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『介護』 “追い詰められた状態” 明らかに

2016/07/03(日)<『介護』 “追い詰められた状態” 明らかに>
NHKニュース7】 http://www4.nhk.or.jp/news7/

www4.nhk.or.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓  <『介護』 “追い詰められた状態” 明らかに>
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             ラク
      死んでくれたら楽になる!

      終わりの見えない状況に絶望


  【NHK】が介護の経験がある人を対象に行ったアンケートに寄せられた記述。

   アンケートでは、介護をしている相手に対して、

          「一緒に死にたい」
          「手に掛けてしまいたい」と思ったことのある人が
                             4人に1人に上った。


  “介護疲れ” によって家族の命を奪う『介護殺人』に繋がりかねない

  “追い詰められた状態”の人が少なくない実態が明らかになった-

 

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 「手に掛けてしまいたい」
┣■追い詰められた状態に


  ◇埼玉県内に住む男性(39)              ・・・・
  ・7年程前から両親が体調を崩すようになり『認知症』と相次いで診断された。

  ・大手企業に勤めていた男性。介護のため休まざるを得なかったが
               「周りに理解してもらえなかった」という。


   孤独ですし、誰も理解してくれないし、友達も分かってくれないし-


  <男性が【NHK】のアンケートに寄せた記述>

   罵声を浴びせられたとき、また、浴びせたとき。
   介護に携わらない姉の方が、かわいい、と言った-
   手首をナイフで切った。
   友人に電話で、「母に死んでもらいたい」と泣きながら話した-


   「『認知症』の父親から殴られたりして追い詰められていった」という。


  ・父親は3年前に亡くなるも、母親の介護は続いた。そして
   母親が排泄を上手くできずに家の中を汚した時には-

  ◇埼玉県内に住む男性(39)
  「一緒に住みたくない」なので「死んで欲しい」「殺したいんだ」ってね・・・
   言ったら(母親が)凄く悲しそうな顔をして、睡眠薬をなんか持ってきて

  “これ飲んで死ぬ!”って。「罪悪感」、が芽生えましたよね・・・


  ・「もう介護を続けることはできない」と感じた男性は
   母親を【グループホーム】に入居させ、今は離れて暮らしている。


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 【NHK】 介護についてのアンケート

      対象:家族の介護経験者「615人」
      回答:        「388人」(63%)


     ・首都圏の介護者支援を行うNPO法人を通じて実施した。


    Q.介護をしている相手に対する感情を聞いたところ

    A.
     「一緒に死にたい」「手に掛けてしまいたい」の

      いずれかを思ったことが「ある」「時々ある」が、合わせて24%。
                             約4人に1人に上った。


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 ◆介護殺人にも繋がりかねない“追い詰められた状態”で
  介護をする人が少なくない実態に専門家は-


 【国立長寿医療研究センター
  ◇荒井由美子 研究部長
  『在宅介護』というものを家族だけに担わせない。
   やはりその「介護者を孤立させない」ということが非常に大切だと-

   一時的に、例えば【施設】に入って頂くとか“別の道”も提案できるように

   その関係者が包括的に見て・考えていくってことが大切だと思っています。

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・同日夜に放映された【NHKスペシャル】の番宣的な伝われ方でしたが、衝撃を
  やはり受けてしまったのでメモしておきます。

www3.nhk.or.jp ※あっ、画像付きでNHKが詳細にメモしてました。(苦笑)(^^ゞ

www.minnanokaigo.com

www.care-mane.com ※2012年の段階で・・・ 


┣・自分より若い年齢の男性が単身で親の、しかも父母共に、さらに両者共『認知症
  という多重とも言うべき苦難に見舞われてしまった事実。大企業に勤めていたと
  幼少期にはかなり恵まれた環境にあったかと推測しますが(高齢出産なのかな?)

  いざ働き盛りで・勤め先での最終ポジションを左右する大事な時期に“予期せぬ”
  いや敢えて“見ない・触れない”できた『介護』という問題に直面したわけです。

  姉は両親の面倒を見ずに、男性1人(未婚と仮定)で“とても責任感のある”方と
  お見受けしました。他所では「粗大ゴミ」と罵声を浴びせ追い出す鬼嫁もいるという
  話ですが(地方の格安住宅で、単身・年金受給者の中に実際おられました・・・ (悲))
  なんか「女性の方がいざとなると冷たいのかなー」とも思ったりして。(苦笑)(^^ゞ


┣・『介護離職者』は年間10万人にも上り、これだけいれば優秀な人も少なからず
  いるはずで、雇用する側としては大きな損失ですよね。そして大概は「家庭<会社」
  人間な生活を送っていたので、介助の勝手も分からないわけです。*キッツいなー*


┣・昔の人は質素な生活で、自身で身の回りのことができなくなった親御さんに対して
 『介護殺人』しそうなことが分かっていたので『姥捨て』なる風習が実際に行われて
  いたのかもしれません。そして屍を処理してくれていたであろう『狼』を山の神と
  して崇めるようになったと。ニホンオオカミが滅亡した今は『熊』なのかな?(笑)

tocana.jp ※【武田家】の合理主義を問題視するというのは斬新というか、初耳でした。

     他所でもあったと思いますけどね。川縁なら“土左衛門”とかね。(苦笑)

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┣・ウチは父が早逝し、母を弟夫婦が実家付きで面倒を見るってことで決着が付いたんだ
  けれども、正直「実弟が甘ちゃん」でね。また「母が認知症になりそうな雰囲気」を
  私個人的には感じ取ってます。ゆえに親戚に囲まれた田舎で暮らしているのが母親に
  とって一番いいことと思っているのですが、恐らくはボケるでしょうね・・・

  幸いにして嫁さんがかなりシッカリ者のようで、嫁姑関係は良好なようなので安心は
  しているのですが「弟が遊び人」なんだよなあ。どうもソッチ系の友だち付き合いが
  あるらしく、結婚直前まで『アコム君』でしたからね。帰省した際に見つけ明細書に

  「お前、いい加減にしないと○○ぞ!」と真面目に脅してはおいたんだけど・・・


┗・まっ、私自身も “介護の必要がないように” 日々気を付けないといけません。

  災難は思わぬ所からやってきますので。また風呂場でコケそうになったし。(^^ゞ
                    ユニットバスの濡れ水は危険です!