2016/03/24(木)<“テロの温床”と注目される「イスラム地区」とは?>
【Newsモーニングサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓日刊モーサテジャーナル
┃ MORNING SATELLITE JOURNAL
┃ <“テロの温床”と注目される「イスラム地区」とは?>
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各紙が写真で大きく取り上げているのが【ベルギー】で起きた連続テロ事件の記事。
写真からのその被害の大きさが伝わってくる。
中東の過激派組織【ISIS】イスラム国によるテロの温床になっているのでは?
と注目されているのが、【ベルギー】ブリュッセル市内の「モレンベーク地区」。
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┣【ニューヨーク・ポスト】
TERROR IN BRUSSELS
Scenes from a nightmare
◆ブリュッセルの恐怖
悪夢からの場面
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┣【ニューヨーク・タイムズ】
BRUSSELS ATTACKS SHAKE EUROPLAN SECURITY
◆ブリュッセル攻撃は、ユーロ計画安心感をぐらつかせます
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┣【ウォール・ストリート・ジャーナル】
A City's Worst Fears Are Realized
In Molenbeek District, a Refuge for Terror Cell
◆市の最悪の恐れは現実になります
モレンベーク地区で、恐怖細胞のための避難。
【モレンベーク地区】
住民の多くはモロッコ系イスラム教徒。
去年2015年『パリ同時多発テロ事件』容疑者の内4人の出身地でもある。
・同地区の失業率は「約30%」
【ベルギー】全体(8.5%)の4倍近くにも上っている。
◇専門家
「仕事不足」が住民が過激化するリスクに繋がっている。
・【モレンベーク地区】は
「【ベルギー】におけるイスラム系市民との融合の失敗を象徴するもの」と指摘。
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┗■スタジオにて
Q.『連続テロ』なんですが、
実はそんなに『金融市場』はパニックにはならなかったってことですけど・・・
A.
◇植野大作 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ※外国為替調査が専門
そうですね。まだ長い目で見ると例えば今年2016年は6月に
イギリスで【EU】離脱の是非を問う『国民投票』など実施されるということで
こういったこと(テロ)も一つの原因になって「離脱した方がいい」という意見が
増えてしまうと、それが元でマーケットがまた不安定化するとか。
そういったリスクはありますかね。
Q.為替ではポンド売りのオプションが過去最高レベルにまで積み上がってきたと
これもやはりそういう影響の中で・・・
A.
◇植野大作 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ※外国為替調査が専門
そうですね。実際に「離脱」ってことになると何が起こるか分からないですから
そういう意味ではハッキリ結果が分かるまではポンドはなかなか買いにくいという
ことになってますね。
◇佐々木明子 MC
ただこれ一旦『国民投票』でそういうことにならなければ逆の動きが起きるって
いうこともあるわけですねぇ。
◇植野大作 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ※外国為替調査が専門
そうですね。皆がテールリスクを心配している分だけ、もし「残留」って話に
なったら、急にポンドが切り返してくる可能性もあると。
◇佐々木明子 MC
ハイ。 そういう動きも織り込んでいかないといけないって話ですね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・今朝の【CNN】でテロの被害に遭った方々が生々しく映されておりましたけれど
(日本人の負傷者は確認できず。相当重傷だった模様。)地域はこのように限定され
つつあるとは言え、何とも言えない複雑な事情が垣間見えます。
┣・また昨晩の【報道ステーション】の中で、不法行為を繰り返す【ISIS】イスラム国
に対して支持を表明する割合が、国によってはある程度存在しているという事実も
無視できません。それはその国民が悪いとかの問題ではなくて、国として敵対心を
それだけ抱いてしまっている人々が増えてしまっているという証しでもあります。
とても面倒臭い話です。だから米国ではトランプ氏への支持があれほど高まって
いるのでしょう。
┗・「自由貿易」「外交・交流」など面倒臭い。『保護政策』が浸透してしまったらば
世界情勢は一変せざるを得ません。「政変」の前に「生変」:所得、食糧&物資。
一度でも物の豊かさを実感した人々は足りないと実感したらどのように行動するか
自国また近隣諸国を見渡して、ちょっと考えてみただけでも相当怖いと思います。
わたしゃ別に右派ではありませんけどね。冷静に両方判断してみても「怖い」です。
強いリーダー。武力に訴えない賢いリーダーの出現が望まれます。