全国に広がるジビエ料理 寄生虫で食中毒に注意
2015/04/07(火)<全国に広がるジビエ料理 寄生虫で食中毒に注意>
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓全国に広がるジビエ料理 寄生虫で食中毒に注意
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┣■シカ、イノシシを対象に行われた調査(岐阜県内で2010年~2015年に捕獲)
・人間が体内に取り込むと下痢や嘔吐など食中毒症状を起こす恐れがある
寄生虫(住肉胞子虫)が
<シカ> 食用部位の背ロースで、90%
“ モモ で、88%
<イノシシ> 食用部位の背ロースで、46%
” モモ で、43%
内臓だけでなく、食用部位にも寄生虫が確認された。
・加熱してしまえば寄生虫自体は死ぬので、しっかりと火を通してもらう。
【厚生労働省】
2014年11月 衛生管理の指針を全国の都道府県に通知。
75℃以上の温度で1分以上しっかりと加熱する。
┗■ジビエ料理
『ジビエ』野鳥獣。主に狩猟シーズンに食べる。
【日本ジビエ振興協議会】
口にするものなので、安心・安全は必ず担保するのが大前提。
・ジビエの解体処理場
アルカリ性の水で皮膜などを洗浄。その後、酸性の水で殺菌する。
またさらに細菌などを防ぐため、肉の表面を削るトリミングが行われる。
・青山和弘 日本テレビ解説委員
飼育された家畜と違い、自然の中の野鳥獣はどこで何を食べてきたか分からない。
野生のものは冒険心をかき立てられるが、身体を壊してしまっては何もならない。
しっかりとしたお店を選ぶ、加熱など調理法の正しい知識を身につけることが大事
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・漫画『山賊ダイアリー』の人気など、狩猟ものが密かなブームになっている。
狩りは大変なので食事とまずはなるわけだが、最近メディアで生肉を食する
シーンが増えているように思う。イメージ作りも大事だが、安全面も意識して
紹介して欲しい。
┗・個人的に狩猟に興味があります。子どもの頃に見た山雉の美しさが目に焼き付いて
います。しかしイノシシなどの凶暴性を知ると、おいそれと踏み入れられない
世界であることは間違いなさそうです。北海道でサラブレッドをシカと間違えて
撃ち殺し、多額の賠償金を支払わされたハンターもいましたが、狩猟の世界を
今一度、国民全体で知っておくべき知識だと言えると思います。