“虐待”通告 最多3万7020人 なぜ止められない?母親抱える「心の闇」
2016/04/10(日)<“虐待”通告 最多3万7020人 なぜ止められない?母親抱える「心の闇」>
【報道ステーションSUNDAY】 http://www.tv-asahi.co.jp/hst-sun/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓完全解析 <“虐待”通告 最多3万7020人 なぜ止められない?母親抱える「心の闇」>
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大変深刻な数字です。(苦)
「3万7020人」
『虐待』の可能性があるとして、全国の【警察】が去年2015年
【児童相談所】に通告した18歳未満の子供の数。過去最多となった
今回番組では虐待をする側を取材
なぜ虐待をするのか? なぜ止められないのか?
そこには母親達の「心の闇」があった
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“虐待通告”最多3万7020人
┣■母親達が抱える「心の闇」
「父親が撮影」
◇幼い妹
ママがきて、いっつもね怒って・るの・・・ ※語尾聞き取れないほど小声になる
◇幼い兄 ◇父親
痛い。 どこ叩かれるの?
・・・ ウン?ウン?(優しい口調で訊く)
頭のね、中ぐらいのところかな? ウン、そうなんだ。。。
・別居中の父親が撮影したもの。
面会中、いつもと様子が違うため心配していたところ、突然話し始めたという。
父親はその後【自治体】に相談に行き、『虐待』の調査が行われることになる-
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“虐待通告”最多3万7020人
┣■『虐待』をさせない取り組み
・会議室の子供を持つ母親達が集まってくる。 ※幼子を連れた母子も
【宮崎市】にある団体が主催
『コモンセンスペアレンティング講座』
褒めて育む効果的な『子育て』を学ぶプログラム。
子供に対して『虐待』をしたり、
『虐待』をしてしまいそうになったりしたことがある etc.
『子育て』に不安や悩みを持つ母親を対象にしている。
Q.子供の問題行動は何があるのかな。
困ってること「ベスト3」を挙げて頂けたらと思います。
A.
参加者にはアンケート用紙が配われ、各自記入していく。
例.「(テレビやゲームをしていて)返事をしない」
「朝の準備が遅い」
「脱いだら脱ぎっぱなし」
・講師が子供役となり、実際に母親が『子育て』の場面で対処に悩んだ場面を再現し
「対応法」を学ぶ。
◇母親 ◇子供役の講師
なおちゃーん! はーい。
ハイ、いいお返事出来た!
とってもいいと思う。イエーイッ !! (笑)。イエーイ!*ハイタッチ* 低音
子供になりきれず(笑)
*一同拍手パチパチパチパチ*
◇母親 ◇子供役の講師
<(_ _)> とてもお上手でした!
特に良かったところは最後「イエーイ」
*真面目に頷く* スキンシップって効果的なので、
はい。<(_ _)> 深々と感謝の意 是非毎回「イエーイ」をやって下さい。
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『コモンセンスペアレンティング講座』
全国で認定された5団体(一般法人【IBPF Japan】が認定)が行っている。
この団体では参加費は「1回500円」。
母親にできるだけ負担を掛けないようにと、助成金や講師の私財で運営されている。
◇育児の悩む母親 ◇講師
例えば娘に判断を委ねることは難しいのかなって。 それは何年生?
1年生。 1年生だったら「これ言って
いいか分からない時はママに
アアァ・・・ 聞いて」とか。ウ~ン。。。
・誰よりも熱心に質問をしている女性がいた。
◇4人の子供を持つ母親(40代)
唯一遠方から参加している。
『子育て』に悩み、今回で5回目の参加だという。
自分のこう「理想像」というか「ちゃんとしなさい!」みたいな
上からの「躾」。「躾」って言うのも名ばかりなんですけど、もう
押し付けみたいな・威圧的に?言って、それが毎回なんですよね。
(言葉だけですか?厳しくされていたのは?)
やっぱりここだけの話(苦笑)、ちょっと手が出たりとかもあったし・・・
・「躾」のつもりが感情の押さえが聞かなくなってしまうという-
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“虐待通告”最多3万7020人
┣■『子育て』に悩む家庭の現状
◇4人の子供を持つ母親(40代)
実家にお邪魔・取材をさせてもらう。
◇娘
ご飯作ろうかね。*優しい母親口調* うん。※率先してお手伝い。台に上がり
ピーマン切りに果敢に挑戦する
こうやって出来る? *ガッシャン* ・・・ ピーマンを掴み切ろうとするが
反対、反対! 手前から切ろうとして注意され
できない・・・
じゃあお母さんがやるからお肉詰めて はーい。
*ウゥン* 赤ん坊を背負っている
・子供達に非常に優しく接している母親。 ※卵も割ったり一生懸命お手伝い
とても『虐待』を悩んでいるようには思えない。
・しかし、赤ちゃんが泣き始めると-
*ウワァ、ウワァ* アァもう!ちょっと ・・・ ※娘は黙々と卵を掻き混ぜている
・そしてついに、
*アァ!アー!* なんで(息子)は、
*バアァン!* *ビクぅ!* ・・・ ※黙々と掻き混ぜる
・感情を抑えられなかったのか、
力任せに激しくドアを閉めてしまった。 ※娘は母親の方を振り向こうとはせず
グルグルと卵を掻き混ぜ続けていた。
◇4人の子供を持つ母親(40代)
なんかもう「自己嫌悪」ですね。
「私って何でこんな『子育て』しかできないんだろう」とか。
夜になると眠れずに泣いていた日とかもありましたし、だから
なかなか身につかないのに悲しいんですけれど、
とにかく練習しかないのかなーって。 *盛んに手を動かし、両手を合わせる*
確かに相当悩み・葛藤している様子。
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Q.なぜここまで『育児』に悩まされてしまったのか?
A.
◇4人の子供を持つ母親(40代)
(子供が)人前に行った時の振る舞いだったりとか、そういうのがなかなかこう
教えているつもりなんだけど、なかなか出来てなかったので、
(振る舞いができない)そういう子供が周りにいないので、相談してもやっぱ
ピンと来られないだろうなっていうのもあって、なんかもう
「自分の中でなんとかしなきゃ」ぐらいに思ってて、
“なかなか相談相手がいなかった”のが実際ですね。
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“虐待通告”最多3万7020人
┣■「SOS」どこに伝えれば-
◇4人の子供を持つ母親(40代)
彼女が感じていたのは「孤立」。
『子育て』に悩んだ時に相談できる相手がいないのだという。
今『虐待』の主な原因だと考えられている。「孤立」
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<『虐待』の要因について> 【総務省】2010年
「児童虐待の防止等に関する意識等調査」
【児童相談所】の職員にアンケート調査を実施。
「保護者の地域での孤立」と回答した職員が、36.4%いた。
第1節 家庭,学校及び地域の相互の関係の再構築|平成25年版子ども・若者白書(全体版) - 内閣府
孤立化しがちな家庭への支援の取組紹介|長野県社会福祉協議会 ふれあいネット信州
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◆親たちが抱える“危機”
◇原田和代 代表理事 エンパワメントみやざき
「地域で見守る」ということがなくて、やっぱり「親の責任」ということで
(『子育て』に)あのとても重圧感を感じているということです。そして
その中で『子育て』をしていて「孤立」しているという傾向がとても多いような
気がしますね。
・どこに相談してよいか分からず、行き場を失い「孤立」してしまったケースもある。
自身が起こす『虐待』に悩む母親からの「SOS」のボランティア活動を続けている
◇富井真紀 代表理事 日本プレミアム能力開発協会
彼女自身も養女を『虐待』してしまった過去を持つ-
自分の力任せにイラッとすれば「すぐ手を出して叩いてしまう」と。
まあ本当に言うことを聞かなければ「部屋に閉じ込めて出られないようにして」
みたりとか。
「育児放棄」のような状態でお腹が空いた娘に「何も食べさせなかったり」とか-
・彼女は自身が『虐待』をしてしまうことに苦しみ【公的機関】に助けを求めた。
このままじゃ「マズい」と思った時にもう一度【児童相談所】に行ったんですけど
(医者から)「虐待してました」という診断書を貰ってきてくれということになって
「事が起ってからじゃないとウチは対応できません」というようにしか思えず-
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◆「虐待を通報する施設」は整いつつある一方で、
「悩む保護者が相談できる場所」は少ない。
◇後藤啓二 弁護士 ※虐待問題に詳しい
いきなり病院を紹介するということをすれば、
それはやはりあの「親身に相談に乗って貰えなかった」と感じると思いますので
『虐待』を少しでも減らすためには『子育て』に悩んでいるお母さんが
気軽にですね、相談できるようなシステムを作ることだと思うんですよね。
親身になって相談に乗る。で、そこから信頼関係を築いて
『虐待』を止めてもらうような指導や支援をしていくことが必要だと思うんです
よね。
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“虐待通告”最多3万7020人
┣■母親になっても癒えない傷
◆『虐待』を受けて育つ子供
・『虐待』を受けて育った子供の“苦しみ”がどれ程のものか
母親になっても“その傷”が癒えない人もいる。
◇実の母親に虐待を受けて育った母親(40代) ※夫と息子
「朝食を皆で取ること」を決め事にしている。
50代の夫と、小学生の男の子がいる3人家族。
一見“普通”の家庭に見えるが、かつて彼女が受けた『虐待』が
今も家族に暗い影を映しているという-
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Q.(子供の頃)楽しかった思い出ってありますか?
A.
◇実の母親に虐待を受けて育った母親(40代) ※夫と息子
全くないですね。一個もない! 真っ暗闇です(怒) 地獄ッ !! (激怒)
・東海地方で生まれた彼女は、物心ついた頃から
実の母親に『虐待』を受けて育ったという。
(母親に)「ドライヤーが欲しい」って言ったら
「こうやって乾かせばいいんだわー!」って言って火鉢に頭突っ込まれて(苦笑)
竹刀持ち出してきて、竹刀で私を叩いたんですね。
・彼女は高校を卒業すると、実家から逃げるように上京した
以来、親との縁は切ったという。
・その後30代になり「家庭を築いてみたい」と結婚。子供にも恵まれたのたが-
「自分がされて嫌だったこと」は全部排除していけば(子育て)出来るだろうって
思ってたんですけど、「自分がそうやって嬉しかったってこと」って全然ないんで
「何をしてあげれば子供が嬉しいって思うのかが分からない」のね。
・『虐待』の過去を再び思い出させたのが、「子供の誕生日」での出来事-
子供が目の前にケーキが置いてあるから「これ食べたい」って言って、で、私は
「いいジャン、食べれば」って言って、こう切り分けてあげちゃったんですね。
そしたら旦那に怒られて。「誕生日って言うのはロウソクに火を付けて
部屋を暗くして“ハッピーバースデー”をやっておめでとう!*パチパチ*って
やって、それからケーキ切るのに、何だお前は!(怒)」とか言われちゃって(苦笑)
「そういうものだったのかー」っていう感じですよね。
・そんな妻の姿を見て、夫も不安を感じていた-
◇夫
『虐待』を受けたからって嫌な思いをね、妻も受けたかもしれませんけど
まあそれは次のね、世代にこう同じことをするようなことは良くないことなので
私自身も妻が子供に接する時には多少横にいながら(虐待がないか)見たりして
いますので-
・この日は月に一度『心療内科』に通院する日-
常に『虐待』を思い出してしまうため「睡眠薬」などを飲まなければ
日常生活を送ることも困難な状況だという。
◇実の母親に虐待を受けて育った母親(40代) ※夫と息子
普通に親に甘えて、親にこう庇護されて育ってくる子供、凄く羨ましかった。
電車の中でそういう子供を見ると俯いてボロボロ泣けてきちゃって涙が出ちゃって
「普通の育ち」がしたかったですね。もう、もう無理なんだけど-
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┗■スタジオにて
◇長野智子 MC
「虐待される子供をどう保護するか」っていうのは
「虐待をしてしまう親にどう対応していくのか」ということと一体だと思うんです。
<“子供の虐待”減らすには> ◇後藤啓二 弁護士 ※虐待問題に詳しい
「予防」「更生」に力を入れるべき・しかない
つまり、被害者のみならず、悩みを持つ保護者が相談できる窓口。
こういったものを充実させることが重要だということです。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・ササッとまとめるつもりが、また詳細にメモってしまった。病気だな、コレ。(^^ゞ
┣・私は決して悪人でもないけど善人すぎることもなく、どうしても両者見比べて考えて
しまうのだけれど、今回の問題提起は左寄りの同朝日系列らしく【大きな政府】へと
考えがちです。安易に「施設を増やす」ことへ私は強い疑問を感じます。根元を根絶
しない限り、相当時間を要しないと解決しない問題のように思えます。
┣・動物の生態などテレビや本でよく取り上げられるので理解している方も大勢いるかと
思いますが「育児放棄」はどの生態系でもあることなんですよね。人間の社会が道徳
を持ち出して無理強いしているように見受けられます。
┣・前にも書いたけど、結婚する時には必ず『試験』を受けさせるべきだと思うんです。
SEX:異性の身体に対する基礎知識を身に付ける。※LGBTも学べばいいじゃん
子育て:育児体験をする。カップルで保育施設のお手伝い。毎週・10回通うとかね
介護 :介護実習をする。配偶者が身障者となった時に備え、介護施設で学ばせる。
┣・本来であれば昔のように「家族団らん」が理想なのですが、各世代で気を遣うことを
異常に嫌がる傾向が強いのでコレは無理強いをせず、となれば各自でスキルを高める
しかないわけです。上記のような試験項目を受ける中でパートナーの本性なども判明
するでしょうし(笑)、「排泄物の処理もできない」「子供が嫌い」であれば結婚など
避けられた方が自身のためにも良いように私は考えます。
彼女:「あら、アナタ、やけにオムツを換えるの上手いわね」
彼氏:「ウン。ちょっと何年か経験してるからね」
彼女:「ヘェ~・・・(隠し子 ?? )」
なんちゃって。(大笑)
┗・何でもかんでも支援・施設を作っていたらキリがない。少子化も叫ばれてますし。
第一、これに行政が絡むと実務をしない天下り達の温床にもなりかねない!(怒)
だから左一辺倒な輩も大嫌いなんだよなー、俺は・・・ 右団扇なバカも大嫌いだけど
自身を鍛えろ、自分を !! ・・・ 腰痛、*ピキピキ* 今朝も痛いです。(泣)