神奈川県唯一の村【清川村】移住希望者来ず
2015/10/20(火)<神奈川県唯一の村【清川村】移住希望者来ず>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓注目! <神奈川県唯一の村【清川村】移住希望者来ず>
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【神奈川県清川村】
神奈川県唯一の村。
水と緑が豊かな土地で“マイナスイオン”がたっぷりと感じられる。
東京の都心から来るまで約1時間ほど。山や川、豊かな自然に囲まれている。
地元で獲れた鮎やイワナを楽しめる他、鹿の肉の串焼きなども食べられる。
名所は首都圏最大級の
【宮ヶ瀬ダム】
『インクライン』と呼ばれる珍しい乗り物でダムの下に行くと、
圧巻の放流を見ることが出来る。
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◆ところが-
【神奈川県清川村】
9年前と比べると人口の1割が減少(2015年10月1日現在3220人)
しかも高齢化が急速に進んでいる。
・そこで村は
『移住促進PR』を始めた。
http://www.town.kiyokawa.kanagawa.jp/guide/sumai/zyuutakusyutokusyoureikinseido.htm
・先月2015年9月より“破格の条件”で売り出し開始!
「50坪の宅地」
東京都世田谷区なら1億円近くするが、→ 900~1000万円。
さらに45歳以下の夫婦で子供が居れば最大で400万円の値引きも行われる。
これはお買い得!申し込み殺到か !?
◇大矢明夫 村長
今回これだけのものを出して「なんで売れないんだ」と
逆に私が思わず傾げるくらいでしてね-
・1ヵ月経っても「申し込み者ゼロ」だという。
Q.一体ナゼ? 村の人に聞いてみた
A.
◇50代後半の女性
自然がいっぱいで、とても人情味がある方が沢山で、住み良いです。*頷く*
◇60代後半の女性
買い物がこの辺じゃ清川村じゃ【セブン-イレブン】かないでしょう。
・清川村には買い物しようにも【セブン-イレブン】しかなく
【スーパー】が一軒もない。
ただ車で20分も走れば、隣の【厚木市内】のショッピングモールへ行ける。
さらに宅地の前にはバス停【華巌橋】があり、1時間に1本はシッカリとある。
・多少は不便だとしても、宅地の安さから買い手が付いてもおかしくない物件。
だが、申し込みゼロの理由は意外なところにあった-
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┣■神奈川県唯一の村
【清川村】
人口約3200人。2040年には2人に1人が65歳以上に。
“消滅可能性都市”の1つと言われている。(去年2014年発表)
新宿から小田急線に乗って約1時間。本厚木駅からバスで約30分。
※「アクセス的にはそれほど悪くない」とスタジオの面々。
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┣【清川村】の『移住促進策』
◆宅地面積50~53坪、6区画 ※舟沢分譲地
・全て「家庭菜園農地」付き(5~24坪)
・ガス/水道/下水道 完備。 あとは家を建てるだけ!
◆価格 約975万円~約1022万円
・45歳以下の夫婦は最大400万円 減額。 ※子供がいると減額幅が大きくなる?
◆さらに「子育て支援」なども充実
・出産祝い金 10万円
・村立幼稚園 無料 (給食費などは除く)
・中学卒業まで 医療費無料 など。
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◆ところが“申込者ゼロ”
・他地域の『移住促進策』
<成功例>
【東京都奥多摩町】
新宿からJRで1時間45分。 ※【清川村】とそう変わらない
今後50年で人口が半減してしまう。約1万人から5400人になると予想される。
やはり“消滅可能性都市”の1つに数えられる
→ 移住者を呼ぶために「家」や「土地」を用意。
『いなか暮らし支援住宅』
「空き家」を無料で提供。 ※リフォーム可能。但し「固定資産税」は自己払い。
1棟目には24件、2棟目にも19件の申し込みがあり、ともに移住が決定した。
『土地』
8区画を分譲。上限200万円を支援。
1年4ヵ月で完売することができた。
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┗■申し込み者ゼロの【清川村】と、完売盛況だった【奥多摩町】との違いは?
<移住の決め手1>
◇奥多摩町 企画財政課
土地だけより家がある方がハードルが下がります。
・家を建てるという“時間と労力”を考えて躊躇する人が多い。
「リフォーム補助」もミソ、だという。
<移住の決め手2>
【神奈川県清川村】
分譲地から小田急線【本厚木駅】までバスで30分。
→ バスは1時間に1本あるが、やはり車がないとキツイ。
→ 町の中にJRの駅があることは大きい。
<移住者の声・・・ >
・都内から奥多摩町へ
◇42歳男性 家族あり
「子供(4人)への支援が手厚い」ことが決め手の一つ。
「高校まで定期代無料」など。
妻は家があったことで間取りなどイメージが湧き、リフォームを楽しんでいた
ただ家の周りに見たこともない虫やイノシシがいたことにはビックリした。
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◆【清川村】は住環境良し!
・車で5分圏内にいろいろある。1.5km圏内
幼稚園、小学校、中学校、村役場、県立診療所、セブンイレブン
※地図で見ると谷間の反対側に集中している。これはちょっと・・・
・さらにダムもある
【宮ヶ瀬ダム】
分譲地から車で15分。ダムマニアだと言う小林悠アナウンサーによると
湖でのカヌーや遊覧船など遊びが充実。ダムマニア以外の方も楽しめるダム。
※映像を見た感じではかなり観光地化されていた。*絶景* BBQ広場も。
・売れないので・・・
◇清川村役場 担当者
いきなり購入というのは大変だと思うので、
お試しで住んで頂く「月額3万円の部屋」を用意します。(子育て世代 対象)
子育て世代の方、是非ともいらして下さい。
※家族連れがひと月とはいえ「お試し」料金を払って仮住まいするとは思えない。
数千円で1週間とか細かく日数を区切った方がいいと思うが、分譲地近くの
ものでないと地図からみてあまり意味が無いように思える。
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◆最後にスタジオ内では
「若者の移住希望者は多いので、もっと移住サイトの充実を!」
「空き家はないのか?」 「小田急線での都心へのアクセスはいい。本数が多い。」
といった声が聞かれた。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・昨年2014年、実際に引っ越しを検討していた私の範疇に、これらエリアも含まれて
ました。どちらもネックはお買い物『スーパー』の存在ですね。車が無いとキツイ。
どちらもそれなりに大きな街まで出ないと満足な食糧調達が出来ません。
┣・しかし今思うに、逆によくそんな山奥・海外沿いに住んでいるなと正直思いますね。
それだけ昔は人も多かったということなんだと思います。*しみじみ*
┣・人口減少を嘆いてばかりいても仕方ありません。“消滅可能性都市”?
逆に整理できていいじゃないですか! 住めなくなる前に自然と散っていきますよ。
人間もね。中には終の棲家として断固居座り続ける者もいるかと思いますが、そこは
行政として割り切り、事前通告する覚悟が必要なんだと思います。
┗・全ての地域でインフラを充実させるというのが土台無理な話だった。後先考えずに
造ってしまったツケが今、回ってきているのでしょう。当時造った者のほとんどが
今ではあの世へ旅立ちましたか。 さぁて、どう処置していけばいいのかなぁ?