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都市部でも・・・ なぜ? 深刻化する“買い物難民”

2015/05/19(火)<都市部でも・・・ なぜ? 深刻化する“買い物難民”>
NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/

www.tbs.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓変わりゆく国 <都市部でも・・・ なぜ? 深刻化する“買い物難民”>
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┣■愛知県春日井市ニュータウン

 ◆スーパーや生鮮食品店は存在しない。


 Q.いま買い物はどうしていますか?

 A1.路線バスを使って。1時間に1本しかないので。大変なんですよ。

 A2.外出が辛いので、買い物はほとんどなしで行かないです。
    お弁当を注文していて、冷凍食品などは業者が持ってきてくれるので。


 ・車などを持たない高齢者の買い物が不便になっている・・・

 

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┣■待ったなし“買い物難民


 ◆500m以内に生鮮食料品店がない住民の割合(農林水産政策研究所

 ・6割を超える市町村が大半を占める。車を持たない高齢者約382万人。

    40%未満(333市町村)
  ~ 60%  (530市町村)
  ~ 80%  (598市町村)※日本の屋根伝い・山間部。
  ~100%  (289市町村)※本州は山間部。北海道は海岸線でも。

 

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┣■都市部でも・・・ なぜ?


 ◆東京都新宿区を回る「移動販売車」
 ・定期的に自宅に商品配達する他、住宅地で販売を行う。
  肉や野菜、魚、肉などの生鮮食品、日用品など約1千点を扱う。

 ・運営しているのは【丸正総本店】都内に19店舗。

 ・去年2014年7月に移動販売に乗り出した。利用者の多くは高齢者が占める。

  「年配の片が大半。お年寄りの方が来てくれというのが多い。
   都会に買い物難民がいるとは思わなかった。かなりいらっしゃいますよね。」


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 “買い物難民”(農林水産政策研究所調べ)

   <全国>             <東京・千葉。埼玉・神奈川>
   2010年 382万人         76万人
   2025年 598万人 ※見込み   156万人
         (都市圏だけで半数を占めると推測されている。)


 ・500m先のコンビニへも足が悪くて通うのが辛い。
  高齢による自転車での買い物を親族が戒め、今では移動販売に頼っている。

 

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┗■今後も増え続ける“買い物難民”への対応は?


 ◇薬師寺哲郎氏 農林水産政策研究所
  地域の中のどこに困っている人がいるか、どういったことで困っているのか
  といったような詳細な実態把握が不可欠。それに応じて地域住民を交えて
  どういう対策が必要なのか検討し、行政なりが必要な支援を行っていく。
  あるいは民間も交えて検討することが重要。


 ◆現時点で対策を必要としている自治体(農林水産省

   2011年度 75.3%
   2012年度 78.8%
   2013年度 81.2%
   2014年度 84.3%

 ・実際の対策としては「コミュニティーバス」「乗り合いタクシー」などの
  交通手段の支援や、「宅配」「買い物代行サービス」といった支援が多い。

 

 ◇岸井成格 アンカー
  実際に家を訪ねることが非常に重要。単身、認知症などの方もいる。
  これまでの伝統的な宅配、郵便・牛乳・新聞などの連携を地域の福祉として考える
  必要性がある。

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・問題提起だけで終わってしまった。最後のアンカーの回答などは現状がてんで
  分かっていないことを露呈しただけ。伝統的な宅配など滅びる寸前だってーの。
  現状では代用となるのは「マイナンバーによる定期確認」しかないと私は思う。

┣・競争の過渡期で競合店が駆逐されてしまった結果、最寄りに店がなくなって
  しまった。地方の過疎化が加速している大きな要因でもある。また高齢化対策を
  軽んじていたために「自らが満足に動けなくなってしまった」対策のツケが表面化
  しているのだろう。

┣・中国で大きな社会問題となっている「幼子の誘拐事件」は自分の老後対策だと
  言われている。非常識な話だが的は得ている。それだけ高齢者の面倒は重要だ
  という話だ。景気、景気と金銭ばかりに目を奪われて、何のための人生なのか
  忘れてしまっていた日本の社会が今問われているのだと。

┗・40半ばの単身男性の自分。さてどうしたものか・・・