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SNSで“救助要請”続々

2015/09/14(月)<SNSで“救助要請”続々>
【みんなのニュース】 http://www.fujitv.co.jp/minnanonews/index.html

www.fujitv.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓ホウドウキョク <SNSで“救助要請”続々>
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   先週2015年9月10日以降、関東~東北地方を襲った“記録的豪雨”。

        自衛隊による懸命な救助活動の裏で、

     SNSによる“救助要請”をする投稿が相次いだ。


   なぜ彼ら彼女らは電話ではなくSNSというツールを選んだのか?


       実際に救助された方から当時の状況を伺った。

 

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┣■大雨被害 SNSで“救助要請”


 ◇救助された女性(42)                   恐怖を思い出したのか
  あっという間だったからもうどうにもならないのかなぁと思って・・・ *言葉が詰まる*


 ・鬼怒川の決壊現場から程近い場所に住むこの女性は、
  当時、自宅の1階部分は完全に浸水したという。
  迫り来る濁流から逃れるため、必死の思いで自宅の屋根に上って避難。
  決壊から約2時間後に自衛隊ヘリによって救助された。

  しかし周りにはまだ沢山の人達が取り残されていたという。


   「近所の人達を救いたい!」


 ・そうした思いで彼女が取った行動が、

 ◇救助された女性(42)
  LINEとFacebookで「こういう状態です」と流して
  皆さんに声を掛けてもらおうと思って・・ ・  ※語りながら涙する女性。
  *クスン*                  相当な思いであったことが覗える。


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 『SNSで救助要請』
             ・・・           ・・・・
 ・当時、避難所では電話が通じず、スマホのバッテリーも残り僅かだったことから
  ネットの“情報拡散力”に頼って投稿・書き込んだという。


   「 常総市沖三坂に沢山の人が残されています。
     119へ連絡を入れて下さい
     電話、繋がりません

     うちの裏に赤ちゃんが取り残されています。 」


  このSOSは先に避難していた彼女の娘達がTwitter で拡散。
  このSNSの救助要請から約2時間半後、近所の人達も次々と救助されていった。


 ◇救助された女性の隣に住む女性(22)
  FacebookとかTwitter とかLINEとかで、
  「後ろに小さい子が取り残されているから急いで来て!」と呼び掛けてくれて。(涙)

 ◇救助された女性(42)         ・・・・・・
  (投稿を)するのは大変でしたけどね。手も震えてたしぃ。
  ウチは直撃で一番近い情報を流せていたので、その辺はあのぉ良かったかなと思うし


 ・こうした『SNSでの救助要請』は決壊直後から主にTwitter 上で、数多く上がり、
  そのほとんどが決壊現場や周辺からの投稿だった。

 

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┗■知っておこう!『#救助』の使い方


 ◆改めて注目される『SNSでの救助要請』


 ◇伊藤利尋 MC                  ※現場取材されていた
  『ネットの力』が出たというVTRでしたけれども、現場に入りますとですね
  『固定電話』そのものが通じないんですよね。

  そういった意味ではやはり『携帯電話・スマホ』そのものが津田さん、
  「パワーを持っているな」と感じました。


 ◇津田大介 ネットナビゲーター

 ・そうですね。実はあんまり知られていないんですけれども、あのこういった災害時は
  被災地への電話もしくは被災地からの電話が集中して繋がりにくくなってしまうん
  ですよね。

  ただこの携帯電話の通話やソフトメールの『電話網』とネットを繋げる『通信網』は
  これは携帯電話会社が別々に管理しているので、例えば電話がアンテナが5本立って
  いるのだけれども「電話は繋がらない・ネットでは繋がる」といったケースが多いん
  ですね。


 ・その場合は「ネットを活用」してこうした救助要請をするってことが重要なんですが

  実は【Twitter 】社では救助要請先の電話回線などがパンクしている時などについて
  Twitter を活用して欲しいと、こうした具体的な方法を公開しています。


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   富士〇子
   @********

    大人2人 道路が冠水して     ※できるだけ「具体的な状況」を
    自宅からでられません

    #救助              ※できれば「ハッシュダグ(#)救助」
                      を付けて

    東京都〇〇区△△1-2-3    ※「画像や位置情報」を貼り付ける
                      写真なら情報の信憑性や具体策が判る

  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

support.twitter.com


 ◇津田大介 ネットナビゲーター
                         ・・・・
 ・そして大事なのは「無事救助されたらそのTweet は削除する」ということですね。

  古い情報が残っているとそのまま救助要請のTweet が拡散され続けてしまってですね
  現場が混乱する恐れがあるので、我々も救助要請するTweet を見つけたらできれば
  Twitter で連絡を取り・状況を確認して・代理で119番などに通報をするといった
  ことが重要なのかと思いますね。

   ※むやみにRTリツイート・拡散するのはNG!


 ◇ロバート キャンベル スペシャルコメンテーター
  拡散能力を発揮するために普段からSNSを使っていて(例えば)Twitterをやれば
  フォロワーがある程度一定数あれば、まあ最初から発信していく力が強いような
  気がするんですけど、先程の被災した女性は娘さん達がリツイートしたりしたことが
  すごく上手くいったとは思うんですけれども、「日頃の付き合い方」っていうのも
  ちょっとどういう風に思いますか?

 ◇津田大介 ネットナビゲーター
  そうですね、そういうところで「情報発信力がある人にお願いをして」広めていく
  ということが重要なんだと思いますね。

  「情報の信頼性」を上手く気を配って活用すればと思います。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

   2011年3月11日
┣・【東日本大震災】時にその高い実用性を認知し、広く世間へ浸透していったメール
  SNSなどのネット機能。私もこの震災を機にTwitterFacebookの登録をした
  輩の一人なのですが、残念ながら今はほとんど活用していない。理由は身元確認に
  携帯電話が必要だから。

┣・普段の生活では「煩わしい・人間関係をも壊す」恐れの高いこの機器を私が手放して
  もうかれこれ10年近く経つと思う。プリペイド携帯にもして所有していたけれど、
  うっかり更新を忘れたことを機会にコレも止めてしまった。使用頻度と維持費とを
  見比べると割に合わないと思ったからだ。何よりやはり拘束力の異常なまでの高さが
  私には鼻につく。「俺はお前らの便利な道具じゃねぇんだよ!」といった具合だ。

┣・また個人的な話をしてしまったが(苦笑)、SNSなどを利用できるツールの有無が
  “身の危険に及ぶ”格差まで生んでしまっている。【自動車】同様に【通信事業
  の為に「身を粉にしてお金を払え」とでも言っているかのように私には聞こえる。

┣・先日安倍総理が「携帯料金の値下げ」を訴えていたが、震災を考慮してのものでは
  なく、生活費・経済面を意識しただけの発言だろう。国民の生活基盤を本気で考える
  のであれば、自動車なども含めてもっと統括的な議論・方針設定が必要だろう。
  最低限の生活必需品を国民に行き渡らせるためにはどうするべきか。こんな基本的な
  造作すらなされていないのが、今の日本政治の現状であることを指摘しておきたい。


┗・本災害は敢えてメモに残すことは避けてきた。案の定、また「人災」と思われる面が
  多数浮き彫りとなった。深夜に起こった災害を伝達するのは確かに難しい面があると
  私も思う。しかしそれ故にどう対処していくべきかをもっと真剣に討論すべきだろう
  市議会・町村議会とは、より身近な問題点を解決するためにあるのではないのか?
  単なる派閥による上からのお達しを伝えるだけであるのならば、そんな議会は解散
  させてしまった方がマシだ。今、末端から議会政治が問われているように私は思う。

 

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┗・決壊したすぐ間近に建っていて、猛烈な濁流にも呑み込まれずに建ち続けていた
  “白い家”は確かに奇跡的に思えた。日本の建築技術の高さの程が垣間見られた。
  全てがこの奇跡の家のような基準で建てられるのであればどんなにか安心できる
  ことだろう。

www.nikkan-gendai.com

  調べてみたら某会社のものか。【阪神淡路大震災】の時にも平然と建っていたと
  いう話だが、自社自慢をし過ぎて“ひんしゅくを買った”という・・・ 。今回は、
  その時の教訓を生かして語らず・逆に報道を規制しているようだ。

  「坪単価が倍」はしますか。う~ん、確かになかなか手が出せませんね。(苦笑)