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【香港】書店関係者5人不明“中国当局に拘束”とデモ

2016/01/10(日)<【香港】書店関係者5人不明“中国当局に拘束”とデモ>
NHKニュース7】 http://www4.nhk.or.jp/news7/

www4.nhk.or.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓  <【香港】書店関係者5人不明“中国当局に拘束”とデモ>
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 【中国・香港】

  『習近平觸礁』

  ・「中国の習近平国家主席が暗礁に乗り上げる」などの過激な本を出してきた
   書店の店長など関係者5人が相次いで不明になっている。

www.msn.com

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 ◆香港『言論の自由』を巡り


  今日2016年1月10日午後
 ・香港では数千人の市民が「5人は中国当局に拘束されている」と主張して
  抗議活動を行なった。


  「拘束した人を返せ!」「拘束した人を返せ!」

  約6千人の市民が参加し、【中国政府】へ抗議の声を上げた。

  ◇20歳前後の男性
   【中国政府】がこんなやり方で香港での本の出版を禁じようとするのは
   不合理で不当だ。 ※流暢な英語で世界もメディアに対して訴えていた。


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  去年2015年10月以降
 ◆香港の繁華街にある書店の関係者5人の行方が相次いで分からなかった。


 ・【中国】の『1国2制度』の下、『言論の自由』がある香港。

  この書店では【中国共産党】の批判など、中国本土では発行できない本を
  数多く取り扱っていた。

   『軟禁江澤民』『習近平 決戦三大政敵』『天津大爆炸内幕』
   『周永康 周永康獄中自辯書』『習近平 大清洗』『習近平 内部講話』など

  Cwbbooks (HK)


  また独自のルートで「中国本土に郵送する」サービスも行なってきたという。


 ・行方不明者の1人
  【銅鑼灣書店】
  ◇林営基 店長
   去年2015年9月にNHKが取材した映像を紹介。

   「少しでも多くの中国本土の人にこれらの本を届けたい」


   この1ヵ月余り後、突然姿を消した・・・


 ・同じ頃、この【銅鑼灣書店】の親会社である出版社の社長や社員ら3人も
  相次ぎ行方不明となった。


 ・さらに去年2015年の年末には、その親会社の株主の男性1人の所在も不明に。

  その夜、男性から妻に電話があり、

  「調査に協力する必要がある」と話していたという。


  妻はその話しぶりから、誰かに監視されながら電話を掛けていたのではないか
  と思ったという。

  ◇株主の男性の妻
   電話番号は香港の隣の深センからだった。
   (普段の広東語ではなく)標準語で話し、
   「いつ戻るか」と聞いても答えてくれなかった。


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 ◆株主の男性は「当局から中国本土に連れ去られたのではないか?」

  香港で憶測が飛び交う中、

  今月2016年1月3日
  株主の男性から書店の関係者に直筆の手紙が送られてきた。

  「関連方面の調査に協力するため、もう少し時間が掛かりそうだ」


 【香港政府】
  行方不明の5人の居場所について【中国政府】に問い合わせているが、
  今のところ「回答はない」という。

 

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 ◆国際社会にも懸念が広がっている


  2016年1月8日
 【米国・ワシントン】
 ◇カービー 報道官 米国務省
  香港の人達の懸念を共有する。今後の推移を注視している。


  2016年1月5日
 【中国・北京】
 ◇王毅 外相 中国
  関係者は第1に中国国民だ。無意味な推測をする必要はない。


 【中国共産党系の新聞】のHP
  【中国】の『1国2制度』の社説を掲載。

  「2制度」が「1国」より優先され、

  「国家に危害を加える行動を取って良い」との“幻想を抱いてはならない”

  と主張している。


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 【銅鑼灣書店】

  「  休 息
   CLOSED」

 ・閉店中の看板が掛けられたままの書店。

  5人の相次ぐ失踪という謎をキッカケに、香港と中国の関わりについて
  再び内外の感心が高まっている。

 

 


◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・年明けから“きな臭い”話が続いておりますが、本件に関してはその後18日に
  少し進展がありましたね。

news.tbs.co.jp

news.minkabu.jp

┣・中国当局の下っ端による“暴走”なのか、上からの指示によるものなのか ??
  いずれにしても国として「内政干渉だ!」と公言してしまった以上、閉ざされた国と
  いうイメージはより鮮明となってしまいました。元の価値は大丈夫なのかな?(苦笑)

┣・雨傘運動が起ったばかりの香港で、世界の関心が薄れたと見たらこのように拘束する
  南シナ海への進出もそうですが“姑息”というか“一番被害が少ない”やり方をして
  くるのが中国ですね。これこそ『孫子の兵法』ってヤツなんですかね。(笑)

┗・たった今、2016年1月20日、今度は中国がスウェーデン人を拘束だって。

www.sankei.com

www3.nhk.or.jp

  なんだ13日にもう報道されてんじゃん。【NHK】遅いなぁ。しっかりしろ!

  反政府・反共産党の動きが活発になっているのでしょうか???