『クロネコメール便』廃止のワケ
2015/03/31(火)<『クロネコメール便』廃止のワケ>
【news every.】 http://www.ntv.co.jp/every/index.html
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓every.キーワード <『クロネコメール便』廃止のワケ>
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┣■クロネコメール便
・A4サイズで、厚さ1cmまで 82円/ 2cmまで164円
全国一律料金。安さが魅力的だった。
・2014年度 メール便の取扱数
日本郵便 約33億冊
ヤマト運輸 約21億冊
ポストウェイ 約 9千万冊
佐川急便 約 7千万冊
・4/1以降 差出人が企業なら同様のメール便サービスは残るが
” 個人では廃止される。
┣■廃止の理由
・メール便では送ってはいけない物『信書』->罪に問われる恐れ
・信書にあたるもの「差出人の意思表示」
手紙/請求書/証明書など
・信書にあたらないもの「広く一般に対し発行」
新聞/雑誌/カタログ/商品券
┣■『信書』とはいったい何?
・履歴書は『信書』?
応募者が企業に送る際には信書にあたるが、
企業が個人へ送り返す際には信書にはあたらない。
・荷物に添える手紙は『信書』?
「添え状」手紙の封を閉じなければ同封が認められる。
『信書』をメール便で送ってしまうと、
3年以下の懲役か300万円以下の罰金。
-> 実際にヤマト運輸のメール便では2013年度までの5年間で
事情聴取や書類送検など8件発生した。
配送業者だけではなく、送り主も罪に問われる。
・実積寿也 九州大学教授
何が『信書』にあたるか一般の人に理解されないままでの法律運用が問題。
┗■every.ポイント
“時代に合わせたサービスを”
ネット通販の利用が増えて小さい荷物を送る率が高まっている。
配送サービスでは便利であること、秘密が守られること、地域格差がないこと
いずれも大切ではあるが、時代のニーズに合わせたサービスを期待したい。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・同番組の当コーナーは非常に分かりやすい説明&タイムリーな話題でお薦め。
下手な芸能コーナーなど不要。18時以降にもあって然るべきなのだが・・・
┣・5月現在、確かに企業向けの『クロネコメール便』週刊誌の定期購読は
そのまま同じ袋が使用されている。【クロネコ】から【郵便】に変わるので
あれば定期購読するのを止めようかと考えていた。詳しいことは言えないが
【郵便】には体制的に当たり/ハズレがある。まぁ事故率が高いという話。
┗・“郵政民営化”騒動の時には判りやすい『郵便』体制を徹底的に効率よく
立て直していれば、その後本当の意味での民営化が進められたのと思う。
本丸『ゆうちょ貯金・かんぽ生命』ばかり欲しがって、結局グダグダな状態。
結局誰が悪いのか、本腰を入れて追及するメディアも現われず・・・