2016/07/01(金)<“EU離脱”の波紋 イギリス・日本 心揺れる人たち>
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓特集 <“EU離脱”の波紋 イギリス・日本 心揺れる人たち>
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
every.×time4
┣■EU離脱決定から1週間
◆イギリス国内に“分断”が-
【イギリス】の“EU離脱”決定から1周間。
スコットランドの中心都市
【エディンバラ】
イギリスとは違った町並み・人々。さらに異なる紙幣に描かれた人物。
【スコットランド】では
→ イギリスからの「独立」も辞さない態度を示している。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・また【EU】は 去年2015年度
イギリスの【農業・畜産業】などに対し、約6000億円の補助金を支給。
◇アンダーソンさん 農場経営者 ※50代後半の女性
私達は【EU】から巨額の補助金を得ています。「残留」を望みます。
※子豚や鶏をほぼ野放しで飼育されていた。
・土地が痩せているため「補助金は不可欠だ」と訴える。
◇アンダーソンさん 農場経営者 ※50代後半の女性
もし補助金が無くなれば、60~70%の農場廃業するでしょう。
2年前2014年
【スコットランド】
イギリスからの独立を目指し『住民投票』が行われた。
・今再び、国が・イギリスが分断する危険性が出て来ている-
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆【ロンドン】でも-
・郊外にある隣り合った地区同士で「残留」と「離脱」が分かれている。
【ロンドン】に33ある地区の内、「離脱」支持は僅か5地区。
全て郊外にある地区だった。
「離脱」支持
【ヒリンドン地区】
古くからある住宅街。
◇70代半ばの女性 ヒリンドン地区
「独立していたい」ので離脱を支持しました。
◇50代後半の男性 ヒリンドン地区
(移民が増えて)息子が第一希望の学校に通えなかったし、
【病院】も混み過ぎだ。「少し元に戻したかった」。(苦)
・移民の増加による“生活への圧迫”が「離脱」支持に繋がっていた。
「残留」支持
【イーリング地区】
逆に残留支持が多数を占めた。
ショッピングセンターや様々な店が建ち並ぶ『商業地区』。
42年間、この地で営む
◇ホスキンスさん 自転車店主 60台半ばの男性
『移民問題』より金銭面を考え「残留」に投票しました。
・“経営の安定”を考えて、現状維持「残留」を選択した人が多かったと見られる。
・浮き彫りになった“意識の差”。
◇ホスキンスさん 自転車店主 60台半ばの男性
(『国民投票』を振り返って)
『国民投票』をすべきではなかった。【議会】に任せるべきだった。
これは「『民主主義』の後退」だと思う。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆裏切りも・・・ 揺れる【英政界】
・『国民投票』によって表面化した“社会の分断”。
次のリーダーには「国を一つにまとめる手腕」が求められている-
【イギリス】
与党保守党の新たな党首を決める選挙(=次期英大統領)では、
最有力候補だった
◇ボリス・ジョンソン 前ロンドン市長
『党首選』には出馬しないことを突然表明。世間では驚きの声が広がった。
イギリスのEU離脱
“裏切りのストーリー”
【EU】離脱の旗振り役であった
◇ボリス・ジョンソン 前ロンドン市長
かつてキャメロン首相の盟友であり「残留派」であった。
・ところが今年2016年2月に『国民投票』がやると決まるや否や「離脱派」に転身。
盟友であった◇デーヴィッド・キャメロン首相を“裏切った”。
『国民投票』で「離脱派」が勝てば、自分が英首相になれると考えていた !?
→ 結果「離脱派」が勝利!
満を持して『党首選』に立候補しようとした直前で、
・今度はまさか自分が“裏切られてしまった”
ジョンソン氏を支えていた「離脱派」の
◇マイケル・ゴーブ 司法相
突然、立候補を表明。人気のあるジョンソン氏を担ぎ上げておいて
いざ政権を握る時になって「党首の資質が無い」とバッサリ斬り捨てて
「自分が出る」と言い出した。“見事な裏切り”。
・結局『政局争い』だったのか?
「本当に裏切られたのは国民だった」という落語のようなオチに ??
世界経済も“大きな打撃”を受けている-
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イギリスが【EU】欧州連合の離脱を決めてから1週間
“波紋”が広がっている・・・
イギリスや日本で、今、意外な人達が困っていた-
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
“EU離脱”で超大変・・・
┣■イギリス人盆栽作家の悩み
イギリス United Kingdom
【ロンドン・ベックスリー地区】
ロンドンの中心から車で約1時間の場所にある地区。
・日本国内かと見間違うような立派な【盆栽園】がある。
◇ピーター・ウォーレン(37) 盆栽作家 イギリス出身
・14年前2002年に来日。
日本を代表する盆栽作家の小林國雄さんに弟子入りし、7年間修行を積んだ。
2009年
・イギリスに帰国した後、自ら【盆栽園】を開き、制作・販売を手掛けている。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Q.イギリス人の彼が、【EU】離脱に対して“困惑”していることとは ??
A.
◇ピーター・ウォーレン(37) 盆栽作家 イギリス出身
「植物の移動」。【EU】の中で移動することがどうなるかっていう・・・
それも大きな不安ですね。 ※流暢な日本語で答える。
今は【EU】に入っているから、
どこの国の物でも簡単にイギリスに入って来るんですね。
でも【EU】から出ると「検疫の問題」がいっぱい出てくるんです。。。
・彼が作る『盆栽』は、その材料となる木の中には【スペイン】や【フランス】から
仕入れる物もあり(『ローズマリー』はフランス産だった)これまで【EU】圏内
ではある程度自由だった植物の移動が「【EU】離脱後はどうなるか分からない」
と言う。
◇ピーター・ウォーレン(37) 盆栽作家 イギリス出身
だからイギリスは山が無いから、こういう山から捕った素材が中々手に入らない
ですね・・・ 。
・“先行きの不安”を口にする。今は状況を見守るしかない-
・そんな彼ピーターさんのささやかな楽しみは、
ビニールハウスの中で、大きな鉢に『日本の野菜』を植えて育てていること。
大根、カブ、小松菜、柚の木まであった。
“心の故郷”日本。その味を楽しみたいと、自ら植えた野菜や果物。
中でも去年2015年に植えた柚の木が今年2016年初めて実を付けた。
◇ピーター・ウォーレン(37) 盆栽作家 イギリス出身
『盆栽』の商売が出来なくなると、『ゆず』柚屋になるんですよ。(笑)
結構儲かるぞ! アッハハハハハ。(^o^) まっ冗談抜きでね。
普通の『株』は下がっているけど、こっちの『カブ』は上がりましょう \(^o^)/
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イギリスに住めなくなる?
┣■フランス&日本夫婦の困惑
◆日本人妻は・・・
【ロンドン市内】
夫と息子の家族三人で暮らす
◇妻:千歳・ボネル・デ・メズィアズさん 日本人
◇夫:クエンティン・ボネル・デ・メズィアズさん フランス人
◇子:海斗・ボネル・デ・メズィアズさん
・イギリスで暮らすフランス人と日本人の夫婦は
現在【フランス】と【イギリス】は同じ【EU】圏のため、
国籍は違っても期限なく住み続けられ、仕事も自由にすることが出来る。
しかし-
家族3人、食事を取りながら-
◇夫:クエンティン・ボネル・デ・メズィアズさん フランス人 ◇妻
今日、上司からメールを貰ったんだ。 「何について?」
「『国民投票』の結果についてどう思うか」って・・・ 。 「結果は?」
上司は残念がっていたんだけど、
僕達はシッカリ仕事をしているから、この結果について
これから何が起きるか、怖がる必要はないけど。・・・
・“あの日”から1週間。【EU】離脱の話は度々食卓の話題に上っている。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇妻:千歳・ボネル・デ・メズィアズさん 日本人
・34歳の時、言語を学ぶため【イギリス】に留学した。
アルバイト先でクエンティンさんと知り合い、その後「結婚」。
6年前2011年、息子の海北君が生まれ、家族3人で【イギリス】で暮らしてきた。
・ところが今回の事態。フランス人の夫の家族として、
【イギリス】で暮らすことが出来る『永住権』を手にしているが
このまま家族で【イギリス】で住み続けることができるのか“不安”を感じている
UK【イギリス】が(【EU】を)出た後も・・・ 、引き続き
パーマメント(永久に。『永住権』)としての効果があるんだろうか?っていう
のを凄く、、「変えることはないだろう?」と思っても、、そうこればっかりは
発表にならないと分からないので-
・さらにこのまま住み続けられたとしても『子供の学費』なども気掛かり。
これまでのようにイギリス人と同じ学費では済まないのでは?と心配している-
◇妻:千歳・ボネル・デ・メズィアズさん 日本人
(【EU】の加盟国であれば)UK(イギリス人)の学生と同じ学費で済んで
いますけど、これが、、、(加盟国でなければ)「10倍」になりますから、、
(今後については)その辺はかなり・・・ ン~、考えますねぇ。*溜め息交じり* ン~
・今後、どんな生活が待っているのか。見通しは立っていない-
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
“EU離脱”で日本も大変・・・
┣■『甲州ワイン』に意外な余波
◆影響は【日本】でも・・・
創業103年の老舗ワイナリー
【くらむぼんワイン】
従業員5人の小さなワイナリーでありながら
今年2016年【ロンドン】で開催された世界最大級のワインコンクール
『インターナショナルワインチャレンジ2016』で「銅賞」を受賞した。
◇野沢たかひこ 社長 くらむぼんワイン
こちら【イギリス】に出荷するワインになりますねぇ。
甲州葡萄100%で・スッキリした辛口の白ワインになります。
『ソルルケト甲州』
英国大手スーパーチェーン店に輸出している甲州ワイン。
12.99ポンド(約2200円・輸入開始当時)。
地元【イギリス】で売られているワインと比べ「お高め」ながらも
年間約3000本の注文があり、出荷しているという。
一昨日2016年6月29日
・社長自ら【イギリス】へ出荷するワインへのラベルの貼り付け作業を行っていた。
今回【EU】離脱が決まったことで、既に影響が出ているという-
◇野沢たかひこ 社長 くらむぼんワイン
今回のあのぉ「ポンドが下がるだろう」とのことで、実際【EU】離脱を見越して
下がってきたりしたんですけど、そうなるとまあ実際「ワインの単価が下がる」と
いうような形になるので、*シー・・・ *、“直接的なダメージ”にはなりますね。
【くらむぼんワイン】では
予め『ソルルケト甲州』を「12.99ポンド」で固定・契約している。
【英国】 【日本】
・1ポンド=約169円(輸入開始当時)
12.99ポンド → 約2200円/本
・1ポンド=約137円(2016年6月30日) ※「ポンド安」
12.99ポンド → 約1800円/本
400円も減ってしまった!
◇野沢たかひこ 社長 くらむぼんワイン
じゃあこちらの「出荷額」を上げればってことになるんですけど、そうなると
今度は現地での売れ行きに影響したり、*シー・・・ *、価格的に折り合いが付かない
ということも出てくるので、なかなか「値段を上げる交渉は難しい」です。。。
・利益を増やそうと価格を上げた場合、売れ行きが鈍る恐れがあるため
「それは難しい」と話す-
7年前2009年
『甲州 オブ ジャパン』
甲州ワインを世界に! KOJ | KOSHU OF JAPAN
ワールド酒フロント-日本の酒 ロンドン: ロンドン、そして欧州に進出する甲州ワイン
山梨県のワイナリー14社と共に【EU】を中心に甲州ワインのプロジェクトを
行ってきた。そしてようやく本格的に輸出が出来るようになったという。
『ソルルケト甲州』KURAMBON WINE
甲州ワインのEU輸出プロジェクト第一弾 -WANDS online Mar. 2010-
三澤茂計さん - 甲州ワインを生産する「グレイスワイン」社長 前編 - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、イギリス生活情報誌 - 英国ニュースダイジェスト
三澤茂計さん - 甲州ワインを生産する「グレイスワイン」社長 後編 - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、イギリス生活情報誌 - 英国ニュースダイジェスト
・そんな矢先に起きた今回の事態。
今後について-
◇野沢たかひこ 社長 くらむぼんワイン
世界の他のワインに無い“特徴があるワインを作っていく”ことが
(日本の)【ワイン業界】全体としても、自社としても凄く重要ですし、
まあそういう方向性で行くんじゃないかなと思っています。*頷く*
・「商品開発」に力を入れ、まだまだ「イギリスで勝負!」と心に決めている。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イギリス料理人も動揺
┣■ 「ロンドンに帰りたくない」
◆日本に暮らすイギリス人
東京都千代田区九段
【スワン&ライオン】SWAN & LION
イギリスの家庭料理を中心に扱う、テイクアウト専門のデリベーカリーの店。
人気商品
『ローストチキンきのこクリーム』パイ 700円
『コテージパイ』 600円 ※マッシュルーム&牛の挽肉
◇イアン・ギビンスさん(50) 店主 イギリス出身
こんにちは!(^o^) アハハハハハハハハハ。
・店を切り盛りするのは6年前2010年に来日し
「イギリス料理を多くの人に知って貰いたい」と去年2015年に店をオープンした。
今、彼の胸の内は-
◇イアン・ギビンスさん(50) 店主 イギリス出身
本当にショック。*頷く* 信じられない、まだッ信じられない。(^o^)
※英語で
「イギリスが昔に戻っている感じがした」。 恥ずかしかったぁ~、
もうガッカリ!しました。ハイ。
・1週間が経った今も動揺は抑えられない。
何より気掛かりなのは-
◇イアン・ギビンスさん(50) 店主 イギリス出身
そう、*イヤ*、若い人について心配していますね。ハイ。*頷く* ウン。
・実際にお店には一人の若者がいた。
◇ルーク・ジェフリー・グリーンさん(24) イギリス出身
ガッカリしたよ。先を見る目が無いね。
両親はオーダーメイドのシャツやスーツを作っているんだ。
◇イアン・ギビンスさん(50) 店主 イギリス出身
エェ。 彼の両親の仕事にはダイレクトに影響があるだろうね。
いや、 ロンドンに帰るのは楽しみかい?
帰りたくないよ。*腕組み*
*ハアァ*
・【イギリス】に帰っても『就職』に影響が出るのではないか?
24歳の彼は暫く【イギリス】に帰るつもりはないと話した。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
EU留学生を襲う不安
┣■「次は戦争かな?」
【神奈川県川崎市】
◇グンデ・ドークシーテさん(22) 留学生 リトアニア出身 ※女性
・英国の大学で学びながら【日本】に留学中。※自室の机で漢字の書き取り中だった
リトアニア人に対してあまりぃ(イギリス人が)いい雰囲気ではない。(苦笑)
だから、これから「イギリスには残らない方がいい」状態になった・・・
・彼女は【イギリス】での就職も考えていたが、離脱決定後、
【イギリス】以外の国で就職することを決心していた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
神奈川県川崎市にある
国際下宿
【柴田荘】
現在13ヵ国25人の外国人が日本人と共に生活をしている。
日本で留学生の世話をして37年
◇柴田園枝(70) 寮母 ※長年、夫婦で下宿を営む
・学生達の食事や生活の世話をしている。
祖国を離れた学生達に心のこもった手作りの家庭料理を提供している。
・食事時、学生達との一時にもやはり話題は-
◇柴田園枝(70) 寮母 ※長年、夫婦で下宿を営む
まあ【イギリス】が離脱するということで、もぉ大変なことになっていますけど
いろんな問題があるかもしれない。私も凄く皆さんどう考えているのかなぁと
思って心配してたんですけれども-
・皆が心配していたのは、これからの「ヨーロッパの動き」
◇ティニ・スネイデルスさん(25) 留学生 ベルギー出身 ※女性
他の国が【イギリス】の例に倣って、
同じこと(【EU】を離脱)をするかもしれない。
【EU】の前の状態に戻るかもしれない。ウン。
◇グンデ・ドークシーテさん(22) 留学生 リトアニア出身 ※女性
次は戦争かな?(苦笑) ・・・ それはイヤだ。*クビ横振る*
◇柴田園枝(70) 寮母 ※長年、夫婦で下宿を営む
そこまで考えちゃうこともあるのねぇ。。。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆“EU離脱”の不安の先に・・・ 「今だから出来る事がある!」
・そんな不安の一方で、若者達には新たな思いが芽生えていた
◇グンデ・ドークシーテさん(22) 留学生 リトアニア出身 ※女性
【イギリス】に住んでいる間に、ウーン、あの『差別の問題』について
何かをしたいと思います!
◇ボジェナ・ディヴィエヴァさん(22) 留学生 ドイツ出身 ※女性
『ジャーナリスト』になりたいから、頑張れそうな感じがしている、今。(笑)
(ヨーロッパのために?) ハイ。きっと頑張りたいと思います。*コクリ*2*
◇柴田園枝(70) 寮母 ※長年、夫婦で下宿を営む
皆それぞれね、アレですよね、国に帰っても頑張ってね。(^o^)
“自分達の夢”を広げていきたいですよね。
・未来を支える若者達の姿がここにはあった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
“EU離脱”の衝撃
┣■イギリス人が質問攻めに・・・
昨日2016年6月30日夕食時
東京都日野市
【中央大学・学生寮】
・学生達がイギリス人留学生に“質問攻め”していた。
◇日本人 男子学生A
若者のさ『投票率』高いの? 皆投票する ??
◇ニコラス・リークスさん(21) 留学生 イギリス・ロンドン出身
皆投票する。でもお年寄りが皆・大体皆投票する。
◇日本人 男子学生B ※スタッフ?
イギリスの経済が大変になる?
◇ニコラス・リークスさん(21) 留学生 イギリス・ロンドン出身
ウン。 yeah。うん(今後は)全然“想像できない”。予測もできない・・・
◇日本人 男子学生B ※スタッフ?
ニック自身は移民に対してどう思う?
◇ニコラス・リークスさん(21) 留学生 イギリス・ロンドン出身
まあ「いいこと」だと思う。(笑) ハイ。
経済的にいいこと、だと思います。ウン。
まあ「仕事やる」し、「税金も払ってます」から-。 *肯定*
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆“歴史の大きなうねり”に直面する学生達
今回の“EU離脱”決定は、決して他人事ではない-と感じているようだった。
◇フランス人 男子学生
私達も(【EU】から)出た方がいいんじゃないかと思う-
そういう思いが浮かび始めるかもしれませんから・・・
◇日本人 男子学生B ※スタッフ?
【アメリカ】は? US?
◇アメリカ人 女子学生
今、トランプやばい。(苦笑) エヘヘヘヘヘヘへ。(^o^)
*一同(苦笑)*
◇ニコラス・リークスさん(21) 留学生 イギリス・ロンドン出身
「まあ見てみようじゃないか」(苦笑) ※英語で
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・波紋を広げる【イギリス】の決定。
世界がその行方を見つめている-
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗■スタジオにて
◇野村修也 教授 中央大学法科大学院
世の中には無くなると分かって、初めて有り難みを感じるものって沢山あると
思うんですよね。
で、私達も改めてですね、当たり前と思っている【日本】の仕組みについても
見直してみる必要があると思いますね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・直接取材をしており、好感が持てたのでメモしてみました。
「相手があること」というのは何事にも影響を受けるわけで、それが煩わしいからこそ
『禅』など「無の境地」に憧れを抱いてしまうのでしょう。
突き詰めれば食事なども「水」で済ませてしまえますし(十分に成人した後ならば)
より永く生きるか/生きられないかの差って、各自のバランスに尽きるんですよね。
「皆がそうしているから」ではなくて「自分はこうしたい・すべき・じゃないとダメ」
といった考えを持てるかどうかじゃないですかね。人生観なんてものは・・・
楽道庵ホームページ:禅と東洋の心 » 禅の「無の境地」に対する誤解について2013年7月【No.121】
┗・なんだか「人生を悟った」ようなことを偉そうに述べてしまいましたが(^^ゞ、
いちいち個人を問い詰めても仕方がない話ですからね。自分が接点を持つ物・相手が
どのような影響を受けるのか。「リスク管理」というのはそういうものですよね ??
日本社会はあまりにも「過保護」。守りすぎです。
ハナから守らないものもありますけどね。これも差別っていうのかな ??