2015/04/21(火)<認知症 緊急病院の“現実”>
【NEWS23】 http://www.tbs.co.jp/news23/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓変わりゆく国 <認知症 緊急病院の“現実”>
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┣■妄想 暴力 絶叫「怖いよ」
埼玉県久喜市
【久喜すずのき病院】
◇認知症の60代の女性
“人に物を取られた”という妄想。夫までも他の女に取られたと訴える。
『嫉妬妄想』と呼ばれる症状で攻撃的になる、興奮する、夜寝なくなる。
『BPSD』
認知症からくる暴力、暴言、徘徊などの激しい行動や心理症状。
認知症の60~90%の方に出る。
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◇認知症の80代の女性
今日の日付が答えられない。家のドアでなく窓からよじ登って出たりする。
◇同居する次男
「毎日面倒を見てますと、こちら側もおかしくなっていくのが現状で・・・ 」
・医師は入院が必要と判断。しかし80代の女性は入院を理解できない。
病院に慣れたかと思ったら突然「お金」の心配をし出した。
病院をレストランと勘違いしたのか
「代金を払っていないので、ご飯を口にできない・・・ 」
あらゆる看護スタッフを捕まえては、同じ訴えを繰り返す80代の女性。
・さらに1時間後、入れ歯を外したのを忘れ、歯が無いと訴える。
家の鍵が無くて入れないと騒ぎ出す。暴れる心配から部屋の中へと入れる。
ベッド柵を固定するも興奮は収まらない。「死んじゃうんじゃないのぉ」
落ち着きを取り戻す頃には夜がすっかりと更けていた。。。
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◇認知症の90代の女性
眠れない。物忘れが目立つ。自分の名前が、部屋が分からない。
薬を飲まそうとする時に別人のようになり暴れる。『介護抵抗』
・認知症自体は治らなくとも『BPSD』は治療で大きく改善される。
通常約3ヵ月で退院が可能になる。しかし・・・
◇島田秀穂 副院長 久喜すずのき病院
実際おうちに変えるとしても老老介護になっていて、
介護される方も高齢者になっていたり、患者が単身だったりとか。
・この国は認知症という重い課題に直面している。。。。
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┗■10年後・・・
◆認知症高齢者の将来推計(発症率が上昇する場合。厚労省)
65歳以上
2012年 462万人 ※約7人に1人
2025年 730万人 ※約5人に1人
2050年 1016万人 ※約4人に1人
◆BPSD「認知症の行動と心理症状」(2010年 全国老人福祉施設協議会)
2015年4月 特別養護老人ホーム入居者1143人のうち、86%が発症。
「介護への抵抗」「徘徊」「妄想」「昼夜逆転」「帰宅願望」など
◇岸井成格 アンカー
家族にとっても介護スタッフにとっても心身共に大変な作業ですからね。
そういう意味では「政府による総合的な対策」と同時に
「社会全体でどうやって支えていくか」という時代になったのだと思いますね。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・酷い言いぐさだが「壊れてしまった」というのが的確な表現だと思う。
中には100歳になっても心身共に元気な方もおられるが、その差を
埋めるのはまさに各自の努力しかない。冷たい言い方だけど後始末を
どうするかが今後の課題だろう。無理矢理維持していくのは困難だと思う。
決断を各々迫られる・できるようになるべきではないか。
┣・「政府」「社会」と安易に語りすぎ。どちらも信用し切れないからこそ
今のこのような世知がない、抜け目の無い、油断できない社会なのではないか。
いつまで巨額なオレオレ詐欺が無くならないのだろう。国家ぐるみでは ?? ??
やってくれる政府ならば、とっくに解決している詐欺事件だと思うんだけどね。
┣・ひと昔は「村」というごく限られた組織で守られてきたのだと思う。
長生きしたけりゃ原点回帰していくと私は考える。
┗・しかし今生き残っているコメンテーターはしょーもない回答ばかりだね。(爆)