00014 『端渓硯:極上石質「青龍雲」刻、「眼」入』
こん○○は !! 白狸です。『硯』第二弾です。(^_^) これは見るからに大物です!
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00014 『端渓硯:極上石質「青龍雲」刻、「眼」入』
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先に紹介した『赤間硯』と同じ出所になります。同時に出品され・同時に「入札」。競った末に我が手元へ。(^_^) そしてまた届いてから、その“巨大さ”に気付かされます。(自爆!) よくやるんです、このサイズ感を画像だけで勝手に判断しちゃうの。自分の所有物に関しては本当にいい加減な発注をするってことに、この歳になって気付かされました。(苦笑)
- 上等な硯になると、上下を大切に挟む形で蓋・敷板が付くんですね。*初見*
- ↓ 黄色く映っているのは天井にある「LED照明」の明かりです。(^^ゞ
- 薄黄色くなっている跡を『硯』では「眼」と呼び重宝されるとか。真ん中がよりハッキリと眼のようになっているのが好まれるようですね。
- 「デカイわねぇ」「硯の上で十分踊れそうだわ」(笑)
- サイズ: (約) 高さ: 4.0cm/横: 21.4cm/奥行き: 28.0cm/重量: 4630g
全体 : (約) 高さ: 7.5cm/横: 23.5cm/奥行き: 31.1cm
- 硬い石ですからね。これだけ彫るのも一苦労、イライラが募ることかと。(苦笑)
- アップして見ると「眼」っぽいと言えば・ぽいですよね。(笑)
- 実際にする部分にも「眼」になり損ねた形跡が見て取れます・・・
- 古木ですね。ちょっとひび割れてしまっています。かなり“重い”ものね・・・
- 「水」注ぎまーす! 「こぼれそうで・こぼれない」。ほぼ真っ平らなのにね。
- 裏面になります。
- ちなみに「水」を捨てた際に「瞬時に乾いた」ので驚きました。(゜ロ゜) こんな『硯』を手にしたのは私は初めてです。(笑)
- 「岩石」子供ならば十分押し潰せられそうです。*ドッシリ*感 ハンパねぇ。(笑)
ぶっちゃけ『硯』のことなどよく存知もせずに「変わった石」に触れたいという欲求から集め出したわけですが(^o^;)、『鑑賞石』とはまた違った見応えがあると思いました。そして書道の最大の目的でもある「書き心地」「硯具合」なわけですが、その石の素材なども調べれば調べてみるだけ“深み”が感じられる世界観ですね。気に入りました!(^o^)/
こちらの「古硯」はなかなかの代物ではないかと思うのですが、中国の名品『端渓硯』だけでも「新旧」が存在するようであります。
<採石年代>
古端渓 - 唐代・五代・宋代・元代・明代・清代
新端渓 - それ以降
これだけ大きな『硯』を使って、実際に「習字」を書いてみたいですね。もう何十年やっていないことでしょうか。ただそれもこの“乱雑としたお部屋”を片付けなければ実現できません! こんなに集めてどうするの?というくらい実際にあちこちに居られますので。(^^ゞ