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【鳥取】で移住急増の町 “残念な県”でナゼ 「全国初」取り組み

2016/8/29(月)<【鳥取】で移住急増の町 “残念な県”でナゼ 「全国初」取り組み>
スーパーJチャンネル】 http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/

 テレビ朝日|スーパーJチャンネル


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓注目  <【鳥取】で移住急増の町 “残念な県”でナゼ 「全国初」取り組み>
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      “残念な県”自虐ネタでも有名となった【鳥取県】だが

       実は年間の移住者が「2千人増」に迫っているという。

               そのワケとは-

 

www.youtube.com

 

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  【鳥取】で移住急増の町
┣■“残念な県”でナゼ


 ◆「全国初」の取り組み-


  ◇姉(5)
   カタバミより違うの食べたらいけんよ。
   遙、分かった?            ◇妹(2)
                       ・・・
           ◇父親(33)
            教えてやって、
            どれがそうなのか。

        ◇姉(5)      ◇妹(2)
         コレッ!      ・・・

         ※仲良くしゃがんでカタバミを摘まむ。
          姉にピタッと寄り添う妹。


  ・仲睦まじい“姉妹の遊び”なのかと思いきや、
   食べているのは自宅前に生えている“雑草”。※カタバミ

                 ◇妹(2)
                  *パクリ*・・・ おいちい。


  ・朝、姉の幼稚園へ家族4人で仲良く送っていく。


   ここは
  【鳥取県智頭町】 ※南東部にある山間の町

  ・去年2015年にようやく【スターバックス】が初出店した【鳥取県】だが
   実は年間の移住者が2千人に迫る“移住大国”である。
       (2015年度1952人)

sirabee.com

 

  ・その中でも“独自の取り組み”で移住者を増やしているのが【智頭町】。

www1.town.chizu.tottori.jp


   今年2016年4月
  ◇東京から移住してきたSさん一家
  ・30代前半の夫婦に5歳と2歳の姉妹の4人家族。

   移住のきっかけになったのは“町の【幼稚園】”。


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  【森のようちえん】
   2009年開園。【まるたんぼう】+【すぎぼっくり】。

marutanbou.org

cms.sanin.jp

   ◇西村早栄子 代表 まるたんぼう
    毎日とにかく森に通う。雨でも雪でも
    とにかく一日中「森で過ごす」ということを大切にしている-

  ・同園に通う子供41人中15人、4割近くが移住者。

  ・実はこの幼稚園、365日“青空教室”

   遊ぶ場所は町内の14ヵ所から子供の意思を尊重し決めている。

   ※自然豊か。流れの強い小川がある公園では適度に整備されており実に楽しそう。
    女性だけでなく男性の職員も数名いて、小川遊びや木登りなど危険な箇所には
    寄り添い見守っていた。

    お腹が空けば雑草を頬張る。(笑)


  ・この幼稚園の特徴は“見守る保育”。

   ◇西村早栄子 代表 まるたんぼう
    大人が誘導するのではなくて、子供から沸いて出てくる色んな興味をですね
    徹底的にやらせてあげることでぇ「子供の自主性を伸す」そういう取り組みです

    ※斜面を無邪気に転げ落ちたり、ナイフを持たせて枝切りさせていたりしていた


   さらに
  【鳥取県智頭町】 ※南東部にある山間の町
   全国で初となる『疎開保険制度』を開始。

   災害時に備える。いざというときの智頭町疎開保険

   ◇國岡大輔 企画課主任 智頭町
   『災害救助法』が適用されるような災害が起こった場合に
    3食7日間をこちらの方でみさせてもらうという保険です。

   ・地震などの災害時に智頭町内の約50軒近い住宅などが疎開先となり
    被災者を受け入れる独自の制度。

     ファミリー 3~4人コース:2万円/年  ※4歳以下は無料

     他にも1人コースなどあり。


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 ◆移住から4ヵ月- 子供達に変化が・・・

   今年2016年4月
  ◇東京から移住してきたSさん一家
  ・30代前半の夫婦に5歳と2歳の姉妹の4人家族。


  ◇父親
   あの【まるたんぼう】(【森のようちえん】)に通い始めて
   子供が“野生化した”かなと思っています。(^o^)

  ◇母親
   雨の日とかも傘ささなくても「濡れて歩くのが気持ちいいからいいんだぁ」とか-


  ・ただ喜ばしいことばかりではない-

  ◇母親
   虫、虫がすごいんですよ。(驚)
   カメムシ、ゴキブリ、ダンゴムシ、、、ムカデ!、が、
   今挙げたのは全部家の中で見た虫なんですけど(苦笑)・・・  ※都会育ちの女性には
                               やはり堪えるらしい

  ・また【東京】などに比べると
   病院や公園などの選択肢も少ないという-

  ◇父親    ◇母親
   でも・・・    五感を使って“自然を味わってるな”っていうのが見て取れるので
          東京で思い描いていた「田舎での子育て」っていうのが実現出来て
          いるなーって思って(笑)、割と幸せをかみしめて生活しています。

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・見る者を和やかにさせる映像。動画をアップした人の気持ちがよく分かります。(笑)
  大自然の中で育てる“贅沢さ”と、過疎地ゆえの貧弱な公共施設“脆弱さ”を兼ねた
  両面をよく表せていたと思います。しかし羨ましくなる幼稚園ですよね。(^o^)

┣・これって「役割分担」が必要なのだと私は思います。
  幼子がいる世帯、子供が自立した世帯、高齢者だけの世帯。それらを自治体単位で
  明確にし棲み分けるべきかと。それには『不動産』という難題をクリアしなければ
  ならないのだけれど、中国みたいに土地は国有による賃貸だと問題があるかな ??

┗・財政は『ふるさと納税』などといった不安定・非効率なことはやらず「一括管理」
  各世帯毎に必要分の予算を振り分ける。国民が自分の世帯が住みやすい自治体を希望
  人気の場合は抽選で割り振る。徐々にこうした得意とする専門分野を自治体は持ち
  担うべきだと見ていて思いましたね。子育て中心の自治体が損をしないように税収を
  振り分ける。インフラ・流通システムが本当の意味で充実すればどこに住んでようが
  可能ではないかと・・・ 。

  こうした考え方が広がれば、新旧共に汚染された【築地市場】を経由した食材など
  自然と避けるでしょうしね。(笑) 一ヵ所で全てを賄おうというのは不自然ですもの