【三菱自動車】 繰り返される不正 かつての再生キーマンは今・・・
2016/04/22(金)<【三菱自動車】 繰り返される不正 かつての再生キーマンは今・・・ >
【ワールドビジネスサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓ <【三菱自動車】 繰り返される不正 かつての再生キーマンは今・・・ >
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「燃費試験」のデータを改ざんしていた【三菱自動車】
データの不正が当初の軽自動車4車種に留まらず、
『パジェロ』など10車種でも行われていたことが明らかになった。
【三菱自動車】で何が起きていたのか。
かつて二度のリコール隠しで経営危機に陥った【三菱自動車】で、
“再建のキーマン”と呼ばれた人物が【WBS】の取材に応じた。
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┣■【三菱自動車】繰り返される不正
◆かつての再生キーマンは今・・・
岡山県倉敷市
【三菱自動車 水島製作所】
門の入り口・建物の上には、同社の軽自動車『eKスペース』の実物が飾られている
・当初「燃費試験」データの不正は『eKワゴン』など4車種としていたが、
新たに『パジェロ』『アイ・ミーブ』『アウトランダー』など約10車種でも
不正なデータが使用されていたことが判明した。
※『アイ・ミーブ』i-MiEV は「電気自動車」です。
一番データ試験が重要視されるべき車種で、実走試験をまともに行わない机上操作
不正を行っていたことになります。子供の夏休みの「自由研究」以下のお話(哀)
国会・霞ヶ関周辺で走っているのをよく見掛けましたが、国を相手に見事に騙した
「いや、国絡みの詐欺だ!」とユーザーから訴えられてもおかしくない事態なのだ
と私などは思いますけどね。
2016年4月20日
東京都千代田区
『三菱自動車・記者会見』
同社のトップ3名が大勢の報道陣の前にして謝罪会見。
・かつて二度に渡る“リコール隠し”で経営危機に陥った【三菱自動車】。
なぜ“三度”不正に手を染めてしまったのか。 ※根本的に詐欺気質だからでしょ?
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2004年
【事業再生ファンド】の代表として、破綻寸前の【三菱自動車】に乗り込み
事業再生を指揮した
◇安藤泰志 社長ニューホライズンキャピタル
Q.結果として今回のような問題がまた起きているというのは
これは何が原因なのだと見てらっしゃいますか?
A.
◇安藤泰志 社長ニューホライズンキャピタル
ハイ。(神妙な面持ちで・・・ )まああのぉひと言で言うと“気の緩み”なんですが
“気の緩み”というのはですね、ちょっと言い訳にならないですね。
・安藤氏は当時2004年、
100人の若手社員と共に「500項目にも及ぶ改善計画」を作り上げた。
当時なぜこれだけのですね、厳しい・1個1個全ての項目でレビューが出来て
「社内風土」改革をしようと言い出せたかというと、我々のような外部のですね
株主が入ってきて、厳しくガバナンスを見たから出来たことなんで-
Q.その時の「改善計画」は結局実行されなかったってことなんですか?
A.
◇安藤泰志 社長ニューホライズンキャピタル
今の役員構成を見てもですね、あのぉ仕方がないんですけれども
【三菱グループ】の方々がかなりを占めているということなどからしてもですね
あのぉ、なかなか株主とか顧客を向いた経営に成りきれていないんじゃないのかな
という気がします・・・ 。*頷く*
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2005年
【事業再生ファンド】の代表
◇安藤泰志 社長ニューホライズンキャピタル
に代わって
【三菱重工業】【三菱商事】【東京三菱銀行】のグループ3社が
【三菱自動車】の再建に本格的に乗り出したことで、
安藤氏は再建から手を引くことになったという。
※当時メディアでは資金面でのバックアップばかり強調されて報じられていた。
しかし実際には外部からの改革を即座に拒否していたことになる。
これが日本の大企業が抱える“重い病”なのだと私などは思う・・・ 。(哀)
◇安藤泰志 社長ニューホライズンキャピタル
“内輪のロジック”で経営をしているとですね、どっかでほころびが出てくる-
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・軽自動車を【日産自動車】と共同開発したことで明らかとなった今回の大不祥事。
その安易な物事の考え方には【公共役場】並みで本当に驚いてしまうのだけれど
国が大きく関与をしている企業体質だということはハッキリしたかと思いますね。
戦後からズッとその甘ったれた体質・気質だったということです。
┣・その後いろいなメディアで今回の不祥事を報じておりますが、今回のような肝要な
部分は【WBS】以外では報じられていないようです。また「遺憾です」と謝りま
した劇場で終わらせてしまうつもりなのでしょうか? 日本人ってなぜこんなにも
水に流したがるのでしょうか ?? ?? Why?
┣・【三菱財閥】の創始者である岩崎弥太郎のDNAが受け継がれているのだとすれば
それはNHK大河ドラマ【龍馬伝】で余りにもみすぼらしい姿に批判の声が挙がり
ましたが、結構それは的を射ていたのかもしれません。多少大ホラを吹いても商売
売上げ優先主義というか、「仕事の質」よりも「金銭の量」を重視する企業体質と
私は今回の件で確信しました。
┣・なぜそこまで言い切れるのかと言いますと、【三菱自動車】ではなく【三菱電機】
なんですけどね。サラリーマン時代に関わったことがあり、幾つか他社と比べると
明らかにドキュメントの質・管理がいい加減というか劣っていたんですよ。経験上
最も厳しかったのが【富士通】で、新人の私が作成した物など「出せないよ」(怒)
とよく先輩社員に叱られたものです。(^^ゞ女性で怖かったぁ。それに比べて同時期
担当していた【三菱電機】では後に聞いた話でも新人の私が書いたドキュメントを
「大事に保管してたよ、あんなの」(苦笑)と言われたことがあったもので。(自爆)
今振り返ってみても私自身「低レベル」だと思うのですが、そうした点での検査が
できていなかった。恐らくは【三菱グループ】全体がそうなのではないかと。多分
戦前の現場主義・町工場感覚経営なのではないかと想像できます。
┣・また先日『ローン問題』でも【三菱東京UFJ銀行】を筆頭とした多重債務を促す
行いを平然としているように、私は「あっ【三菱】は金儲け第一主義だ」と確信を
持ったというわけです。人それぞれもちろん感じ方は違うと思いますが、私はこの
ように思いました。預貯金の口座で「手数料を取ろう!」と最初に言い出したのも
【三菱東京UFJ銀行】でしたよね?そういう面では“ちゃっかり”しているので
お金の管理だけならば高い信頼がおけるグループだと言えそうです。(苦大笑)
┣・「モノ造りの精神」は【三菱】にはない!
そう感じられた方は私を含めてどれだけいらっしゃるでしょうか?
『自動車』は移動の手足となる重要なモノです。それを25年間騙していたのです。
┗・また興奮して長くなってもうた。(^^ゞ ただ他にも【三菱】ってる企業はあります。
例えば、【日本郵政公社】(当時)が導入した【トヨタ自動車】の生産方式なども
今回の一件とホントよく似ていると私など思いますね。
『JPS』(ジャパン・ポスト・システム)と名付けられて導入されたトヨタ方式
ですけれども、郵便の質は良くなったと貴方は思います? 誤配はともかく破損を
している郵便事故率が増えたような気がしません? ゆうメイトなどと呼ばれている
就職氷河期に見舞われた方々が未だに多く生息している現状。正社員への登用などは
かなり狭き門であるという噂など、いや【日本郵政】【三菱】似てると思うのよ(笑)
郵政公社 カイゼン不調、トヨタ式に混乱(10月29日 朝日)
別に私は社会の闇を切り裂くブラックエンジェルズの一員でもないですけどね。(笑)
強いて言えば「『遺憾です劇場』で物事を済ませようとする輩」が大嫌いです !!
でも念のため、自転車でも新調しとこうかな?(^^ゞ