教室からHB鉛筆が消える !? 変わるエンピツ市場
2015/05/28(木)<教室からHB鉛筆が消える !? 変わるエンピツ市場>
【Nスタ】 http://www.tbs.co.jp/n-st/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ナゼ? <教室からHB鉛筆が消える !? 変わるエンピツ市場>
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┣■小学生「見たこともない」
◆文房具店で今売られている鉛筆は「B」か「2B」が主流。
「HB」自体が見当たらない・置かれていない店も。
◆当時小学2年生の皇室 愛子様も使用されていた鉛筆は「B」だった。
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┣■えんぴつの出荷量割合(三菱鉛筆)
・1994年 「HB」が半数近くを占め、「B」「2B」という順だった。
・2014年 「2B」が半数近くを占め、「B」「HB」という割合に。
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┣■学校側が「2B」を強要?
◆生徒たちに聞くと「親が持たせてくれない。ダメだと言われる」と言う。
◆学校側が指定する『学用品』の項目に「2Bを5本・赤鉛筆」などとある。
小さい子供の筆圧でも書ける“柔らか”と“濃さ”という点で「2B」を
基本としている学校が多い。
◇教職員
(2Bの強制は)していない。その子の筆圧に合わせて各自判断して
家庭で選んでもらっている。
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┣■原因は子供の“筆圧低下”
◆現在25歳より下の世代は、「B」「2B」の鉛筆が主流。
◆現代の子供の体力(男子(11)の場合)
1985年 2014年
50m走 8.75秒 9.38秒
握力 20.30kg 16.55kg
ソフトボール投げ 33.98m 22.89m
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┣■鉛筆で文字を書く時に使う力
◇野井真吾 教授 日本体育大学
手先の力だけではなく、腕から手先全体の筋力と巧く力を伝えるバランスが必要。
◆ゲームは“指先の運動”だけ!(上腕を使っていない。)
今の子供たちは蛇口を容易に捻られない。(現代はレバー式が増えている。)
ぞうきんを余り絞らない。
PBの蓋を開けるのも億劫がる?
◆筆圧が弱いと (早稲田育英ゼミナール・柴又教室塾長ブログより)
→ 自分の字が読みにくい。
→ 書くことが嫌いに。
→ (書かないので)覚えられない。
→ 勉強が嫌いになる。
◆ちなみに小学校は『シャープペンシル』の使用を禁止している所が多いという。
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┣■そもそも『鉛筆』は
◆1560年代 イギリスの鉱山で誕生
日本に残る最古の鉛筆は、徳川家康が使っていたもの。
◆1887年 眞崎仁六が日本初の鉛筆工場を造った。
【眞崎鉛筆製造所】(今の【三菱鉛筆】)
◆ちなみに『消しゴム』は
1772年にイギリスで販売開始される。
それまでは『パン』で消していたとされる。
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┗■鉛筆の芯
Q.何でできている?
A.『黒鉛』 + 粘土
※墨・石炭・ダイヤモンドなどと同じ炭素の仲間
黒鉛と粘土の割合で鉛筆の“濃さ”が決まる。
黒鉛の割合が多い。→ 濃くなる。
「HB」は、黒鉛70%、粘土30%の割合でできている。
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Q.鉛筆の濃さ(硬度)は何種類ある?
A.「H」HARD 硬い
「B」BLACK 黒い
「F」FIRM しっかりした
22種類存在する。(【三菱鉛筆】)
「10B」~「B」「HB」「F」「H」~「10H」
濃い 薄い
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・40半ばの中年の自分にとって、ちょっと衝撃的な内容だった。「HB」が
使われていないだなんて。(驚) 自分が小学生の頃は筆圧が高い方だったので
「H」「2H」の鉛筆、シャープペンシルの芯に妙な憧れがあったが、親が
買い与えるのは「HB」ばかりで、消しゴムで消すと汚れやすいためとても
嫌な思い出がある。「B」などは濃すぎて美術でのデッサンに使用するもの
でした。(笑) 『筆圧』の低下とともに『体力』が女子並みに落ちているのも
日本の将来を考えると大変不安になりますね。ガリ&デブで運動不足な国民が
多いだなんて・・・ 。
┗・1つ可笑しかったのが学校の指定に「2B」と書いてあるので従わせていると
いう親御さんと、強制はしていないと言う教職員の考え方の違い。背景には
訴訟・文句を言われることを極度に恐れているからだと思われますが、
どんだけ「責任逃れ」をしたいのだろうと思ってしまいますね。(苦笑)
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┗・この放送後に他局でも鉛筆に関して多く報道されているのを見かけましたが
比較してもコレが一番詳しく、問題提起していたと思います。夕方帯では
この【Nスタ】が一番教養が身につくかなと私個人的には思っております。(^^ゞ