2015/06/07(日)<致死率40%“MERS”感染拡大の恐怖>
【Mr.サンデー】 http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html ※補足
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <致死率40%“MERS”感染拡大の恐怖>
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┣■街は死んだ・・・ 韓国MERS拡大ずさん対応
ピョンテク
【韓国・平沢市】 ※ソウル市近郊
人口約45万人。
最も多くのMERS感染者が確認されている。
・昨日2015年6月6日
街は閑散とし、マスクをして歩いている人がほとんど。
本来はマスクをする習慣があまりないというが・・・
取材中、政府から携帯電話へ“緊急メッセージ”が発せられた。
【国民安全庁】
MERS予防法
1.こまめに手を洗う。
2.咳・くしゃみをする時は、口・鼻を覆う。
3.発熱などの症状がある者との接触を避ける。
・韓国に来ている留学生(黒人男性)
今、ATMでお金を下ろしてマスクを買うところなんだ。とても怖いからね。
・タクシー運転手
街は死んでしまった・・・ タクシーもまるで乗る人がいないし。
【韓国・ソウル市】では ※首都
「MERSより大統領の方がもっと怖い。」 風刺画入りのビラが散らばっていた。
・朴槿恵大統領
初期対応に不十分な点があった。
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┣■感染者の妻が語る・・・ MERS衝撃拡大の原点
・韓国初の感染者
男性A氏(68)
2015年4月18日~5月3日
サウジアラビアなど中東5カ国を訪問 ※国際出張だった。
2015年5月4日
韓国・仁川国際空港 ※帰国。MERS感染判明まで16日。
2015年5月11日 ※帰国から7日後。 ” 9日。
異変が現れる。MERSを発症。 ※本人はおろか誰もMERS気付かず。
<二次感染>
病院1:2015年5月12日~15日 受診 ※芽山ソウル医院
MERSの初期症状
咳・発熱・下痢など。 ※風邪の症状と似ている。
男性A氏 → 女性医療関係者1名 感染
病院2:2015年5月15日~17日 入院 ※市内有数の平沢聖母病院へ
原因が判らないため入院することに。
“最大の感染拡大の現場”となってしまう。
高熱を発した男性A氏に付き添った妻も後に感染。
周囲に居た看護師、また相部屋の男性患者(76)も感染。
さらにこの相部屋の男性患者(76)を見舞いに来た娘(46)息子(44)も感染。
※男性D氏
この3日間で男性A氏が院内を歩く回る姿が目撃されており、
複数の医療関係者と接触した可能性があり
男性A氏 → 入院患者ら37人の感染が判明する。
(男性B、C、D氏が感染拡大させてしまう。)
【韓国当局】
複数の病室のエアコンフィルターからMERSウイルスを検出。
男性A氏の唾液などの分泌物がエアコンを介し、他の病室へ広がった
可能性を指摘。ウイルスはドアノブや手すりなどからも検出されており
患者や医師らの移動でも運ばれたと見られている。
病院3:2015年5月17日 受診 ※365ソウルヨリン医院
男性A氏 → 男性医師1名 原因不明のまま退院し、即受診した。
病院4:2015年5月17日 受診 ※サムスンソウル病院
男性A氏 → MERS感染が疑われる。
※この時に診察した医師が“初めて中東への渡航歴”を質問。
そして専門的な検査を行ったところ、
2015年5月20日 MERS感染確定 ※症状が現れてから9日を要した。
国立の隔離施設へ搬送された。
男性A氏の妻も感染が判明し搬送。
【韓国政府】
「一般国民に拡散する可能性はない」と告知。
他の濃厚接触者を隔離することはなかったのだが・・・
これがさらなる感染拡大を招くことになる・・・
<三次感染>
※男性B、C氏は入院患者だった。
病院5:2015年5月??日 受診 ※転院
男性B氏 → ?名が感染
病院6:2015年5月??日 受診 ※転院
男性C氏 → ?名が感染
病院7:2015年5月??日 受診 ※転院
男性C氏 → ?名が感染 ※男性B、C氏で感染者64人拡大
訪中 :2015年5月26日
男性D氏(44) → 中国へも拡大 ※韓国で最初の感染が判明して6日後
※男性A氏と相部屋だった
男性患者(76)の息子。
・男性D氏(44)の妻
Q.(感染を)疑ったのはいつ頃ですか?
A.恐らく先月の(2015年5月)25日頃です。
その時は少し熱があったので、
もしかしたらこれは感染したかもしれないと
なぜ感染の疑いがあったにも関わらず、国外へ行ってしまったのか?
実は感染を疑った2015年5月25日に病院を訪れていた。
しかしこの日は休日で、翌日でないと検査はできないと告げられたという
「養父はMERSの陽性判定を受けており、私と主人はその家族で
接触したことがある」と話した。
「明日は出張に立たなければならないので、検査は受けられない」
すると先生は
「そうですか。出張には行かない方がよいのですが」と・・・
この時、医師は本来なら保険局に連絡し、男性D氏(44)を隔離する必要が
あったのだが、出張を強く留められることもなかったという。
そして
2015年5月26日 12:50 中国に入国。 ※香港国際空港
飛行機を下りた途端、体調に異変が・・・
2015年5月27日 15:00頃
にも関わらずバスで広東省・恵州に移動。
2015年5月27日 13:00
出張先で会議に出席。
2015年5月27日 18:00
複数の会議参加者たちと会食した。
2015年5月28日 01:00
宿泊したホテルに戻った男性D氏(44)の元へ
連絡を受けた【中国・衛生当局】が隔離。ようやくMERS感染が判明。
現在、男性D氏(44)と接触したと思われる75人が中国で隔離される事態
となっている。
※中国本土、香港で感染拡大の恐れも
<MERS感染 死者数5人> 2015年6月7日現在
・男性A氏と相部屋だった男性患者(76)と2人の患者。
・もう2人は三次感染の患者。
・韓国初の感染者である男性A氏を診療した医師が「MERSの疑い・検査要請」を
【防疫管理本部】にしたのだが、「バーレーンはMERSの発生国ではない」と
検査要請を拒否したという話もある。
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┣■今後、MERSの脅威が日本に及ぶ可能性は?
・浦島充佳 教授 東京慈恵会医科大学
いつ日本に入ってきてもおかしくないわけですから、対岸の火事に学んで
もしMERSの患者さんが出た時はどうしたらいいか・・・
日本人、一般の人たちも「自分がそうかな?」と思ったら
最大の防護策を取って臨むことが重要になってくると思いますね。
【韓国】
『法定感染症』
感染症および管理に関する法律上で、これに該当する感染症は
国が責任を持って対策・管理が行われる。
→ 【MERS】は指定されていない。
【日本】
『感染症法』
この法律に基づき分類された感染症は、国や自治体が対策・監視、法的拘束力を
持って、隔離や移動制限を行うことができる。
→ 【MERS】は今年2015年1月に『二類感染症』に指定。
※結核、鳥インフルエンザと同じく指定。
※不安を感じたならばまずは【保健所】へ連絡・相談し、外部との接触を控える。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・この報道から既に10日が経過。死者数は二桁に上ってしまった。(苦)
問題が更に拡大すると口を噤むこともあるのでメモを残しておく。
病院など実名を上げるのは“嫌韓”産経メディアならではのものか ??
┣・報道の全てを鵜呑みにするのは危険(そういう見方もあるんだね、解釈)
しかしこれがほぼその通りだとしたら、あまりにも行動がお粗末すぎる。
隣国でなんだかんだと似ているところも多い日本でも十分に起こり得る
話だと思う。つい先日の“麻疹”騒動は記憶にまだ新しいはず。妊婦に
対して重大な過失の恐れがあるとアレだけ報道・告知しておきながらも
予防接種はようやく小中高校生までが対象で、成人は保険適用外が現実。
世の中、無責任な大人がウヨウヨ歩いていることを忘れてはならない。
┗・献血をポイント制にして、貯まったポイントで予防接種・検査を受けられる
とかしたらどうでしょうか? 献血者の健康管理にも繋がりますよ。