「ニッポンの借金」９００兆円の歴史
2016/02/10(水)＜「ニッポンの借金」９００兆円の歴史＞
【ワールドビジネスサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
＊敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓特集 ＜「ニッポンの借金」９００兆円の歴史＞
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今日2016年2月10日
【財務省】から発表された『国債』の残高が「９０２兆円」を超えた。
1966年1月 戦後初めて特例（赤字）国債が発行される。
以降、政府は日本経済の下支えや、景気浮揚のために新規の国債を発行
その額は増加している。
1979年 ５０兆円超 ※以降、綺麗な右肩上がりを示している
1983年 １００兆円超 ※借金を意識したのか、バブルゆえか階段の踊り場状態に
1994年 ２００兆円超 ※“プッツン”と糸が切れた凧のように急上昇していく！
1998年 ３００兆円超
2001年 ４００兆円超
2002年 ５００兆円超
2004年 ６００兆円超
2009年 ７００兆円超
2012年 ８００兆円超
2015年 ９００兆円超 ※2015年12月末「９０２兆円」
・上記は『国債』国の借金のみ。これに『地方債』地方自治体の借金を加えたものが
『ニッポンの借金時計』
※2016年2月10日23時29分時点で
「１０３１兆４４６５億６１８０万円」*クルクル*回転
※１秒で１００万円くらい増えている。
また、「国民１人当り＝約８５０万円超」だという。
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Ｑ．なぜこれだけ膨大な借金が出来てしまったのか？
Ａ．
・今から５０年ほど前に遡ってみれば分かる･･･
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┣■「ニッポンの借金」９００兆円の歴史
◆戦後初から５０年“増え続ける”国の借金
1966年1月
◇当時のニュース映像から
「国の財布に空いた２，５９０億円の大穴。
この穴を埋めようと発行されたのが『赤字国債』。」
※「新しい資産対策の誕生
元金安全・魅力在る利回り
無記名・源泉分離課税 」と大きな看板が掲げられた。
・1966年1月、戦後初の『赤字国債』を発行。
『東京オリンピック』の終わりとともに低迷し始めた
「日本経済を下支えする」ためだった。
※当時の街中にあるコンクリート壁には
「打倒 池田」「倒産はもうごめん」
「労働者の－」「物価」 などといったなぶり書きや
多くの張り紙が貼られ、市民の苦悩ぶりが伺える。
1973年
◇田中角栄 総理大臣(当時)
四半世紀の短い間で、これだけの日本に、なったではありませんか！
・政府は『赤字国債』で得た借金を使い、積極的な「財政出動」を行った。
1986年～1991年
『バブル景気』
税収が増えたことから『赤字国債』への依存度が下がった。
しかし･･･
1997年
『バブル景気』が崩壊
【山一証券】破綻
◇最後の社長
私らが悪いんであって、社員は悪くありませんからッ !! *号泣*
好景気は長くは続かなかった･･･
1998年～
・バブルが弾けると景気回復を最優先した大型の補正予算を組むために
『赤字国債』を乱発し、その発行額は「１年で３０兆円」を超えるのが当たり前
になった。
※新規国債発行額は、2006年と2007年を除き、1998年～2015年まで毎年３０兆円超
今も抜け出せない状況が続いている
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『国債』（赤字国債）
・1965年度の発行当時は「２０００億円」ほどだった。
・1978年度『オイルショック』や高度経済成長が終焉を迎えて
新規発行額が「１０兆円」を超えていった。
・1998年度【金融機関】の相次ぐ破綻などで景気が悪化。
新規発行額が「３０兆円」を超える。 ※グン！と増発されていく･･･
・このようにして積み上がっていった『国債』の残高が「９０２兆円」にもなっている
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┗■増え続ける「ニッポンの借金」どうすればいいのか？
◆小泉進次郎氏を直撃
今日2016年2月10日午後５時半頃
【自民党本部】
自民党で小泉進次郎議員を中心とし若手議員を集めた初めての会合が行われた。
『2020年以降の経済財政構想小委員会』
◇小泉進次郎 衆議院議員 自民党
2020年以降は全く新しい「第２創業期」というような位置付けで取り組まないと
「次の若い世代に希望ある未来を見せられない」という厳しい認識で取り組む－
・実はこの委員会は小泉進次郞議員の“ある発言”がきっかけで立ち上がった。
2015年12月
◇小泉進次郎 衆議院議員 自民党
『軽減税率』では「６，０００億円」足りない。
一方で、高齢者の皆さんに３万円を配るお金はポンと「４，０００億円」出てくる
そこら辺の、、ことを考えると、これがどう映るかなぁ･･･
・小泉進次郞氏は去年2015年、政府が発表した所得が低い人への３万円を配る
『臨時福祉給付金』に対して「高齢者優遇」との理由で反対の声を上げた。
・そこで今回、新たな『国債』を発行し続けなければならない
現在の財政状況を改善する制度作りに取り掛かった。
『2020年以降の経済財政構想小委員会』
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Ｑ．今までの『社会保障』の仕組みだったり議論というのは、
「もう時代に合わないぞ」という危機感みたいなものが強いんですか？
Ａ．
◇小泉進次郎 衆議院議員 自民党
仮に戦後の時代を「第１創業期」とすると、株式会社【日本】は大収益を上げた。
しかしその時の安全基盤だった『国民年金』『皆保険』『終身雇用』『年功序列』
そういった安心の基盤だった大きな柱が、2020年以降の「第２創業期」に
株式会社【日本】の同じように発展する基盤に成り得るかという疑問。
そこは自由に・考える必要があるんじゃないかと－
2020年以降の経済・財政を構想するそんな会議にしようと。そういった思いで
これから続けていきます。
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Ｑ．「３万円」支給をしきりに出されていましたけれど、やはりあーいった議論を
している人達に「任せていられない」って思いもあるんですか？
Ａ．
◇小泉進次郎 衆議院議員 自民党
やはり高齢者の問題は高齢者の問題で“大切”なんですが、
上の世代の皆さんも次の世代のために「第２創業期」を活躍できる・発展できる
時代にしていくために、どんな貢献ができるか。そしてどんな貢献の場を用意する
ことができるのかってことも、これから議論する中で大切な要素だと思います。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・確かにこうやって見ると、『臨時福祉給付金』４千億円 ＞ 消費税１０％
（『軽減税率』６千億円）
という力関係は何だと思うよね。これも所得の移転にほかならないわけで、さらに
悪意に満ちた“老人狩り”が起こったとしても「幸せの追求」の為だったとかって
反論されそうだしね。いやしかし、今の多数決でこうもアッサリと給付金が決定して
しまうことに改めて驚くとともに恐怖すら感じました。*ネズミが金庫を漁ってる*
┣・◇小泉進次郎 衆議院議員 も今は完全に政権に対する不満へのガス抜き道具にされて
１日も早く大成することを後押ししたい思いに駆られてしまいましたよ。(^^ゞ
【ＴＰＰ】にしても今回の『経済財政構想』にしても重荷を背負わされています。
しかもよく見ると『小委員会』と「小」をワザワザ付けられてしまってます。*酷い*
┗・今の政権を司っている方々は人間ではないのかもしれません。「破れ傘刀舟」先生
また宜しくお願いいたします！
昭和の時代は実際にこんな輩が多くいましたけどね。「第２創業期」の若い世代よ
舐めてたら大怪我しますよ。(苦笑)
