動物被害は減らないのに・・・ ハンターは激減 救世主は “狩りガール” !?
2015/10/13(火)<動物被害は減らないのに・・・ ハンターは激減 救世主は “狩りガール” !? >
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ホリダス <動物被害は減らないのに・・・ ハンターは激減 救世主は “狩りガール” !? >
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先月2015年9月下旬
【北海道紋別市】
家畜用のトウモロコシ畑で見つかったヒグマの写真を公開。
体重400kg、体長2.7mもある巨大な熊でハンターに駆除された。
※山内あゆキャスターの8人分と言われ、最初100kgと勘違いして怒っていたが
冷静になって400/8=50kgと判ると、
「なんで私の体重を知っているんですか !? 」と50kg台であることを暴露(笑)
先週2015年10月6日
【佐賀県唐津市】
住宅街に体長1mの猪が現れて大暴れ!男女4人が怪我。
元ラガーマン(55)がタックルして捕まえた。 ※凄いなぁ。まさに“勇者”です。
◆農作物被害
動物による農作物被害はここ数年で年間200億円前後と高止まりが続いている。
ところが肝心の田畑を守る『ハンター』の数は減っている。
そこに狩りに魅力を感じる女性“狩りガール”が現れた!
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┣■野生動物の被害相次ぐ
去年2014年
【岐阜県飛騨市
暗闇の中、果樹園に現れた1頭のクマ。リンゴを狙い、次々と仲間のクマが現れる。
その数4頭! ※監視カメラにはっきりと映っていた
◇果樹園オーナー
この畑、ひとつも採れない内に全部無くなりました。
26年やってるけど、これだけ熊の被害に遭ったのは初めて。
・冬を前に目撃情報が増えるクマの姿。
先月2015年9月下旬
【北海道紋別市】
体重400kg、体長2.7mに達する巨大なオスのヒグマ。
畑に居た所をハンターが仕留めた。 ※詳細は別途参照。
◇畑の所有者
大きいなーって感想はある。今までの要するに地元で大きくて300ちょっと
くらい。400kgというのは聞いたことないからね。
今年2015年5月
【福岡県城南区】
市街地にサルが出没。
先週2015年10月
【静岡県静岡市】
民家にシカが逃げ込む。 ※大きな角の間に蜘蛛の巣が張ってあった。
去年2014年6月
【兵庫県神戸市】
取材をしていたカメラマンの男性がイノシシに襲われた。男性の両足に噛みつき
16針を縫う大怪我を負った。
・時に人間に牙を向ける動物達。
先週2015年10月6日
【佐賀県唐津市】
住宅街に体長1mの猪が現れて、男女4人が怪我。
今月2015年10月14日
【静岡県南伊豆町】
患者を搬送中の救急車にイノシシが衝突する事態が起きた。
(患者に影響はなかったものの、代用車を待たねばならぬハメに・・・ )
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<野生鳥獣による農作物の被害額> 出典:【農林水産省】
2007年 185億円
2008年 200億円突破
2009年 約215億円
2010年 約240億円
2011年 約225億円
2012年 約230億円
2013年 199億円
・ここ数年は約200億円と高止まりしており、
その原因の一つが『ハンター不足』と考えられている。
・そこで増える野生鳥獣被害の対策に期待を寄せられているのが-
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┣■ハンター不足に“狩りガール”
2015年10月4日
新潟県新潟市
【巻射撃場】
動物の狩りに興味を持つ人達が集まってもらい、
新潟県では「ハンターを増やす」ことを目的に2年前から『射撃研修会』を開催
している。
参加者の中には“女性”の姿も目立つ。
◇20代半ばの女性
想像したよりちょっと手間取ってしまって・・・ *頷く*
でも“撃ちたい”って思いました。(笑)
『ジビエ料理』の試食会 ※「ジビエ」とはフランス語で「狩猟」
イノシシとカモの2種類の鍋が振る舞われた。
◇20代後半の男性
もっと食べにくいのかと思ったんですけど、カモはすごくアッサリしていて
イノシシの方はすごくコクがあって美味しいです。*笑顔*
・この『ジビエ料理』がきっかけで『狩猟免許』を取得した女性もいた。
◇30代前半の女性 ※セイシー低音ボイス。(笑)
ニュースなんかで聞く「有害鳥獣」の駆除や被害を聞いて、
まっそういうことにも一緒に協力できたらなと思って。 ※頼もしい。(笑)
・ハンター不足の中、高まる“狩りガール”への期待。
【大日本猟友会】全国組織
HPで女性にPRしている。
◇30代前半の女性
指導してもらったとおりに持ったら握りやすかったですし、あのぉなんか
「できるかもしれない」ってちょっと思ってしまいました。(苦笑) *頷く*
◇10代の女性(?非常に若く見える)
ハンターが減っているということで、ちょっとでも貢献できればという。*頷く*
・“狩りガール”は被害縮小の救世主となるんでしょうか ??
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┣『主な動物による農作物被害額』(年間) 【農水省】2013年度
シカ 76億円 / イノシシ 55億円 / サル 13億円
・年々生息数が増えているシカがワースト1位。
中にはあまりにも獣害が酷くて、農家を辞めてしまった方もいるくらい
深刻な問題となっている。
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┣『狩猟免許 所持者数』 出典:【農水省】
1975年度 51万8000人
1985年度 約35万人弱
1995年度 約25万人
2005年度 約21万人
2010年度 約20万人弱
2013年度 18万4000人
・過疎化、少子化でハンターの数は大きく減少している。
40年前には50万人を超えていたのに、2013年度には3分の1程度までなっている
・年齢を見ても、2013年度には60歳以上の方が約65%となっており
高齢化が問題ともなっている。
・そんな中、数を増やしているのが“狩りガール”と言われる女性ハンターで、
2001年度は、 953人だったが
2012年度は、2037人と倍増している。
また女優・モデルの杏(29)も狩猟免許を取得している。 ※去年2014年に取得
「鹿肉が大好物」ということもあり“狩りガール”になったらしい。
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◆狩りガールには-
【福井県高浜町】
◇児玉千明(26) 町議
職業は美容師。去年2014年8月に『第一種銃猟免許』『わな猟免許』を取得。
ライフルや散弾銃が可。
目指した理由は、
「町が動物の農作物被害に苦しんでいた」
「幼い頃に近所に猟師がいて、猟師に憧れていたんです」
・去年2014年11月に初めてニホンシカを捕獲。※わな猟で足に引っ掛けて捕獲。
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┣■農作物を守るのに“犬”も活躍
【長野県大町市】
農作物を荒らすサルを追い払う『モンキードッグ』という取り組みが行われている。
まさに“犬猿の仲”を利用した取り組み(?)
他の動物は無視して、サルだけを見たら追い掛けるという訓練を予め受けた犬を
『モンキードッグ』として採用している。犬種は問わない。
・2005年に同市で初導入されたところサルの被害が激減したため、導入する所が相次ぎ
2013年度には「71市町村で360頭」にまで拡大した。
【長野県軽井沢町】
町からクマ対策として『ベアドッグ』という制度を採用。 【NPO法人ピッキオ】
2004年に導入して、一昨年2013年に初代が死んでしまったが、
先週2015年10月9日 新『ベアドッグ』2頭(カレリア犬/アメリカで訓練)お披露目
※アメリカでクマの臭いを察知し追い払うだけの訓練を受け、軽井沢町へやって来た
NPO picchio|保護管理活動|普及・啓発|ベアドック
※偶然こんな記事も。大型犬ですからね・・・
上記のNPO法人の方は専門スタッフがシッカリと扱われているようです。
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┗■野生動物の肉を、美味しく有効活用
【長野県】
今年2015年6月から、
【イオン】と提携し『信州産シカ肉』として県内に同店舗で通年販売している。
認証『信州ジビエ』生肉を冷凍で/サラミの加工品も
『シカ肉のサラミ』50g780円(税抜き)
「食感も良く、臭みも無い」
「見た目もキレイ」
「臭みが全然無い」「イケます」
※山内あゆキャスターは配るだけで口にはしなかった。
嗅ぐだけ。なんだろう、体重を気にしたのか?(苦笑)
◇渡部陽一 戦場カメラマン・ジャーナリスト
こうした『シカの肉』を食べてみたいと感じている方は沢山いると思います。
そうした市場がまたビジネスチャンスとして、かなり大きいと感じますねぇ。
◇萩谷麻衣子 弁護士
政府は平成35年2023年までに、イノシシとシカの生息数を半減するという
目標を立てて、昨年2014年『鳥獣保護法』を改正して制度は作ったんですね。
捕獲のための。人を養成しなくちゃならないので、私は大学などで養成コースを
作って、もっと奨学金や補助金を充実させる、そういうことを考えてもいいんじゃ
ないかと思いますね。
◇堀尾正明 MC
“狩りガール”になるための『猟銃免許』、男性もそうですけど結構簡単な
筆記試験と、実施試験で結構簡単に免許って取れるんですよね。是非皆さんも
興味がある方はこんな感じでね、銃も握れるということですんで、是非、ハイ
興味のある方は免許取得のために頑張って頂ければと思いますね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・先日に続いて再び狩りネタ“狩りガール”をメモしてみました。鳥獣被害問題は
かなり重要だと思うので度々触れているのですが、安易に免許取得を一般市民に
広げるのは私は反対です。自分も地方に住んで狩猟をやってみたいとかなり本気で
検討したクチなのですが、銃にしてもワナにしてもやみくもに仕掛けられては
思わぬ人身事故を招きかねません。
┣・『トレイルランニング』がちょっとしたブームにもなってますが、先日深夜に見た
番組によれば、若者達が自分達で新たな走路を開拓しようと山深く入り込んでいま
した。きちんとルールを守っているとは思うのですが人間ですからね、うっかりと
許可範囲外に入り込んでしまう危険性を私は見ていて感じました。銃を撃ちたいと
いう気持ちもあるのですが、鳥獣でなく人に当たる可能性が無視できませんでした。
散弾銃が主流のようですからね。前方にいるものはひとたまりもありません。
┗・この問題を考えるに、私は警察機関による森林管理を含めた組織を立て直すべきと
考えます。銃は彼らに一任する。銃の保管なども組織で管理すべきだと思います。
そして適正と思われる頭数まで管理・減らしていきます。ついでに問題となる山の
地形などを林業分野として話し合い整備していく。鳥獣が簡単に人間エリアへと
踏み込まないように整備していかないといけないでしょう。しいてはそれがまた
自然災害への防壁となって行くに違いありません。さらに実現を促すならば、彼らに
国防の任務を担ってもらいます。いざ戦争が起こった時に指揮を執ってもらうという
意味も含めてね。良い案というか、コレが一番それぞれに対して効果的だと考えます
単なる免許取得の緩和は、危険な道具を管理するという面だけでも不安になります。