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いま 増え続ける 『川崎病』

2016/12/06(火)<いま 増え続ける『川崎病』>
首都圏ネットワーク】 http://www4.nhk.or.jp/P350/

www4.nhk.or.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓  <いま 増え続ける『川崎病』>
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    『川崎病』をご存知だろうか?     ※「悪質なイジメ」ではない。(爆)

     幼い子供が発症しやすい病気で、重大な障害が残ることがある。

     その理由は未だ判っていないが、今、患者が増加し過去最多となっている。

www.j-cast.com


     <川崎病の患者数の推移>  ※折れ線グラフから目視した数値です。

      1980年  約4,000人
      1981年  約6,300人
      1982年 約15,800人 ※病名が認知された為か、一気に患者数が増加
      1983年  約6,000人
      1984年  約6,500人
      1985年  約7,400人
      1986年  約6,300人
      1987年 約13,000人 ※第二次発症拡大
      1988年  約5,300人  以降、急速に発症数は抑え込まれてきたが-
      1989年  約5,600人
      1990年  約5,700人
      1991年  約5,700人
      1992年  約5,600人
      1993年  約5,500人
      1994年  約6,100人 ※6千人を超えた当たりから坂道の様に増加-
      1995年  約6,050人
      1996年  約6,400人
      1997年  約6,300人
      1998年  約6,400人
      1999年  約7,000人
      2000年  約8,300人 ※8千人台へ。
      2001年  約8,000人
      2002年  約9,000人
      2003年  約9,300人
      2004年 約10,000人
      2005年 約10,000人
      2006年 約10,200人
      2007年 約11,800人
      2008年 約12,000人 ※上りのピークかと思われたが・・・
      2009年 約11,000人
      2010年 約12,400人
      2011年 約12,400人
      2012年 約14,000人 ※一気に拡大してしまう。
      2013年 約15,800人
      2014年  15,979人 ※2016年度はさらに患者数が多いって話・・・

 

     その実態を取材した-

 

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 いま 増え続ける
┣『川崎病


  30年以上に渡り『川崎病』の子供を診察をしている
 ◇小川俊一 小児科医


 『川崎病

baby.goo.ne.jp

川崎病って何?

health.goo.ne.jp


 ・0歳~4歳くらいまでの幼い子供が罹りやすい病気で、
  全身の血管が炎症し「発疹」や「38度以上の高熱」が出る。

 ・炎症は薬で治まるが、約3%の患者の「心臓に重大が障害が残る」と言われている。

  心臓に繋がる冠動脈が膨らんだ箇所では血が滞り「心筋梗塞の恐れがある」という。


 ◇小川俊一 小児科医
  正常であればこの太さが大体この患者様のまあ正常の冠動脈の太さ。※0.05cm
 (『川崎病』の後遺症で)このように大体2cmくらいまでこう拡大していらっしゃる

  ※レントゲン図で説明されていたのですが、その見た目で例えるならば
   サツマイモを収穫する時の細い根っこの先くらいの太さくらいが正常な冠動脈だが
  『川崎病』の後遺症によってサツマイモ自体の大きさまで肥大してしまっている状態
  『動脈瘤』でもこれほどの太さのものはなかなかお目にかかれないと思われる・・・


 (『川崎病』)患者さんの数は非常に増えていらっしゃいます。
  治療をもっと私共は考えていかなくてはならないんじゃないかと-


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  1975年11月7日放送
 『明日への記録 謎の川崎病』 当時の映像が放映された。

  Eテレ:急増する川崎病 ―病と戦う子どもたち― ※先行放送されていました。

 

  『川崎病』は50年前1975年当時
  【日赤医療センター】に勤めていた
  ◇川崎富作 医師が発見した病気。

   日本赤十字社医療センター(渋谷区)

  ・【日本】は患者数が世界でも飛び抜けて多く、【国】の予算で研究が始まった。
   しかし「海外で対処療法が見つかったこと」などにより研究は打ち切られ、
   その原因は解明されないままだった- *今から10年前の出来事*
                         2006年?※その割には新聞の痛み
                                   目立つけど

   <新聞紙面より>

    川崎病に“白旗”     原因究明委あす解散
              20年の追跡むなしく

    乳幼児に発症するナゾの病気『川崎病』の原因究明の中核を担ってきた-
    川崎病原因究明委員会は、あす二十八日に開く委員会を最後に原因未解明のまま
    解散する。約二十年におよぶ多方面からの研究にもかかわらず、いまだ正体は
    みせない「犯人」のしぶとさに、研究者が半ばネをあげた格好だ。

    - 問題なのはこの病気が心臓に炎症を起こし、一、二割の子供の冠動脈に
      こぶを作って、最悪の場合、突然死を招くケースがあることだ。-


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 ◆『川崎病』と闘う 子供達

  「こんにちはー。<(_ _)>」 「こんにちは」


   2歳の時に『川崎病』に罹った
  ◇小学2年生の男の子
  ・心臓に障害があり、運動が制限されている。

   ※家の中で小さい妹さんとビニール製のボールを膨らませて投げ合っていた。

  ◇小学2年生の男の子の母親
   本人的にはもっと動きたい、んですけどぉ。(>_<)

  ・『川崎病』を発症した当時のこの男の子の心臓の画像写真には、
   冠動脈に10mmを超える大きな膨らみがあった。

  ・「心筋梗塞」のリスクを減らすため、毎日血を固まりにくくする薬を飲んでいる。


  ◇小学2年生の男の子の母親
  (発症した当時は)夜寝てる時も「息をしてるかな?」っていつも確認していました
   (^o^;) ・・・ ハイ。*コクリ* (悲困惑顔) それぐらいちょっと心配でしたね。
   毎日が。*ウン* *大きく頷く* ハイ。(泣)

   ※お子さんの前では明るく振る舞おうと心掛けている母親の気持ちが伝わってくる


  ・男の子には「サッカー選手になる」夢がある。

   しかし飲んでいる薬のため、出血すると血が止まらなく恐れがあり、
   サッカー(激しい運動)を続けることはできない-

   2歳の時に『川崎病』に罹った
  ◇小学2年生の男の子
   3年生になったら先生に(サッカーを)辞めろって言われた。(^o^;)
   3年生になると激しくなるから、、ぶつけたりしてなんか死ぬ可能性があるからー
   って言って・・・

   ※【キャプテン翼】天才プレイヤー・三杉淳も同じ病だったのでしょうか・・・ ?

blog.goo.ne.jp

www.youtube.com ※日本の小学生の大会なんだけど、こんな感じで海外放映されているんですね。

xn--eqrx44dbjey6x.net ※これだけじゃなかったはずだけど。 *キック&ダッシュ!* (笑)

 

  ・「運動をしよう」と模索している子供もいる-

  「こんにちはー。(^o^;)照れ笑い」 「こんにちは」

   1歳の時『川崎病』に罹った
  ◇中学1年生の男の子
  ・後遺症が発見されて以来、激しい運動は控えてきた。

  (小学校)3年以降から多分『運動会』とかー、ほとんど見学だったと思います(苦)
   「自分も走りたいなぁ」とかそういう感じで-見てました。


  ・今年2016年、中学に入った男の子は憧れだった『剣道部』への入部を希望した。

   ※買って貰った防具を広げ、竹刀での素振りを披露。

   「入部を認めてもらう」には「心臓の検査」を受ける必要がある。

    検査では「心臓の血管に管を通すため、体に重い負担が掛かる」。

   それでも男の子は「決心した」という。

          ※小学校6年生の時に書いた「走れますように」という短冊が
           部屋に力強く掲げられていた。

   1歳の時『川崎病』に罹った
  ◇中学1年生の男の子
   次の検査は絶対になんか、良く、良い結果で終わって欲しいです。

  ・その1週間後、検査の結果が出た。  ※坊主頭になっていた。検査するため ??

   「髪の毛どうしたの?」    「気合い入れました。(^o^;)」   ※(笑)。

   「検査の結果はどうだったの?」「大丈夫でした。
                   だから剣道は普通に出来るようになりました」


  ◇中学1年生の男の子の母親   ◇中学1年生の男の子
   行ってらっしゃい!      ・自転車通学。体操着にヘルメット姿。
                   後ろに剣道の防具を乗せ、紐でしっかり束ねた


  ・検査結果は良好だったため『剣道』が出来るようになったが、
   しかし練習は今も「制限」されているという。

   ※それでも笑顔で学校へ向かう男子生徒の姿が印象的だった。


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┗■スタジオにて


 『川崎病』を発見した
 ◇川崎富作(91) 医師
 ・現在も自らが立ち上げた『川崎病』の研究センターで調査を続けている。


 ・首都圏の各地では『川崎病の子供をもつ親の会』が定期的に開かれており、
  生活面などの具体的なアドバイスを受けることができる。

  川崎病の子供をもつ親の会

 

 ◇山田大樹 キャスター
  VTRを見てましても、剣道が出来るようになった男の子もいれば
  サッカー選手になる、ね、そういう夢が叶うかどうかというところにきている
  男の子もいましたからねぇ、なんとかこうね、先に、前向きに進んでいって欲しい
  なと思いました。
                  ◇合原明子 キャスター
                   そうですね。 *盛んに相槌を入れていた*


  ※このコンビになってから番組の雰囲気が良くなりましたね。*夫婦みたい*
   前任の橋本奈穂子キャスターは“生真面目・ツンデレ”キャラでしたからね。
   笑うと最高に可愛らしい女性なのですけど。(^^ゞ 橋本ファンです。

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・奇しくも重い病が同日に放映されておりましたが、原因究明を断念した大病が再び
  猛威を奮った形となり、「海外で対処療法が見つかった」からという理由でしたが
  その原因までは明らかにしていないってことなのでしょうかね? 特許の問題で?

  「治療法」「薬」だけ渡されて指導されても、患者の発症自体を抑えられないので
  あれば、他国の【医療業界】の“いいカモ”ってだけじゃないですか。その研究費
  などが馬鹿にならないから「事業仕分け」的に解散を余儀なくされたとも言えるん
  ですけど。実際に患った子供達を見ていると、心が痛んで仕方がなかったです。

※以下、「いいカモ」で検索に引っ掛かった【日本医療業界】の“闇”の一部-

jnsk-tv.hatenablog.com

saigaijyouhou.com

tenshokukamo.net

news.livedoor.com

blog.goo.ne.jp

┣・冒頭の患者数の推移にあるように、こうした病・感染症の類いは冷静に見てみれば
  昔からあったものが多く、それが現代になって急速に伸びた背景には環境の変化・
  食生活の変化が多分に関わっているという話なんですけどね。雑菌等を洗い落とし
  過ぎて抗体・免疫力が下がったため「はしか」が若者に流行しているといった話を
  無料健康診断の際に看護婦さんから聞いたことがありますが「イエダニ」にしても
  ダニの天敵すら居なくなった住宅環境の変移から、その勢力が拡大したという話で
  「食物連鎖」その構図そのものなんですよね。イノシシやシカ等の大繁殖にしても
  天敵オオカミを人間が狩り・全滅が招いた“因果応報”ッスもんね。(苦笑)

blogs.yahoo.co.jp ※オオカミ復活を唱える方もいますが、詰まるところ里山を管理する人材確保が第一かと

┣・我が子が大病に冒されるなど、生きている限り、いつ災難事に遭うか分かりません。
  社会保障の充実・効率を図ると共に、そのための財源・公平な社会負担を義務付ける
  その意思確認のためにも国民皆「血判」させるなどしてもよいのかもしれませんね。

cutthecorner.net

www.bengo4.com

gendai.ismedia.jp 妄想止まりの小沢でしょ。血判状だって「したつもり」って話っしょ、所詮は。(苦笑)

┗・ちょっと話が飛び過ぎましたけど「障害児とスポーツ」ですか。しっかりと考えて
  示していくのが “大人の責任” であることは間違いありません!