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今年2016年は『御柱祭』高まる熱気 木遺りの唄 木落とし準備も

2016/01/06(水)<今年2016年は『御柱祭』高まる熱気 木遺りの唄 木落とし準備も>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/

www.tbs.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓3コマ <今年2016年は『御柱祭』高まる熱気 木遺りの唄 木落とし準備も>
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  7年ごとの奇祭

   “人と巨木” 斜面一気に急降下

   【長野】今年は『御柱祭』 すでに準備、スタート!

 

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┣■「申」「寅」の7年ごとに行われる長野県【諏訪大社】の最大の神事


 『御柱祭
  山から切り出した約8tの巨木を地域の氏子達だけの手で曳き動かし、
  長野県【諏訪大社】にある4つのお宮の柱・計16本を建て替える「式年祭」。

  一説には1200年以上の歴史を持つとされ、参加する氏子は実に20万人超。


 ・祭りの年に当たった今年2016年、新たな御柱となる巨木を前に、
  諏訪の人々の心は早くも“高ぶり”始めている!


 ◇小松直人(65) 会長 下諏訪町木遣保存会
  8本の御柱を見ると、本当に「血が騒ぐ」というかね。
  本当に「御柱が来るんだなあ」って気持ちになるねぇ。


  「ヤァー!」「ヤァー!」「ヤァー!」「ヤァー!」※斜め前にバンザイする恰好
                           ダチョウ倶楽部はパクった?
                                     (笑)

  諏訪大社御柱祭木遣り唄歌詞

  そして『御柱』を曳く氏子達の気持ちを一つにする

 『木遣り』
  重たい木材などを音頭をとりながら、掛け声を掛けて送り運ぶこと。木遣り歌の略。
  また木遣りの時に歌う一種の俗謡。地突きまたは祭礼の山車を引く時に歌う。
  木遣節。木遣口説。

www.ushijimakiyari.com

 【長野県下諏訪町
  伝統を受け継ぐ子供達も『御柱祭』に向けて日夜練習を積み重ねていた。

  保存会:「こーれはさんの上ぇ~」(?)

  子供達:「ヨーイサぁ」「ヨーイサぁ」

www.shinmai.co.jp

www.megami-music.com

 ・子供達が練習をしているのは『御柱祭』では欠かせない「木遣り」。

  約8tの『御柱』を曳く際、氏子達の気持ちをひとつにする、地域伝統の掛け声唄

  祭りを3ヵ月前に控えた今、子供達は寒風吹きすさむ夜も練習を続けている。※外で

  ◇男の子
   なんか(歌う姿が)カッコいいなぁと思って。

  ◇男の子
   「木遣り」の伝統を守りたかったから。(笑)


  1998年
 【長野五輪】開会式でも長野を代表する存在として開会式に登場した『御柱』。

 『御柱祭
  今年2016年は4月2日から始まり、
  その翌日には最大傾斜35度、一気に斜面を滑り降りる「木落し」が行われるが
  実はその準備は去年2015年から着々と進められている。


  ◇諏訪大社 宮司
   この候補木を「本宮一之御柱」として決定してよろしいでしょうか?

  ◇氏子達
   「異議なーし!」


 『本見立て』
  『御柱』の木を決める行事。既に去年2015年6月に行われており、
  去年2015年8月にはその木を伐採する斧やノコギリを清める「火入れ式」。
  また来月2016年2月にはどの氏子がどの柱を曳くか決める「抽籤式」が行われる。

  そして2016年3月には氏子達が力を合わせる特訓が各地で繰り広げられる。

 

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┗■その“過酷さ”から過去には死者も出ている『御柱祭』の魅力とは ??


 『御柱
  約17m、約8t。樹齢150年を超える「モミの木」。


 「木遣り」(唄)
  皆の心を一つにするための合図。
  1500人(行列約200m)に届くよう甲高い声で謳う。

  歌を止めたら弾くのを止める。


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 【諏訪大社
  全国に約1万ある諏訪神社総本社

  【上社】(本宮/前宮)【下社】(春宮/秋宮)にそれぞれ2つの宮がある。

  『御柱』は各宮4本ずつ運ぶ。4宮×4本=計16本。


  Q.なぜ4本ずつ運ぶのか?

  A.それぞれの宮の四隅に1本ずつ建てる。その木に神様がやって来る。
    もしくはその4本に囲まれたエリアに神様がやって来るため。


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 <『御柱祭』の流れ>

  去年2015年6月  「本見立て」:『御柱』を決める。
  現在2016年1月  「木遣り」 :唄の練習。
    2016年2月  「抽籤式」 :どの柱を曳くか
    2016年4月  「木落し」 :
    2016年5月以降『御柱祭』続行中

 ・約1年くら続く。


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 Q.「木落し」以降は?

 A.
   「山出し」が行われる。

   ・2016年4月2日
    網置場から順次出発。

   ・2016年4月3日~4日
    「木落し」

   ・2016年4月3日~4日
    川を越え御柱屋敷に“安置”。「里曳き」後に諏訪大社上社(本宮)へ。

   ※【諏訪大社】上社への御柱曳行ルート:全長約13km。
                      常に「木遣り」を唄いながら曳いていく


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 ◆“安置”場に到着した『御柱』は・・・


 「里曳き」
  騎馬行列・花笠舞いも見られる華やかな祭り。

  上社:2016年5月 3日~ 5日予定
  下社:2016年5月14日~16日予定


 「御柱屋敷」→「上社」「下社」へ。


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 「建御柱
  到着した御柱から次々と建てていく。


  ◇諏訪大社 上社 担当者
   実はこれが『御柱祭』の一番大切な部分なのです。


 ・映像で「建御柱」を解説

  1.『御柱』が到着すると、まず建てるための穴を掘る。

  2.そして掛け声とともに氏子達が『御柱』に乗ったままの状態で
    『御柱』をゆっくりと建てていく。

    この際、怪我人などが出ないように1本につき約90分掛けて行われる。


   ※「木遣り」の練習も、豪快な「木落し」も全てここに向けて行われている。

   ※“数え”で7年ごとなので、今年2016年の前回は2010年だったことになる。


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 Q.「木落し」を間近で見たい人は?

 A.
  ・2016年4月3日~4日
   上社:全1700席「5,800円」

  ・2016年4月8日~10日 ※入れ替え制
   下社:全4800席「3,000~7,000円」

www.youtube.com

 

  ◇飯田泰之 准教授 明治大学政治経済学部
   (実際に)見たことないです。やっぱりあの意外だったのが
   「木落し」が本番っていうか中心じゃないんですね。(笑)
   やっぱりあの最後の出来るところ。あそこも結構なんか皆集まって
   楽しそうにやってましたけど。


  ◇松岡ゆみこ タレント ※落語家・立川談志の長女
   でも「迫力ある」っていうかコレ、でも怖いよね。ちょっとね。(苦笑)


  ◇堀尾正明 MC
   数えで7年ごとってことはその柱は何本も建っているわけね?過去のモノは。


  ◇赤荻歩 キャスター
   1回建ててからまた戻していくっていう。(毎回?)ハイ。

                    ◇堀尾正明 MC
   ハイ。               また今後、6年後ってことになるのか?

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・奇祭『御柱祭』は何度かテレビの特番で見た記憶もありますが、3コマで巧くまとめ
  られてそうだったのでメモしてみました。ただ実際にはもっと細かい点も残ってそう
  ですけどね。

┣・確か個人宅でも『御柱』に見立てた木を四方に囲んで祀っているっているのを以前に
  テレビで見た記憶があるのですが、アレはどういう経緯でやっているのだったかな?
  氏子を務めたとか、いろいろとあるかとは思うのですけど。

┣・昔はこういう地域を挙げての行事が各地でありました。子供も大人もこうした場にて
  互いを認知し、地域の結束を強めていったわけですが、行事が大したものではないと
  段々と人の興味も薄れて、ただ面倒くさいだけとなり、「なり手」がいなくなると。
  これは今の『自治会』にも強く言えることですが、ホントどうしたものですかねぇ。

┗・今は「個人が強く主張してしまう」時代ですからね。昔は図々しい人間も笑って相手
  してあげていましたが、今では「ふざけんな」ですから。そうして孤立していき、
  やがては“無茶な行動”に出るといった感じですかね。結局そうした輩にはお目付役
  みたいな人が必要であることを、昔の人々は分っていたのではないでしょうか?