白狸の考現家 +TV・RADIO +shikohin

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インドの秘境に嫁いだ日本人妻

2014/09/08(月)<インドの秘境に嫁いだ日本人妻>
【世界ナゼそこに?日本人】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/

www.tv-tokyo.co.jp

*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓世界ナゼそこに? <インドの秘境に嫁いだ日本人妻>
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    世界で活躍する知られざる日本人を取材し・紹介し、
    “ナゼそこで働くのか”、
    “ナゼそこに住み続けるのか”という理由を、
    波瀾万丈な“人生ドラマ”とともに紐解いていく。

    海外での日本人の活躍に“共感”し、
    日本人であることに“誇り”が持て、
    “日本”を“応援”するドキュメントバラエティ!

 

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     大切な人の死を乗り越え 標高3,500m

       <インドの秘境に嫁いだ日本人妻>

 

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┣【インド】

  面積 :約328万7,469㎡(日本の約10倍) *世界第7位
  人口 :約12億1,057万人(日本の約10倍)
  公用語ヒンディー語

 

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┣■目的の日本人を訪ねて


 ※ルートにより時間が異なります。


 ◆日本から飛行機で約8時間半をかけて、首都ニューデリーへ。


 ・めちゃくちゃ暑い! 夏の間は日中の気温は40℃を超す日が多い。


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 ・日本と同じ【ラムネの瓶】に入った飲み物売りを発見

  なんと【ラムネの瓶】にストローをさして中の飲み物を出していた!

  ◇販売員
   ストローをささないと、ビー玉がつかえて中身が出ないからね。


  飲み物の味は「ぬるくて、酸っぱくて、変な味」らしい。

  日本のように“くびれ”にビー玉を引っ掛け、
  瓶を傾けながら中身を出すやり方を教えると・・・

  ◇販売員
   ほぉー知らなかったな。今度からそうするよ。(苦笑)

 

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┣■国内線で北へ、約1時間かけてラダックの中心都市レーへ。


 ◆パキスタンとの国境に近い。眼下にはヒマラヤ山脈が見える。


 ◆標高3,500m。持参したお菓子の袋がパンパンに膨れる。

 ・富士山と同じ高さ。気圧が低いので袋もパンパンに。
  360度、周りを6,000m級の山々が囲む“陸の孤島


 【レー】
  人口 :約3万人
  言語 :ラダック語


 ◆いかにもインド人って感じの人と
  チベットっぽい感じの人とが混ざっている。


 ◆民族衣装を着た人を多く見かける。


 ◆昔は【ラダック王国】という独立した国だったが19世紀1849年に滅亡。


 ◆その後“国境紛争”などにより、1974年まで外国人の立ち入りが許されず。
  文化が保存されていたため、
  本当のチベットよりもチベットらしい風習が残る最後の場所。

  “リトルチベット”と言われている。(たかのてるこ談)

 

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┣■変わった衣装


 【花の民】
  ラック・ダーに暮らす少数民族

 ・頭に被る帽子に花を付けている。
  -> 自身が住むダーという村でしか採れない花だから付けている。
     男性は「ほおずき」、女性は「花」を付けるのが村の常識。

 

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┣■聞き込み開始。知っている人を発見。しかし、


 ◆日本人妻が住む村は、今大変なことになっている !?

 ・レーの街から車でチョグラムサル村へ

 ・道路脇に300以上にも及ぶテントがずらり。避難所?

 【カーラチャクラ】を見に来た人達が泊まる場所がなくてテント生活。
  ダライ・ラマ14世の説法が聞けるチベット仏教に儀式。
  ノーベル平和賞も受賞。今年2014年4月には訪日、仙台も訪れた。

 ・人口3万人の街に30万人が押し寄せ、チョグラムサル村へとやって来る。


 ◆村での聞き込み。日本人を知っている人から家を教えて貰いようやく辿り着く。

 

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  インドの秘境ラダックに嫁いだ日本人妻
┏┓ 上甲紗智さん (32歳)
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┣■家族構成 4人家族

 ・夫  ヤンペルさん(34)
 ・長男 創一くん  (4) *甘えん坊らしい
 ・次男 秋夫くん  (1)


 ◆家の庭にも複数のテントが・・・【カーラチャクラ】を見に親戚が集まる。

 ・兄弟や親戚が大勢泊まりに来ている。

 

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┣■驚きの風習


 ◆ !? 熱したバターを母親の手のひらに乗せて冷まし、スプーン越しに
  なんとバターを赤ん坊の耳の中へ、鼻の中へ、目の中へも!(さすがに泣く)


 ◇上甲紗智さん
  「風邪を引かない強い子になる。」 体が丈夫になる風習だという。

 ・生後2~3日から半年までの間、3日に1度は行う。

 ・この『無塩バター』を使えば、
  目の輝きが良くなる、耳が良く聞こえるようになる、との言い伝え。

 

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┣■夫には「大きいお父さん」と「小さいお父さん」がいる !?


 ◆ラダック地方のザンスカール出身の夫。
  ここではかつて“一妻多夫”制度という珍しい風習があった。

 ・今ではインドの法律で禁止されている。

 ・“一妻多夫”のルール
  夫は必ず兄弟でなければならない。


 ◇ユースケ・サンタマリア
  気まずくならないんでしょうか?兄弟として・・・

 ◇たかのてるこ
  すごい仲良しなんですよ、逆に。ケンカが起こらないんです。

 ◇ユースケ・サンタマリア
  『2人で守っていこうな、妻を』みたいになるんだ。

 

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┣■買い出しが大変 !!


 ◆売ってる人によって品物のフレッシュさが全然違う!


 ◇上甲紗智さん
  ちゃんときれいに洗ってくれてる人とか違うんですね。
  だから私は1回全部見て帰りに買うようにしています。


 「路上販売」で ミニ大根    1本     20ルピー(約40円)
         グリーンピース 小バケツ一杯 30ルピー(約60円)


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 ◆野菜売りは普段いない。

 ・冬になると完全にジャガイモとかタマネギしか売らなくなる。


 ◇上甲紗智さん
  夏は(野菜を)一杯売ってくれるので本当天国ですね。


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 ◆冬のラダックは-20℃以下になることもしばしば。
  標高の高い山々に囲まれているため、
  雪で輸送陸路が断たれ、物資が全く届かなくなる


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 ◆馴染みのスーパーに行くと

 ・なぜか日本の『わさび』チューブ入りが売られていた。
  刺身はラダックでは手に入らない。

 ◇上甲紗智さん
  たぶん私が買うと思って置いているんじゃないかなと自分では思ってます。

 ・日本人専用で、ピンポイント販売。(笑)


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 ◆「旧市街」で、ヨーグルト(袋詰め)1袋約50円
         塩辛いパン菓子   1個約 4円


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 ◆紗智さんは普通に歩いているが、ココは標高3,500mの高地。
  この日の買い物で歩いた距離は、なんと4km以上 !!

 ・買い物終了時には、取材ディレクター(46歳)はヘロヘロ状態に。
  「歩いて付いて行くの・・・やっとでしたよ。」 相当具合悪そうに見える。


 ◇上甲紗智さん
  普通の人は(高山病になるので)やっちゃいけないですよねー。*さらり*

  日本みたいに1つの建物の中で全部済むことがないので
  なかなか買い物ひとつでも時間がかかりますよね、ココでは。

 

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┣■贅沢な夕食

 ・新鮮な大根やカブのような野菜を切って野菜スティックにしたもの。
 ・モンゴルという野沢菜のような野菜を日本の醤油で和風に炒めたもの。

 ◆野菜づくしの夕食が完成。

  一見、質素に見えるが
  “新鮮な野菜”を使った料理は、この地では夏ならではのご馳走という。

 

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┣■1年間の天気が記されたカレンダー本

 ・新年になるちょっと前に発売される。

 ・みんなメッチャこの本を買って毎日それを見て
  この日は晴れるから、この日はいい日だから、これをしようとか決める。
  この本に沿って生きている。


 ◆日本のカレンダーの域を超えている。

  「絶対に結婚式をしてはいけない」 男女が並んだ結婚式風の絵
  「なにをやってもとにかくダメ」  片手を広げた絵
  「赤ちゃんを外出させてはいけない」這いずった絵
  「家を建て始めてはいけない」   家の絵


  ◇夫ヤンペル
   天気予報はほとんど合っているよ。

 

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┣■長男が行方不明に


 ◆親戚の男の子と遊んでいる内に、長男だけが行方不明に・・・。

  親戚、スタッフ総出で探す。なかなか見つからない・・・

  最悪の事態が頭をよぎるが、親戚のオジサンが探し出してくれた。

  親戚の子とはぐれ、1人で遠くへ行って道に迷ってしまったらしい。


 ※【カーラチャクラ】で30万人の人混みの中、一大事かと思った、

 

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┏┓この地に来ることになった“きっかけ”
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 ◆上甲紗智さんの生い立ち

 ・1982年大阪で双子の姉として生まれる。

 ・両親は共に学校教師という環境で、スクスクと育つ。

 ・両親の趣味が海外旅行。幼い頃からいろんな国に連れて行って貰った。
  自然と海外に興味を持つようになる。

 ・そして大学卒業後、「外国へ沢山行けるから」と旅行会社に就職。
  ツアーガイドとなった。

 

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┣■彼女のことが忘れられない。忘れてはいけない。


 ◆同じ会社の添乗員、小坂恵さんと出会う。

 ◆“大の旅行好き”同士ということで意気投合。
  プライベートでもよく会うようになり、とても大切な親友となった。

 ◇上甲紗智さん
  ツアーから帰ってくると(ツアーで)色々な事が起こるので
  ああだった、こうだったって色々ね言うんですよ、お互いに。
  お客さんがこうだったとか、いい人がいたとか、変わった人がいたとか。


 ◆2人はいつも一緒。これから「行ってみたい場所」「将来の夢」を
  熱く語り合う内に、お互いが“かけがえのない”大切な存在となっていった。


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 ◆ところが紗智さんが25歳の時に、人生を大きく変える出来事が!

 ・働き始めて2年後の、2007年の夏。あり得ない事態が・・・


  『親友の突然の死』。


 ・小坂恵さん(享年24)が
  休暇中に訪れたメキシコでひき逃げ事故に遭い、そのまま帰らぬ人に。

 ◇上甲紗智さん
 ・彼女が亡くなったと時、別の添乗に出てまして
  このツアーが良かったから、帰ったら色んなこと話せるなーって
  小ネタを溜めてたんですね。毎回のことなんだけど。

 ・そしたら(成田)空港に着いたら、いつもはそんなことないのに
  一番偉い人に電話しろって言われてぇ *涙を拭きながら涙声で*
  電話したら亡くなったっていうふうに言われて*ぐすん*そうですね
  本当によく覚えています。わたしあの、彼女が死んじゃったって
  言われた時ってのは、忘れられないです、もぉ自分がなんか、、
  自分の耳がおかしくなったのかなと思ったけど、それは本当で・・・


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 ◆人の命はなんて儚いのだろう・・・

 ・人生観が変わるほどのショックを受けた紗智さんは
  何も手に付かなくなった。

 ・職場の人達は少しずつ日常生活を取り戻していったという。

 ・でも紗智さんだけは、どうしても悲しみの淵から日常に戻れずにいた。


  “私だけは絶対に、彼女のことを忘れたくない”


 ・そんなことばかりを考える日々の中、頭をよぎったのは親友の言葉

  何度も繰り返し言っていた言葉、それは

  ◇小坂恵さん
   ラダックのザンスカールの景色を紗智にも見せてあげたい。


 ・世界中を回っていた小坂さんが“一番感動した場所”と明かしてくれたのが
 【ラダックのザンスカール

 ・私も行ってみたい。その想いは膨らむ一方だった。

 ◇上甲紗智さん
  彼女が感動した景色ってどうなんだろうって、ずっと気になっていてぇ
  あの子がそんな風に言うんだったら『絶対いい所に間違いない』って
  思っていたしぃ、*ウーン* 行かなきゃって思いましたね。


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 ◆親友小坂さんの死から1年経った2008年の夏、初めてラダックを訪れた。

 ・目差すザンスカールは、
  今暮らしているチョグラムサル村からさらに山奥にある場所。
  車を走らせること、実に2日半(片道)。そこで見た景色が、

  一瞬で彼女を虜に。 *ゲッティの写真参照

  言葉を失い、見つめ続けた。。。


 ◇上甲紗智さん
  今までいろんな所に行って、色んな景色を見ましたけど
  もうこれ以上にすごい所ってのはないんじゃないかって思いましたね。
  もう想像を絶する景色でした。全てが。


 ・親友の心にいつまでも残っていたのはこの景色だったんだ。

 ・さらにそこに暮らす人たちの素朴さ優しさも彼女の心の傷を癒やしてくれた。


 ・あの子が教えてくれたこの土地で・・・いつか暮らしてみたい。

  そんな想いを抱きながら日本へと帰国した。

 

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┣■数奇な出来事が・・・


 ◆帰国後、日本の紗智さんの元へラダックから1通のメールが届いた。


  「 I cannot forget about Sachi      あなたのことが忘れられない
    I want to meet you one more time. 」 もう一度逢いたい。


 ・当時現地ガイドをした、夫となるヤンペルさんからだった。


 ◇上甲紗智さん
  あの土地にぃ、私はすごく、
  ザンスカールという土地に、本当に心を惹かれて
  あの土地の出身の人だったら
  人生を楽しく進んでいけるんじゃないかと思ったのが、まぁ・・・。(笑)


 ◆親友に導かれて訪れた、この場所で暮らしていこう。そう思った。

 ・そしてその後2009年2月、無事に結婚
  インドの秘境ラダックに嫁ぐ日本人妻となった。

 

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┏┓衝撃のカルチャショック!
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┣■ザンスカールに嫁ぎ、慣れない環境から激しい腹痛に襲われる

 ◆夫の家族が呼んだのは『アムチ』と呼ばれる現地の医師

 ・医療とはほど遠く、「悪い気」を取るためのお祈りだった。

 ・また、お香を焚いたフライパンのような器に唾を吐きかけるように指示。
  必至で唾をかけると『アムチ』はそのまま帰ってしまった。

  ->その結果は、◇上甲紗智さん
           はい、良くなりました。
           本当にそれ(お祈り)が効いて治ったのか、
           または自然に治るタイミングで治ったのか
           よく分かりませんけれども、みんなは
           『ほれ、治ったでしょ』って言ってました。


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┣■ラダックの中心都市レーの病院

 ◆次男が生後8カ月の時に『急性骨髄炎』を発症。
  骨髄に細菌が入って起こす炎症で、赤ちゃんの場合は大きな後遺症に、
  最悪の場合は死に至る恐ろしい病気。

 ・帰国し日本の病院での治療を考えていたが
  一刻も早く措置する必要があると言われ、ラダックで緊急手術を受けることに。

 ・手術室に入り、もう祈るしかないと手を合わせていると
  なんと医者が手術室から出てきて、そして
  メモに書いた薬を買って来るようにと言われた。(驚)
  一刻一秒を争うはずなのに、どういうこと?

 ・呆然としていると、たまたまその場に居た男性が見かねた様子で
  代わりに薬を買いに走ってくれた !!


 ・ラダックでは手術に必要な薬や注射器を患者の家族が外の薬局に買いに行く
  のが常識だった。


 ・こんな病院で息子の病気は本当に治るのか?心配で生きた心地がしなかった。

  ->その結果は、幸い手術は無事成功。心配した後遺症も無かった。

 

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  インドの秘境・ラダック
┏┓親友への思いを胸に生きる日本人妻
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 ◆文化も習慣も全く違う土地

  それでも親友が導いてくれたこの土地で、懸命に生きていくことを決めた。


 ◇義兄(夫の姉の旦那さん)
  彼女は我々の文化に馴染もうとすごく頑張っています。

 ◇義母
  とてもいいお嫁さんで、息子にはもったいないくらいです。


 ◇夫ヤンペル
  妻は私の故郷・ザンスカールの風習や文化をとても大切にしてくれます。
  その気持ちには本当に感謝しています。


 ◇上甲紗智さん
  彼女(小坂恵さん)が今でも元気に生きていてくれているんだったら
  間違いなく日本で別な人生を歩んでましたし、
  日本と全く違う環境で生活することは考えられなかったですので
  『ありがたいな』って思う。本当に幸せです。*笑顔*

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・私の記憶が確かならば、彼女は以前にもTVで紹介されています。
  その時は街中の家で観光ガイドの仕事を夫と共にしていたはずです。
  なぜ街中から村へと引っ越したのか?子育て? 別人なのかなぁ ??

┣・インドというより完全にチベットですね。“リトルチベット”ですか。
  なるほどね。現代離れした風習ですが、かつては日本国内でも見られた
  ものだと思います。日本では奇祭として残っているくらいでしょうか?
  民俗学に興味があり、見ている内に全部メモ書きしてしまった次第です。
  我々はアジアを、特に中央アジアのことを知らなさすぎだと思います。

  今、ちょっとした漢方医薬が見直されていますが、彼らの中にバターじゃ
  ないですけど、すごい治癒法があるのかもしれません。いや、本当に。


┗・『ザンスカール』で検索すると、

  『天空の僧院カルシャと秘境ザンスカールの旅 11日間』*458,000円

www.travellers.co.jp

  『ザンスカール・トレッキング完全踏破』*終了

www.saiyu.co.jp

  『ラダック旅行・ツアーの老舗
   西遊旅行がお贈りする「ラダック・ザンスカール特集」』

www.saiyu.co.jp

  画像を見ようと思ったら皆ツアーばかりだった。超有名なのね。(笑)


  景色も綺麗なのだろうけれど、空気もすごく美味しいんでしょうね。
  空気も美味しいと五感がフルに活動する感じ。日本で言うと
  奈良の吉野の山奥などは「こんな身近で」と余計(驚)ものだと思います。


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┣・これは昨年掲載してアクセス数も多かったものです。世界に住む日本人
  特集が大流行で各局放映されていますが元祖【テレ東】のが一番ガチで
  魅力的ですね。お世辞抜きに。別に海外で暮らす人ばかりが大変な人生を
  送っているわけではありませんが、異文化と接している人達の話はとても
  参考に、勉強になります。

┣・再掲するつもりでしたが、今回本番組を選んだのには理由があります。
  今年2015年4月25日ネパール大地震が起こり、現地では大変な被害に見舞わ
  れておりますが、その時ふと彼女のことを思い出したもので。今改めて
  地図で確認するとインドの首都ニューデリーからさらに北、パキスタンとの
  国境付近らしいとのことなので大丈夫そうですが、他人事ながら心配して
  しまいました。まあご覧の通り頼もしい夫の身内が付いているので大丈夫
  だとは思いますけどね。(笑)

┗・こうして地図で見てみると世界って広いなぁって実感します。日本では
  3.11など大きな地震が続いていますが、世界から見れば取るに足らない
  というかまさに遠すぎて範疇外のことなんでしょうね。競技場1つでこんな
  にもモメいて、何が「美しい国」なのか分かったもんじゃありません。(苦笑)