白狸の考現家 +TV・RADIO +shikohin

幅広・デカイです。パソコン・タブレットでの閲覧を推奨します。

謎に包まれた【少年院】の実態を大暴露!

2016/04/15(金)<謎に包まれた【少年院】の実態を大暴露!>
【ヨソで言わんとい亭】 http://www.tv-tokyo.co.jp/official/iwantoitei/

www.tv-tokyo.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┓今だから話せるヤバい話 大暴露SP
┃  <謎に包まれた【少年院】の実態を大暴露!>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       罪を犯した少年を更生させるための施設【少年院】


     1997年に発生した『神戸連続児童殺傷事件』を起こし、
    【少年院】へ送られた加害者・元少年Aが昨年2015年に手記を出版。

     その内容から「被害者や遺族への配慮に欠けている」と
                   一部で(?)批判的な声が挙がった。


     【少年院】における「更生」とは何なのか ??

             その意義が問われている-

 

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  秘密のベールに包まれた
┣【少年院】の実態を大暴露!


 ◆日本の【少年院】を取材


  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   確か3度ぐらいですね、【法務省】のその担当者に呼ばれてというか
   一応「取材」の申し込みのメールを送りますよね?

   呼び出されて、それで以て、いろいろ聞かれるワケですよ。

  「どういう風に取材するんだ」とか。

   あとね「過去にどういう、その取材とか報道をしてきたか」
   そこまでチェックされました。


  ◇名倉潤 MC(ネプチューン)         ◇河本準一次長課長
   それ聞いてちょっと安心したね。
  『人権』をちゃんと守ろうとしているっていうね。 ハイハイ。そういう意味ではね
   何でも書く人がいたら困るわけじゃない?    ウン、ウン。


  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   そこなんです! あのぉその職員が

  「某テレビ局では以前こういう取材をしてきて、こういう報道のされ方だったんで
   出入り禁止にした」と。

 

 ・収容している少年達を配慮し、取材が厳しく制限されているという【少年院】

  今回は実際に施設の中を取材した◇矢部武(62) ジャーナリストが
  謎に包まれた【少年院】の実態を大暴露する!


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 【少年院】
  男子を収容する。全国に41ヵ所ある。

www.moj.go.jp

xn--0et88cjx0g.com


  <種類>

   第一種(旧法の初等少年院中等少年院に相当)
       心身に著しい障害がない者を収容。

   第二種(旧法の特別少年院に相当)
       犯罪傾向が進んだ者を収容。

   第三種(旧法の医療少年院に相当)
       心身に著しい障害がある者を収容。

   第四種
       刑の執行を受ける者を収容。


  ・どこに送られるかは「年齢」や「心身」の状態「犯罪的傾向」によって変わる。

cbx400fcbrxj.suppa.jp


  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   初等少年院中等少年院(現在の第一種)と
   特別少年院(現在の第二種)を取材した。


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 Q.実際に取材した時の【少年院】の印象は?

 A.
  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   最初の初等とか中等(少年院)とかは結構フェンスとかがあったりするんですけど
   だけど結構「開放的」なね、そんなに刑務所の檻みたいな感じはしませんから、
   結構「野菜を作ってたり」「グラウンドがあったり」、全寮制の高校みたいな
   イメージでしたね。

   初等・中等(少年院)に以前入っていて、それで出てまた再犯してしまってそれで
   特別(少年院)に来た。だから年齢的にも結構高いわけですよ。特別少年院には
   とにかく高い塀がありましてね、この塀がやっぱり凄い圧迫感と言うか、それで
   全て「個室」でですね、「個室」で「鍵」が掛けられて、その前の初等とか中等
   だったら結構一緒になって食堂でね(食べたり)自由な雰囲気があったんですけど
   特別少年院は全然そういうのが無いし、食事なんかも個室で鍵を開けてこう食事の
   トレイを渡すと。


 ・【少年院】に送られてきた少年達は「自分の罪と向き合う生活指導」や
  出院した後も“健全な生活を送れるよう”「中学や高校の勉強」や「職業訓練」を
  受ける。

cbx400fcbrxj.suppa.jp

seikatu.sougok.net


 ・そして出院間近になると【少年院】を出た後の「生活プラン」を考えるのだが
  実際に出院すると、元非行少年達には“厳しい現実”が待っているという。

  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   仕事がなかなか得られない。で、実名出さないにしても、まあ色々ね、
   分かっちゃったり。で、あと住む所もないと。

                    ◇河本準一次長課長
   そうするとやっぱり昔の仲間にね   どうしても「頼りがち」というかね
   ありますよね?


  ・【少年院】に居ても「前科」は付かないが、何かのキッカケでその事実が
   施設にいた過去が発覚。すると「部屋を借りられない」「就職できない」
   などして生活の基盤を得られなくなり、再び非行の道へ戻ってしまうのだという。


  ・こうした悪循環に陥ってしまうのは、
   出院した元非行少年を受け入れる地盤が少ないから。

 

www.sankei.com


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 ◆アメリカの【少年院】を直接取材!


 Q.日本の【少年院】が抱える大きな問題とは?

 A.
  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   【日本】の少年院は確かにその職員も一生懸命やってね、優秀で。
   加害者の更生ということで当然ね、最大限を尽くしている。

   所がね“欠けているもの”があると思うんですね。

   それはね、あの『被害者教育』です。

   以前【少年院】に38年働いて退職したというベテランの職員に取材をしたことが
   あるんですね。それを認めてました。

   法務省:少年院


 『被害者教育』
  被害者の視点を取り入れた教育。
  自己の与えた被害を直視し、非行の重大性や被害者の方々の現状を認識させると共に
  被害者等に対する“謝罪の気持ちを高める”ためのプログラム。

  【アメリカ】の少年院では『被害者教育』として
   少年事件の被害者や家族を呼び、実体験を話してもらうプログラム・講演が
   頻繁に行われるという。


  ◇矢部武(62) ジャーナリスト
   それまではものすごく目つきが鋭くて「更生」なんか受け入れる気もなかった様な
   子が、ある被害者(家族)の話しを聞いて変わった-

   その講演に来ていたのは被害者遺族の女性。数十年前に少年事件で子供を亡くした

   それ(事件)をきっかけに女性が精神的に落ち込んで・うつ病のようになって
   夫婦関係も上手くいかなくなって、で、離婚して・仕事も失って・家も失う。
   もうメチャクチャにされたわけです。

   で、その女性も涙ながらにそれを語ったわけです。

   凶悪な犯罪をやった加害者が、それまで思っていたのは
   「誰かを半殺しにした」と。で、その加害者の頭にあるのは一応その
   「肉体を・身体を傷つけた」ってことだけなんですよ。

   それがきっかけで、その被害者の家族とか人生がメチャクチャになっちゃったと。

  (そこまで傷つけちゃっていたことが分からなかった。)

   そう分からないんです。多分想像もいかないですよ。

   だからね、そこまでやって初めてというかね・・・

 

 ・毎年のように「凶悪な少年犯罪」が報じられる中、日本の【少年院】でも
  数年前から被害団体が「被害者家族の声を伝える」取り組みが始まったという。


  ◇名倉潤 MC(ネプチューン
   アメリカと日本を一概に比べられへんし、
   日本人の国民性とアメリカ人はちょっと違うような気がするし、
   これ話してても難しいよね。(苦)

  ◇河本準一次長課長
    (苦々)まっまぁ、なかなかすぐ解決という風には行かないですけど・・・

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・少し調べれば出て来そうな話でしたが、印象に残ったので一応メモしてみました。

  何となく紙一重の少年時代を送った者として、考えさせられるものがあります。

matome.naver.jp


┣・この【少年院】の実態・制度をどのくらいの国民が知っているでしょうか?まずは
  『少年法』こそ国民なら必ず知らなければならないものとして「義務教育」に加え
  罪を犯すことの愚かさを深く認知させるべきだと私は考えます。

┣・それがこれまでされてこなかったのは、恐らくは既に罪を犯してしまった親族への
  配慮からだと思われるのですが「知らぬが仏」ではダメなような気が私はします。

┣・元少年Aは明らかに自分が犯した罪の肉体的ダメージは想像できたものの、
  被害者家族が失った精神的な代償を省みなかった。再教育者らは元少年Aが社会復帰
  できるための“見てくれ”だけを重要視してしまった。心の内面など鏡のようにすぐ
  曇ってしまうというのにね。心こそ、きちんとコーティングしないといけません。

┣・なんか綺麗ごとみたいな文面になってしまいましたが、性根は良くても悪さってのは
  簡単に・スッポリと良心を包み込んでしまうんですよね。薄い膜の中に僅かな良心を
  見つけて、更生を試みようとするのが日本人的らしいのですが、犯罪が凶悪化する中
  そのやり方では甘いと言わざるを得ません。世の中はそんなに甘くないのは受け入れ
  体制が一向に整わないことが証明しています。

┣・ここは冷たいようですが一度「線引き」をして現在の凶悪犯は隔離。犯罪を犯さない
  ように徹底した『刑法』の「義務教育」を全児童に課すのが、将来のためだと思う。
  冤罪はもちろん問題視されるわけですが・・・

┗・ハッキリ言って、現在の少年犯罪は「未成年」を悪用しているとしか思えません。
  罪を犯すことを軽んじているわけです。震災した家屋に盗みに入る成人も似たように
  『刑法』をバカにしていると感じますけど。(苦)

  涙に騙されてはいけません。テレビの充実で今では皆が“俳優”気取りなのですから

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp