2015/09/30(水)<【シェル】がアラスカ開発中止 その背景とは?>
【Newsモーニングサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓日刊モーサテジャーナル <【シェル】がアラスカ開発中止 その背景とは?>
┃ MORNING SATELLITE JOURNAL
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆【シェル】がアラスカ開発中止 その背景とは?
・欧州の石油大手【ロイヤル・ダッチ・シェル】Royal Dutch Shellが
アラスカ沖で進めてきた石油と天然ガスの『探査活動』を中止した。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣【フィナンシャル・タイムズ】
・同社は北極圏で眠る大量の原油を期待して70億ドル(約8400億円)もの
投資をしてきたが、収益に見合う埋蔵量が見込めず、同紙は
「ends dream of new frontier」未開拓地の夢潰える、と報じている。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣【ニューヨーク・タイムズ】
・原油価格が下落する中、【エネルギー業界】全体が“野心的な事業”から撤退する
流れを示したと分析。
<【エネルギー業界】の人員削減>
今年2015年に入って、約20万人(全体の5%)削減した。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣【ウォール・ストリート・ジャーナル】
・「原油価格が回復しなければ、エネルギー各社は北極圏に戻ってこないだろう」
というアナリストの見方を掲載している。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗■スタジオにて
Q.原油価格はメリット/デメリット、いろんな主体になりますよね?
A.
◇島本幸治 債権ストラテジスト ソシエテジェネラル証券 ※マクロ投資戦略を立案
先程の報道にもあったように【エネルギー業界】にとってはこれは明らかに
ダメージなんですが、ただ多くの先進国経済、とりわけ【日本経済】にとっては
オイル価格の下落って凄いプラスなんですよね。
◇池谷亨 MC
「強気要素」のはずですよね?
◇島本幸治 債権ストラテジスト ソシエテジェネラル証券 ※マクロ投資戦略を立案
本来は。ただ契約の関係もあって直ちに押し上げる
というよりは、ある程度、原油価格が下がって期間とともに日本経済を押し上げて
くるということになります。
◇池谷亨 MC
よく『タイムラグ』って言われますが、『タイムラグ』ってズッと続くと
「いつなの?いつなの?」って今心配になりますが・・・
◇島本幸治 債権ストラテジスト ソシエテジェネラル証券 ※マクロ投資戦略を立案
えぇ(笑)、やっぱり「実体経済でデータを確認する」までにもう暫く時間が掛かる
んだと思いますね。「年内一杯」時間が掛かるかもしれませんね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・いわゆる「モノの価格下落」によって収支が見合わなくなり、産業が衰退していく
デフレ現象なわけなのだけれど、20万人、5%もの雇用が僅か1年足らずで失う
スピード・対応の速さに驚きですね。まさに「明日は我が身」ってなところです。
┗・このような状況下で“イノベーション”なんて生まれる下地はあるのでしょうか?
これまでの革命ってやはり『資金』に余裕があって生まれている気もしますしね。
確かにお金が無い所から格安商品・サービスは生まれたけれど、それがデフレ化を
加速させたとも言えるわけで・・・ 。無職の俺が何を真剣に考えているやら。(^^ゞ