2015/06/10(水)<「終のすみか」どこにする?>
【あしたのニュース】 http://www.fujitv.co.jp/ashitan/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓あしたのView <「終のすみか」どこにする?>
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┣■賛否両論・・・ 「老後は東京脱出」
◇舛添要一 東京都知事
「首都圏は介護施設足りないからガラ空きの所へ行け」と言って
「俺が行くよ」って一人もいないと思いますよ。
高齢者の移住政策について、語気を強めて批判。
・一方で、
◇石破茂 地方創生相
「“姥捨て山”を作るのか」とか、こういうような批判があるが
第二の人生は地方で送りたいよね、と思っている人が現実にいらっしゃるわけで
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┣■ここは“楽園”・・・ 新たな「終のすみか」
◆東京圏の『介護難民危機』
その解決策を巡り、賛否両論沸き起こる中、
◇85歳の男性入居者
一緒に活動できるってのは、非常に“生きがい”ですね。
◇65歳の女性入居者
“パラダイス”ですね。最高です。
・ショッピングセンターを丸ごと改装した『クラブハウス』
「ゴルフのシミュレーター」もあり、様々なアクティビティーが楽しめる。
利用者は道を挟んだマンションの住居者のみ。
【スマートコミュニティ稲毛】
・50歳以上限定の分譲マンション。
住民専用のクラブハウスなど利用可能。
・1日2回こだわりの食事なども提供される。
・「パソコン教室」「囲碁」「社交ダンス」など自由に取り組める活動は
80種類以上。
充実した活動を行うことで、心と体の健康を維持している。
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◆この施設のモデルとなったのは、
アメリカの集合住宅地【CCRC】
Continuing Care Reterement Community
<費用>
マンション購入 1380万円~
初期費用 約200万円
月額 約9万円 ※年金の範囲内で生活ができるように設定。
◇4年前から入居している女性(69)
(社交ダンスの発表会に勤しむ。)
前に住んでいた家に比べると、例えられないくらい楽しいことが一杯です。
こういうのを味わっちゃったら(地元から)離れても行きますね。きっとね。
・ケアマネージャーが常駐する保健室も完備。
訪問介護などのサポートも可能。
・現在、558戸に639人が住んでおり、今後1200戸まで増築予定。
◇染野正道 代表取締役社長 スマートコミュニティ
いかに介護に陥らない仕組みを日本の中に広めるかが意義が高いんじゃないかと。
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◆政府も【日本版CCRC】を検討中。
(安倍首相が石川県金沢市を視察。)
東京から地方への高齢者の移住を促進し、地方創生にも繋げたい考えだ。
【日本版CCRC】は『介護難民危機』の切り札となるのか?
◇村田裕之 特任教授 東北大学
日本では「元気なうちに住み替える」という文化が希薄。
高齢者だけではなくて、若い人も一緒に移住して、
一緒に何かやるようなコミュニティーを地方に作るというのであれば
まだ可能性がある。
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┗■View Point “「楽園」か「姥捨て山」か。シニア大移動、その先は?”
◇木村拓也 キャスター
皆さん、元気で生き生きとしてましたね。(笑)
◇大島由香里 MC
そうなんですよ。皆さん住む人たちも本当に元気ですし、
この施設が出来たことによって120人以上の地元雇用が生まれたということ
なんですね。将来この周辺に病院ですとか、介護施設ができることによって
街の活性化にも繋がっていくのではないかと可能性を感じました。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・チョット待ってチョット待って『日本創成会議』さん、こんなのも実際ありますよ
といった提言ですかね。【スマートコミュニティ】自体は既に【ガイアの夜明け】
などで詳細に取り上げられてますね。マンネリ化して“退屈”という問題を抱えて
ましたが、その後解決されたのでしょうか? 確かに地元雇用を生むのでしょうが
『年金』に頼っているところが怖いですよねー。50歳以下の年金不信の潜在力は
ハンパないと思うから。まっ見るからに貯蓄はある方ばかりでお金に関しては心配
なさそうだけど。
┣・“終の住処”としてマンションのような集合住宅型を選ぶ人と、そうでない人との
比率が知りたいですね。自分は後者の方を希望してます。現在マンション住まい
ですが、東京圏では懐具合を考慮すればこれしかベターな線が見つからなかった。
┗・地方出身者は東京圏外への移住にそれほど抵抗感はないはず。雇用問題、働く場所
まさに行政次第なのです。一極集中で効率性を高め得られた今、今度は各地方へと
還元すべき頃合いなのでしょう。それは居住地確保よりも、やはり雇用地の配分に
利があるように思えてなりません。早く企業群をバラマキたまえ!