欧州銀行株の急落 その背景は・・・
2016/02/10(水)<欧州銀行株の急落 その背景は・・・ >
【Newsモーニングサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓日刊モーサテジャーナル
┃ MORNING SATELLITE JOURNAL
┃ <欧州銀行株の急落 その背景は・・・ >
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┣【フィナンシャル・タイムズ】
Investors punish global banks as fears focus on financial system
◆恐れが金融システムに集中して、投資家は世界的な銀行をやっつけます
・【ドイツ銀行】を始め「世界の金融株が総崩れだった」と報じている。
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┣【ウォール・ストリート・ジャーナル】
Deutsche Bank Leads Rough Day for Sector
◆ドイツ銀行は、セクターのために辛い日を導きます
<ヨーロッパの銀行株が売られる理由>
・「超低金利」が続き、銀行の利益率が改善せず、
「自己資本」の積み増しが不可能になっている。
・このまま「自己資本」が減り続ければ、
銀行は規制当局から「配当の支払いなど禁止」される。
・このような切迫した状況にも関わらず
◇マリオ・ドラギ 総裁 ECB
「銀行を助けるのは仕事ではない」と発言。
このままでは「救いの手」がない・・・ 。
・一方で、アメリカへの影響については今現在は見られない。
実際、米国銀行が発行する社債への需要は衰えておらず、
金融危機との時とは全く異なっている。
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┗■スタジオにて
Q.銀行株が日本でも大きく売られる展開となっていますけど、
影響というのはどういう風に見ればいいですか?
A.
◇佐野一彦 東海東京証券 ※幅広い視点から債券相場を分析
そうですねぇ、やはり『マイナス金利』政策を入れたことによって、まあ
先程もありましたけれども良い部分/悪い部分。その悪い部分が銀行の株価に
表れている。金利を下げればそれによって収益が下がるっていうのはある意味
当然の動きではありますよね。
◇佐々木明子 MC
日本というのはやはり『預金』の部分が大きいんですか?
◇佐野一彦 東海東京証券 ※幅広い視点から債券相場を分析
そうですね。『預金』の部分って言うよりも、まっ「預貸率」という意味では
余っているお金が多いわけですよね。それが運用に回っている。でもその運用に
よる利回りが大きく下がっているわけですから、どうしても影響が出てくるって
いう部分もありますよね。
◇深谷幸司 為替アナリスト FPG証券 ※企業経営・財務にも精通
結局、市場の金利が下がればスプレッド貸しの出来上がりレート自体が下がって
しまいますからね。収益自体がもう落ちてしまうということになりますねぇ。
◇佐々木明子 MC
あのぉ貸し出しを促すような、『マイナス金利』というのはね、目的があったと
言われていますけど、そうなると貸し出し自体が滞ってしまうということは
ありませんか?
◇深谷幸司 為替アナリスト FPG証券 ※企業経営・財務にも精通
そうですね、それ自体は当面滞ることはないとは思いますけれども、ただ、
逆にまあそうですね、出来上がり金利がドンドン下がってマイナスとなると
銀行の方が「もうちょっと・・・ 」ということに成りかねないですよね・・・
◇佐々木明子 MC
まあ銀行の方はちょっと注目をしていかないといけないかもしれませんねぇ。
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・同日の夜に同局【WBS】の方でこの【ドイツ銀行】を大きく取り上げてましたね。
【EU】の心臓部とも言えるところが破綻したとしたら !?
┗・皆不安になってます。(^^ゞ