世界でスパイ CIAの真実
2015/04/12(日)<世界でスパイ CIAの真実>
【池上彰のJAPANプロジェクト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/ikegamiakira/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓第3弾 <世界の“命の現場”で奮闘する日本人>
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「世界で今、何が起こっているのか?」
池上彰が、紛争、感染症・・・ 命の現場で頑張っている日本人と生トーク&生解説。
特製模型や取材映像を駆使して世界情勢を解説。
世界中の「危ないと言われている地域」で活躍する日本人とスタジオを
リアルタイムでつなぎ、現地で奮闘する日本人とともに、世界の最新情報を
お伝えする。
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┣■世界でスパイ CIAの真実
【CIA】アメリカ中央情報局 Central Intelligence Agency
◆悪く言えば
「アメリカのためには世界中で何でもやる。暗殺を含めた謀略をする組織。」
・1976年にフォード米大統領がCIAに対して海外で暗殺をしてはいけないと
わざわざ大統領命令を下した。しかし2001年アメリカ同時多発テロをきっかけに
ブッシュ米大統領が再び暗殺を容認する方針を打ち出した。オバマ大統領も禁止
するよう命令を下していない。
◆今年2015年3月、元CIAの幹部と日本国内で会い、インタビューに成功。
アーサー・M・ブラウンさん
池:イスラム過激派に対し、アメリカは?
ア:軍事ルートはもちろんやっているが、それでこの問題が解決する事は一切ない
我々もこの問題に対して、どうすればいいか悩んでいる。
池:昔はすぐに軍隊を派遣した。でもそれによってアメリカ軍兵士が犠牲になると
批判が高まる。ドローンが一番良いって考えますよね。
ア:それはそうですよ。
『ドローン』ミサイルを搭載した無人攻撃機。
CIAは「テロリストの監視」「イスラム過激派幹部の暗殺作戦」を展開している
パキスタン・タリバン運動の最高指導者『ハキムラ・メスード』
アルカイダ幹部のナンバー2『アティヤ・アブドゥルラフマン』など上空から殺害
ア:パイロットの安否(安全)が大事だと言われるが、本当はそうじゃない。
“引き金”の問題。ミサイルの発射を“誰が決断するのか?”
それが従来の戦闘機と無人攻撃機との違いだと言う。
ア:今までの戦争のやり方は若いパイロットに“引き金”がついた戦闘機をあげた。
引くか、引かないかはそのパイロットの判断に任せた。
『ドローン』は涼しい風の吹く場所に座って、やるかやらないかを
“我々は冷静に決められる”。
戦争のやり方は大きく変わっている最中なんです。
これからは“ドロン(無人攻撃機)の時代”です。
・アメリカは数百の無人機を保有しているとみられる。
・しかし無人機攻撃が行われてる国々では・・・
民間人への巻き添え、誤爆などの批判が高まっている。
ア:自分の友達が無人攻撃機で殺された。俺もこう(テロに参加)やる。
池:いくら殺しても殺しても、敵は増えていってしまうのですね・・・
・無人攻撃機は米国本土の軍事施設内にあるコントロールルームで操作される。
攻撃の判断はCIAが下し、パイロットには任せない。
・無人攻撃機は、アフガニスタン、イラン、ジブチなどに配備されている。
今後トルコにも配備される予定。 (イエメン、ソマリアに対して)
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・『ドローン』無人攻撃機であろうと人を殺せば、その操縦士の心は病むという。
動体視力と手先の器用さだけで、遥か遠方から人を殺せるようになった現代。
重宝された『GPS』も、やはり元々は軍事技術に過ぎなかったわけで・・・
┗・誰もが戦士。昆虫だって分担しているのにね。(悲)