐに「別」のことに気付かされる。
◇女性リポーター
この辺りは典型的なチベットの住宅なんですけれども、
中国の旗が掲げられているのが“ちょっと異様な感じ”がします。
※祝日に日本国旗を玄関先に掲げるような雰囲気ではなく、
等間隔に窓越しの合間に1本ずつ掲揚されている。*多過ぎ*
海外の要人を招き入れる時に道端に国旗を掲揚する感じと言えばいいだろうか。
【ポタラ宮】
独立国家を主張していた
【チベット】が「中国の自治区」とされてから50年余り。
あらゆる場所に「ここが中国であること」を誇示するかのように
中国旗や指導者の写真が掲げられている。
2008年
【チベット自治区・ラサ】
『北京五輪』開催の年に【中国政府】支配に抵抗するチベット族によるデモが発生。
“大規模な騒乱”へと発展した。
・以来【中国政府】は【チベット】の治安維持を徹底する一方で
不満抑止のための「経済発展」にも注力してきた。
・漢族の「大量移住」もあり、自治区内総生産は約20年間・10%以上を維持し続け
中国国内からの観光客も年間2000万人以上、
10年前の10倍にもなっている。
2006年
街のチベット族の人々も【中国政府】に対し、不満を表立って口にはしない。
◇女性リポーター ◇チベット族の店主 40代後半の男性
中国人とはどうですか? 仲良いですよ。・・・ *キョロキョロ*
問題はない? アアァ・・・ 問題ないよ。
喧嘩もないし、泥棒もいないし、*手振り*
・しかしカメラを下ろした途端、“本音”を覗くことができる-
◇チベット族の店主 30代後半の女性
大きい商売をやっているのは全部『漢族』です。
『チベット族』はただ「生活費」を稼ぐぐらい。
・さらに『チベット族』の人々には、
今も触れることが許されない“タブー”がある。
【中国政府】が「チベット独立を目論む」“分裂主義者”だと警戒する
チベット仏教の最高指導者:ダライ・ラマ14世の存在。
街で出合った僧侶に「ダライ・ラマ」のことを聞こうとすると、
人目を気にしながら我々取材班を知り合いの店まで案内し、
Q.中国政府が悪く言ってもダライ・ラマを尊敬する?
A.
◇チベット仏教の僧侶
私達『チベット』の宗教、そして「ダライ・ラマ」ですから。(笑)
Q.ダライ・ラマに【ラサ】に帰ってきて欲しい?
A.
◇チベット仏教の僧侶
ウン・・・ 皆そう思っています。
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大規模インフラ
┣『観光村』
◆中国の開発進む【チベット自治区】だが・・・
【チベット自治区・ラサ】から
東に約400km、最高点が5000mを超える山道の脇に
『高速道路』が建設されている。
◇女性リポーター
およそ3時間走ってきたんですけれども、街を出てからはズッとこのような
道路工事の現場が続いています。
【中国政府】による【チベット】のインフラ整備がいかに大規模かが分かります。
・400億元(日本円にして6000億円以上)と言われている
『巨大インフラ整備プロジェクト』は
来年2017年末の開通を目指して急ピッチで行われている。
【中国政府】
『インフラ整備』と並び『観光業推進』にも力を入れている。
【チベット自治区・ニンティ郊外】
山の中に作られた真新しいリゾートに海外メディアが案内された。
【広東省】の民間企業が中心に開発した
『魯朗国際観光村』
オープン間近だというが・・・ 見たところまるで“ゴーストタウン”状態。
Q.まだ募集を始めていない?
A.
◇案内担当者 30代前半の女性
今、投資する人を募集中です。
※綺麗に整備された観光向けの建物だが、道路を挟んだ向かいの建物には
古びた・家畜小屋も剥き出しな地元農家がそのまま建ち並んでいる。
・周辺農家の半数以上は、【中国政府】の援助で『民宿経営』に乗り出していた。
※室内には中国共産党指導者のポスターが飾られている。
◇民宿オーナー
お茶をどうぞ。 ※奥さんが大きなやかんで緊張気味に白茶を注いでくれた。
『民宿』は
1泊食事付きで「約1000円」
◇民宿オーナー チベット族の40代後半の女性
去年2015年は16万元(約240万円)の収入がありました。
以前と比べて雲泥の差です。(^_^)! ※指を立てて喜びを表わしていたが・・・
・しかし、冬場は場所柄“寒さが厳しく”観光シーズンはそう長くはない。
この日、村に観光客の影は全くなかった・・・ ※そんな時に海外メディアを招く
中国政府関係者も?だよねぇ。
www.youtube.com ※だいぶ昔の映像ですが、経済発展を誰しも望みがちになりますわなぁ?
www.epochtimes.jp ※あーインド国境沿いに近いのか。今きな臭くなっているそうだけど・・・
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◆【中国政府】が宣伝する“バラ色のチベット”
・しかしその恩恵がチベットの人々に行き届くのには、まだ時間が掛かりそうだ-
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┏┓セカイは今 <中国マネーで大規模開発 “中国化”進む【チベット】の今>
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【NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/
『自治』の在り方を巡り、住民と【中国政府】が度々激しい対立をしてきた
【チベット自治区】
中国の西側。大きな領土を誇示している。
2008年『北京五輪』開催の年に大規模な騒乱が起きて以来
【中国政府】は
外国人メディアによる取材をほとんど許可してこなかった
今回一部のメディアに取材を許可した背景には
「今のチベットが安定している」
「チベット自治区の統治が成功している」ことをPRする
狙いがあったものとみられる。
しかし取材を通して見えてきたのは
「中国政府による大規模な開発」と
「その裏で広がる格差への不満」だった。
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※取材特集は先週【Nスタ】で報じられたものと同じでした。
一部テロップが補足されていたくらい。
◇星浩 MC
まあなんとも大変な『公共投資』ですね。
【北京政府】の取り込み策のように見えるんですけど 久々に見たけど
地元の人はどう見てるんですかね? ※こんなに禿げてたっけ ??
周囲から叩かれてる?(苦笑)
◇女性リポーター ※【中国】は監視が厳しいので敢えて伏せました。
はい。
我々の目から見るとちょっと“やり過ぎ”という印象も受けるんですけれども、
一方で中国のお金が入って初めて『インフラ整備』が進んで経済が発展したという
面も否めないとは思います。
私自身、今回酷い高山病でかなり苦しんだんですけれども、
あの一口に建設作業と言っても場所によっては4000m、5000mにもなる
高地ですので、中国国内から「出稼ぎ」に来た人達が働くのは容易なことでは
ありません。
まっそういう意味では中国がやっていることを「全く否定するのも違うかな」とも
思うのですけれども、ただその恩恵が『チベット族』の人達にちゃんと届いている
のかというと、彼らの多くが『漢族』との間で格差を感じているというのが現実の
ようです。
www.youtube.com 富士山より高い場所に高速道路・鉄道を通そうっていうのだからね。凄いよ。
◇皆川玲奈 キャスター
人目を気にするように「ダライ・ラマ」の話をしている人もいましたけれども、
『チベット仏教』は今でも抑圧されているんですか?
◇女性リポーター ※【中国】は監視が厳しいので敢えて伏せました。
はい。*コクリ*
【中国政府】はですね、
『チベット仏教』の寺院を今は「観光のリソース」として活用しています。
ただですね、チベット仏教の寺院が反中国の温床となることをとても恐れており
まして、僧侶達は今でも厳しく監視されています。
『チベット族』はとても信心深い人達なので、ダライ・ラマへの信仰はそう簡単に
捨てられないとは思います。
【中国政府】はそういった感情を「『経済発展』で抑え込もう」という、いわば
「カネとムチ」の政策を執っていて、今はそれでとりあえず安定してはいますが
何かのキッカケで不満が噴出してしまう可能性を常に秘めている、非常に危うい
安定だとも感じました。
www.youtube.com ※津波の引き波にさらわれた母子の映像といい、日本の皆さんご存知ですか?
www.youtube.com ※昔、焼身自殺は日本でも多く見られました。今は違う方法を採られがち。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・ちょうど今宵も【チベット自治区】が取り上げられていたのでメモをしようとした
わけですが、LIVE中継でリポーターの最新の見解が聞けたくらいで(題名まんま)
しょーもなかったですね。今のTBSはイブニングの時間帯しかダメですね(苦笑)
※リンク貼りまくってるなぁ。目的がDBとはいえ、メモして欲求不満気味?(^^ゞ
┣・この『自治』に関する問題(統治)は世界各国で起っているもので、
日本で言えば【沖縄】(現在、必死に抵抗中!)【北海道】(アイヌ民族ほぼ殲滅)
【福島】(原発事故の被害一生もの)【福井】(原発通りで将来不安)
などと言えますかね。下段は民族問題とは違いますが、まあ切り捨てられたわけで
似たようなもんです。(爆)
よく
「漢族=大和民族」「チベット民族=琉球民族」に置き換えれば似てるでしょ(笑)
┣・日本を例に取れば、経済発展という『日本列島改造』政策により広域で生活水準が
向上したと言えますが、景気後退・人口衰退によって多くのインフラが更新問題に
いま晒されているわけです。
┣・今【日本政府】がバカみたいに繰り返して公言している【観光業】の促進ですけど
景気(円高)/政情(テロ等)はもちろんのこと、疫病(感染症・耐性菌)などを
ちょっと軽視し過ぎてます。トランクや靴裏等に潜んだ物が生態系に多大な影響を
及ぼすことをもっと考えないといけません。競走馬などは入出国の際に長い検疫の
期間が必要とされていますが、利便性を考慮して「人」など面倒くさがり簡略して
しまっています。パソコンのセキュリティーソフトな目線で考えるなら可笑しな話
ですよね。「これでは安全宣言できかねます!」と言うでしょう、普通は。
┗・話がまたズレましたが、チベット自治区での高速道建設はワールド目線で言えば、
『一路一帯』構想の一環でしょうし、昔で言うならば『アメリカ大陸横断鉄道』と
同じ後に「やってて良かったな」ものかもしれません。 ※中国人が酷使された
けど安易な『観光政策』はダメだと思うのよ。日本のレジャー施設の衰退劇などを
垣間見て欲しい。使われず・放置され・廃れ・錆びて荒れ地となっていく。これは
放射能汚染で荒廃してしまった土地とそう変わらないとも思うんですよねぇ。(苦)
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