激動!世紀の大事件Ⅲ~未解決事件の「謎」と目撃者の「新証言」~『2000「世田谷一家殺害事件」犯人は誰?15年目の新事実』
2015/12/12(土)<激動!世紀の大事件Ⅲ~未解決事件の「謎」と目撃者の「新証言」~>
『2000「世田谷一家殺害事件」犯人は誰?15年目の新事実』
【世紀の大事件】 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/news50/
*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。
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┏┓報道スクープSP 激動!世紀の大事件Ⅲ
┃ ~未解決事件の「謎」と目撃者の「新証言」~
┃ <2000『世田谷一家殺害事件』犯人は誰?15年目の新事実>
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あれからもう15年も経つ
2000年12月31日放送
【FNNスーパーニュース】
◇宮川俊二 MC ※武田祐子 キャスター
「20世紀最後の日に、閑静な住宅街で惨劇が起きました。」
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2000年12月31日
┣■東京都世田谷区で一家4人が惨殺
◆宮澤みきおさん(44)一家4人が全員惨殺された。
妻:泰子さん(41)、長女:にいなちゃん(8)、長男:礼くん(6)
・延べ24万人以上の警察官を投入。捜査に心血を注いだ。
懸けられた懸賞金は過去最高額の2,000万円。
それでも犯人に辿り着けない・・・
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◆犯行時間帯に現場路地から飛び出してきた男
◆事件の前日に凶器と同型の柳刃包丁を買っていた男
・有力な手掛かり浮かんでは消え、その度に“新たな犯人像”が語られてきた。
しかし、宮澤みきおさんの母:節子さん(84)宅の黒電話には、
「犯人逮捕」の一報は入らなかった。
母:宮澤節子さん(84)宅では、冷蔵庫に貼られた月ごとのカレンダーに
毎日バツ(斜線)が引かれている。
Q.印を?
A.
◇宮澤節子さん(84)
そうです、そうです。15年やってますね。
このバツ付けるのをね。
「今日もまた犯人が捕まらずに終わった」。
そんな無念でカレンダーに定規を当て続けた。
◇宮澤節子さん(84)
ジッとしていられないというか、なんなのかなぁ・・・
あっ今日も終わったなっていう感じで・・・ 毎日、付けるようになったんですけど
・母:節子さん(84)宅には息子一家4人の遺影と共に、犯人逮捕に至らないまま
無念の内に亡くなられた父の遺影も並べて飾られていた。。。
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┣■犯人はどこに?
◆未だ逮捕できぬ無念は、捜査員も同じだった。
・匿名を条件に元捜査幹部と接触。
元捜査幹部が語った15年の死闘。
300頁に及ぶ取材記録から見えてきたのは、彼らが迫り続けた犯人像の数々だった
“意外な犯人像”
捜査線上に浮かんだ“猫虐待男” <「動物虐待犯」説>
みきおさんの周囲にちらつくトラブルの影 <「スケートボーダー」説>
捜査員が「これがホンボシ!」と色めき立った <「ハーフの男」説>
世紀の未解決事件、その15年が見えてきた。
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┣■テレビが伝えた「衝撃の現場」
◆再現VTRでは事件当日を振り返るため
宮澤家の独特の間取りと同じ空間を忠実に再現した。
※注意:取材に基づく想定。
・事件発生当時、4人が居た場所とは次の通り
父:みきおさんは1階のパソコンに向かい、 < 1階「仕事部屋」>
長男:礼くんは中2階の子供部屋 <中2階「子供部屋」>
ロフトでは母:泰子さんが長女:にいなちゃんを <ロフト「寝室」 >
寝かしつけようとしていた。 ※子供部屋の真上
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<1:中2階「子供部屋」>
まず標的にされたのは、子供部屋にいた長男:礼くん。
首を絞め殺害されていた。
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<2:1階「仕事部屋」>
次に犯人は、持ち込んだ柳刃包丁を取り出すと、ソロソロと1階に向かう。
その先には父:みきおさんの姿が。東大卒・外資系企業の会社員だったみきおさんは
階段脇のパソコンでよく仕事をしていたという。
そのパソコンには夜10時50分に電源を切った履歴が。
そして、最初の一撃は額に振り下ろされた。この時、包丁の先端が数ミリ欠け、
みきおさんの額に残っていたという。
その後も犯人は執拗に刺し続ける。そんな攻撃から身を守ろうとしたのか、
みきおさんは体をくの字に曲げ、息絶えた。
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<3:ロフト「寝室」>
最後に向かったのは、長女:にいなちゃんと母:泰子さんのいるロフト。
傷を負いながらも必死でにいなちゃんを庇う泰子さん。
この時、柳刃包丁が折れたことが泰子さんの傷から推測出来るのだが、
犯人はなんとまだ息のある2人を残して2階のキッチンへ。※1階仕事部屋の真上
そして宮澤家の洋包丁を取り出し、新たな凶器とする。
トドメを刺しに戻った犯人。
そこで逃げようとロフトから降りてきた2人に出くわした。
この場所で、にいなちゃんはうなじの真ん中辺りを、
そして泰子さんは胸を一突きに殺害。
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<4:中2階「風呂場」>
犯行後、男は返り血を浴びたシャツを脱ぎ、
みきおさんの服に着替えたと見られている。
残されたシャツのサイズなどから、犯人の身長は170cm前後と推定。
これだけの残虐な犯行を行い、風呂場の窓から逃走したと見られている。
※進入経路もこの「風呂場」の窓から?
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┣■新証言!捜査員が追った犯人像
◇宮澤節子さん(84)
あの日、新年を目の前にして、息子夫婦と孫2人を同時に失った。
母:節子さんには、ある“拭いきれない思い”があるという。
みきおならみきおが、何か恨まれるようなことがあれば、
みきおだけでいいわけですよね?
それをまだ分かんない子供までも殺るっていうのはとても疑問だったんですよねぇ。
“子供に顔を見られて困る人”じゃないかと最初は私は思ったんですよ。
私みたいな素人がそんなこと(犯人像について)言ったって・・・ と思って、、、
それで、それっきりになったんですけど。
だから今でもそれを(犯人を)知りたいんですよね、だから、、うん。*頷く*
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◆もし家族ぐるみの知り合いなら、自分もまた顔を見知った人物ではなかったのか?
・当初、犯人はすぐに捕まると目されていた。
現場には犯人の痕跡が<血液/シャツ/足跡/ヒップバッグ/指紋>多数残り、
指紋さえ出ているからだ。
中でも捜査員が注目した手掛かりは現場に残っていた「A型の血痕」。
見つかったのは2階のキッチン。もちろん家族にA型はいない。
犯人は家族を襲った時、誤って刃物で自分の手も切っていた。
発見されたタオルから止血を試みた跡も残っていたという。
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◆「手に怪我を負った男」
・すぐに全国に手配情報が回った。すると、
<元捜査幹部の取材記録より>
ほとんどの都内、緊急全部調べた(捜査員派遣-
1月の上旬、全国で約50件 →手に怪我した-
「12月31日に東武日光駅で手に大けがした男-
当時、日光へ捜査員が行って調べた」→誰かわ-
広島市内の病院に手に怪我した男(1月3日-
若い男で右手人差し指付け根に刃物で切っ
保険証なし。別の病院紹介するが治療にい-
身長同じくらい。黒いハーフコート着ていた
広島にも捜査員を派遣→数日後、身元特定-
詳細不明。犯人につながる情報はない。
・事件から3日後、「広島の病院に手を刃物で切ったと思われる若者」が現れた。
男は保険証を持たず、身長も推定される犯人の背格好と似ていた。
捜査員は広島に急行した。数日後、身元特定。しかし、、、結果は無関係だと判明。
・だが犯人を追う手掛かりは、まだ膨大にあった。
指紋は元より、宮澤家には大量の遺留品が残されていたからだ。
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◆韓国人犯人説
・遺留品の中でも有力視されたのは、現場から発見された「靴跡」だった。
Slazenger
その形状から判明したのは『スラセンジャー』という【韓国】で生産されていた
スニーカー。
中でも28cmの物は、日本では販売されていなかった。
・さらに、犯人の残した「帽子」と「ヒップバッグ」も韓国製。
浮かび上がった“韓国人犯人説”。
<元捜査幹部への取材ノートより>
ラグランシャツ当初「犯人のとは思えない、自然な状態だった」
裏返し脱ぎ捨ててある。シャツの裾まで返り血あり
※シャツを出して着る、若い
ヒップバッグ→リビングソファー前
椅子にジャンパー、エアテックジャケット、当時流行り
ゲソ(靴跡)が沢山。つなぎ合わせしらべる
28センチ、スラセンジャー、コピー、韓国製。色不明、韓国のみ
階段に犯人が横歩きをしたような形跡があり
見立て、壁に沿って歩く、静かに音を消す
そっとみきおさんに近寄るため
→「事件あって割とすぐ非公式に数名が韓国に入って、しばらくいた」
※捜査とは言えない
韓国、指紋は17歳以上は国民全員が登録 ※義務
ハンカチ2枚、ドラッカーノワール、フランス
ジドリは原則半径500m以内をクリアにする
不審者情報はいっぱいあって、一個ずつしらべる
お互いに見合ってる可能性もある
飛び出してきた男、公園内若い男、- とか
内側から外側に徐々に広げていく、二人組
ジドリとカンドリ、ドウタイかけた
「ジドリ行って上がってきた、成城の獣医さんから出た話だったはずだよ」
あの年、異常に多い(夏から3件、1年で計10件ほど)
手術後写真あった。○○○○さん
「神戸の事件のように
こういうコロシに虐待はついてくる」
認識のもと捜査していた
通常は虐待などは、生活安全課
ボウガン事件のわりとすぐ前ほか10件
当時同行していた、4人でいく特捜2名-
・加えて捜査員が見つけたのは、「犯人が階段で横歩きをした痕跡」。
つまり音を消し、忍び寄る訓練を受けた“軍人”のような歩き方だった。
“徴兵制の国”【韓国】。「点と点が結び付く」。
・元捜査幹部によれば、事件後すぐ数人の捜査員が極秘に韓国入りしていたという。
17歳以上は「指紋登録」が義務付けられている国。
その照合に期待が寄せられる中、
2001年1月31日放送
【FNNスーパーニュース】
◇須田哲夫 MC
「東京世田谷の一家4人惨殺事件から1ヵ月。以前犯人は捕まっていません。」
・日本でも捜査員150人を動員した「ローラー作戦」が展開されていた。
現場を中心に半径1km。全ての住民へ聞き込みを行う。
※事件現場から半径1kmだと、環八通りまで半分足らずの距離になります。
京王線や小田急線まで届かず。仙川を中心としたこの一帯は「谷」の構造で
かなり起伏が激しく、また世田谷でも非常に道が入り組んだ土地柄ですね。
夜中に歩くのは相当な土地勘が無いと大の大人でも嫌がるような場所です。
・そんな中、ある動物病院で重要な証言が浮かび上がった。
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◆動物虐待犯説
・当時、証言をしてくれた動物病院長に取材
◇院長
当時捜査員に渡した同じ写真を見せながら、
(猫が)釘を目に刺されているだとか、
皮膚をやっぱり鋭利な物で切ったような痕だと思うので
当然普通の人間の感覚では出来ることではないと思われますので・・・
・院長が治療した猫は3匹。
いずれも宮澤家から徒歩10分以内で、事件4ヵ月前から相次いでいたという。
※祖師谷公園の外周端・角付近で見つかっている。人通りが多い場所なので
他の場所で危害を加えた後に放り捨てたように推測される。
◇院長
その他の年はそんなに。1年に1回もそういうことがないのがやっぱり普通なので。
やっぱりあの時は(2000年は)すごく多かったと思います。*何度も頷く*
Q.なぜ捜査本部がこの「動物虐待」を重要視したのか?
A.
それは『世田谷一家殺害事件』の3年前に起きた
1997年『神戸連続児童殺傷事件』があったからだった。
あの事件もまた少年A逮捕のきっかけは「“動物虐待”を繰り返す少年がいる」
という情報だった。
・猟奇殺人には動物虐待という前兆がある」
◇元捜査幹部への取材ノートより
「神戸の事件のように
こういうコロシに虐待はついてくる」
・そんな中、捜査線上に浮上したのが“猫に虐待を繰り返す男”だった。
自宅は宮澤家からほど近い場所。
マタタビで猫を誘き寄せては、ボーガンで次々と撃ち殺していた。
※その男が実際に使用していたボウガンを紹介。
人に向ければ殺傷能力もある。
事件発生から約1ヵ月。
捜査員は『動物愛護管理法違反』の容疑で男の家に踏み込んだ。
◇捜査員ら ◇動物虐待男
「警察だッ!」 突然の家宅捜査で驚く。
「ちょっと腕を出して見せてくれませんか?」 !? アァン?
だが、男の手には傷が無かった。
こうしてまた、一つの線が消える-。
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◆韓国人犯人説
・一方、【韓国】でも犯人と一致する指紋が出ぬまま、事件は1年が経過。
事情聴取した人数はこの時点で5万人以上に上っていた。
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『上祖師谷三丁目一家四人 強盗殺人事件特別捜査本部』
◆そんなある日、捜査員全員が招集される
【成城警察署】に於いて
『遺族から捜査員へ向けた講演』 ※実際のVTRが放映された
・亡くなったみきおさんの父:良行さんの思いを噛みしめるためだった。
◇父:宮澤良行さん 母:節子さんも同席
どうぞ、皆さん、お疲れでしょうけれども、さらに頑張って(涙声)
ぜひ犯人を捕まえて、罰して頂きたいと思います。
警察の名誉のためにも、日本の名誉のためにも、 ※隣ですすり泣く母:節子さん
ぜひぜひ、一層頑張って頂きたいと思います。
4人を、(涙声)4人に変わってお願いします。 ※机に額を付けて深々と平伏す
*グスン* 終わります。。。。
・しかし今から3年前2012年9月
父:宮澤良行さんはその思いを遂げぬまま、帰らぬ人となった。享年84。
◇宮澤節子さん(84)
家族を守るのが、あれなんだけれども、それができなかったって言うんで・・・
お父さんが一番悔しかったと思います。 ※5人の遺影が並ぶ前で語った。
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2005年12月30日放送
【FNNニュース】
世田谷一家殺害から5年 情報提供必死の呼びかけ
※京王線・千歳烏山駅前などで捜査員らが必死に呼びかけを行っていた。
「東京世田谷区の宮澤さん一家が殺害されてから今日で5年。
犯人は海外渡航歴のある・運動能力の高い人間と見て追跡していますが
事件は未解決のまま6年目に突入します。」
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◆事件から5年 捜査は大きく動き出す
<元捜査幹部への取材ノートより>
手の傷、体型、血液型、靴のサイズ、指紋の形など
疑いのある物にはその場で確認する。
見てすぐ無関係とわかる、指紋をみればすぐわかる
猫虐待の線は、ない
ジドリは丁寧にやるべき、しつこく聞く、怪しければ少し怒りそうな
質問ぶつけるのも有効な手、とにかく全ての事情を把握する
不明な点
侵入はわからない、動機わからない
顔見知り、怨恨、金、トラブル、ピタッとはまるのはない
色々やってる、チラシもバカにできない
物音ためす、同じ服着た捜査員がいく
つながりはまず近いところから洗う、会社、学校友人、次に又カン
アルバム、領主書、パソコン、個人情報もやる
「捜査方針はよく変わっていたが、あの頃は、とにかく色々やっていた。
調書読み返して、遺留品、DNAもやった。成分分析を外部に
依頼したりしてた」
○○○研究室○○○医学部ほか
元々上がっていたスケーターの話は
→ 祖師谷公園が有名なボードパークだったこと、
テニスコート、藤棚の脇
→ 香水、ヒップバッグ、黒ハンカチ、服装
→ 騒音で揉めていた
事件の数年前から、うるさかった笑い声、カチャカチャ跳ねる音
宮沢さんら、あの一帯の住民が騒音にめいわく
みきおさんが公園管理事務所に苦情を言いに行く
9時以降は滑らないってルール-
知らないでやってくる連中は-
・当時、外部の研究機関に遺留品の細かな成分分析を依頼し、
大きな成果が出始めていた。
そこで浮上した新事実。
◇捜査員 ※再現VTRより
「ヒップバッグから見つかった粉末状の物質は、デッキテープに使われる成分と
同じものなんだそうです。」
デッキテープ、それはスケートボードなどに使われる「滑り止め」のことだった。
その成分が遺留品のヒップバッグに残っていた。
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◆スケートボーダー説
・そう考える根拠は他にもあった
・犯人が刃物の柄をくるんでいたと思われる“黒いハンカチ”。
そこから当時スケーターに流行していた香水『ドラッカーノワール』が
検出された。 DRAKKAR NOIR Guy Laroche
PARIS
・さらに宮澤さん宅のすぐ脇にはスケートボードができる公園があり、
多くのスケーターが集まっていた。
<元捜査幹部への取材ノートより>
スケートボードの件に関して
炭化ケイ素、滑り止め「デッキテープ-
上級者ならじぶんで張り替えても-
みきおさんが揉めているのを見た主婦の目撃情報について
事件前、宮澤家から路地をまっすぐ公園のところへいったところへ
スケーターとにいなちゃんがあたりそうになったようで、
みきおさんとスケーターの若者が口論をしている様子を目撃した
根城にするスケーターの集団と日常的に、トラブルがあった可能性も
ある
12月30日のよる11時20分
女子大生がアルバイトを終え、友人の迎えをまっている時に目撃
公園管理事務所脇の自販機あるあたりから、ゴミ箱と生け垣の奥の
ベンチあたりに若者4~5人がたむろしている若者の集団
笑い声だけではっきり見えない。
→犯行時刻とほぼ同じ時間の目撃情報
犯人ではないかもしれないが、この若者たちが、何か目撃したり、
聞いたりしている可能性は高く、非常に重要な目撃情報として扱う
徹底的に調べ上げた。世田谷だけじゃなく、首都圏-
ボードパークにいった
→ スケーターたちの間で、
「警察がスケーター狩りをしている
-
・そして今回、元捜査幹部はそんな彼らスケーターと事件を結ぶ“ある新事実”を
明かした。
<1>
みきおさんとスケーター達のトラブル。
深夜まで公園で騒ぐスケーターに、みきおさんは日々悩まされていたという。
直接、公園管理事務所へ苦情を言いに行っていたことも捜査では判明している。
◇宮澤みきおさん(44) ※再現VTRより
「規制」がないと彼らはやりたい放題ですよ。(苦)
その後「あるルール」ができた。
<実際の張り紙>
スケーターの皆さんへ
ここ「祖師谷公園」は-
スケートパークではなく、皆さんの-
今後もこの-
●ここはスケートパークではなく一般の公園です!!!
- ならないよう注意してください。
- 正面広場の限られたスペースのみです。
●各セクションはスケーターにより管理されてます。
カンパは集めていません。素材はローカルスケーターと公園側で負担して
いますので、使用するのであれば、メンテナンスにご協力下さい。
協力いただけない方の使用はお断りします。
●スケートは夜9時まで!
時間内でももちろん近隣の方に配慮し、苦情があった場合は撤収してください
日没後、一般の方と接触事故が起きないよう、セッションの使用には注意して
ください
●ゴミ・吸殻は自分のものでなくても片付けましょう。
帰る前には、自分の周囲を掃除してください。
喫煙は灰皿の周りで!
●タグ、フラフィティ、落書き、ステッカー貼り等はおやめください。
●BMXはセッションへのダメージが大きいためお断りさせていただき
「午後9時以降スケートボード禁止」。
この措置を逆恨みした若者とトラブルになっていた可能性もある。
<2>
中には、スケーターがみきおさんの娘:にいなちゃんとぶつかりそうになった
光景を目撃した主婦もいた。
「緊迫した雰囲気だった」という。
<3>
さらに決定的だったのは、
事件当日2000年12月30日の夜、
バイト帰りの女子大生が「公園にたむろする若者の姿を目撃していた」こと。
時刻は(2000年12月30日)午後11時20分。
まさにあの惨劇があったと推定される時間帯と重なる、重要な目撃証言。
・重なる犯行時刻。
捜査本部は「関東近郊に位置するスケーターたちの溜まり場」を徹底的に捜査。
しかし、事件と関係があるスケーターには今も辿り着けていない・・・
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆ハーフの男説
・数々の容疑者が消えてなお、元捜査幹部が“こだわる犯人像”がある。
それは奇しくも、みきおさんの母が出した結論と同じ“顔見知り”。
<根拠1>
母と娘をただ殺すだけでなく、執拗に切りつけていること。
このような場合、“強い個人的な恨み”が動機であることが多いという。
<根拠2>
母娘2人の遺体を布で覆っていたこと。
遺体に布などで被せる行為もまた“顔見知り”による犯行現場で
よく見られる傾向だという。
<根拠3>
犯行後も家に居座り、止血までしていた犯人の冷静さ。
それは男が宮澤家の家族構成を熟知し、
もう誰も帰宅しないことを知っていたからではないのか?
<元捜査幹部への取材ノートより>
やすこさんとにいなちゃんを執拗に切りつけた手口
→ 母子に恨みがあった?
「コロシをしてその場で止血するなんて普通しない。
冷静すぎる、家族構成を知っていたんじゃないか」
犯人のヒップバッグからは日本では使われていない
外国製の洗剤が検出
ドラッカーノワールもフランス製の香水
・捜査本部はやがて、そんな犯人像にピタリと当てはまる重要参考人に行き当たる。
繋いだのは、にいなちゃん。
バレエやピアノ、学習塾など彼女が通っていた様々な場所の1つにその男は
関係者として出入りしていた。
しかも「少女への行き過ぎたスキンシップ」が周囲で取り沙汰されていたという。
<元捜査幹部への取材ノートより>
にいなちゃんの通っていた----
家も殺害現場に近い、
「女子に対し行き過ぎたスキンシップしている」
・その男は20代後半。背格好も犯人に当てはまっていた。
殺害現場周辺に住み、土地勘もある。
なにより捜査員達を“色めき立たせた”のが-
進歩したDNA鑑定により、犯人の血液から明らかになった“ある特徴”だった。
それは、
<元捜査幹部への取材ノートより>
顔見知りに重要参考人
家が近い、地元には土地カン
ハーフ 母 地中海系 父 日本人
→ 05年に○○○○に依頼した結果
母にアンダーソンH15型(地中海沿岸生まれ可能性高-
血液のDNA型
『アンダーソンH15型』
母系:地中海沿岸の生まれに多い遺伝子
父系:日本人にもよくみられる型
それは母親が地中海沿岸生まれの場合に多く、
父親が日本人生まれの時によく見られる型。
つまり、犯人は「ハーフの男」である可能性が高まったのだ。
そしてこの男こそが、まさしく母は地中海沿岸生まれ、父が日本人だった。
・捜査本部はこの男を任意で事情聴取。
果たして犯人と一致するのか ??
「これがホンボシ!」と高ぶる者も出始め、期待は高まっていった-
<元捜査幹部への取材ノートより>
後日、男のDNA鑑定となったが、結果はシロ
あくまでもDNAの話だけで確定されるわけではな-
当日現場にいないだけで、全く関わってい-
わからない。
捜査員たちの間でも、注目されていた人
「こいつが真犯人だという捜査員も居た」
そういった意味では、当時一番疑わしかった
鑑定が- 悔しかった
・様々な照合が行われた結果はシロ。事件とは無関係。
犯人捜しはまた振り出しに戻ってしまった。
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┗■一体どこの誰が、何の目的で?
◇元捜査幹部
「私は今も“顔見知りの犯行”と考えている。
それを突き止められなかったのが一番の心残りだ。」と語った。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆そして現在も【警視庁】は事件に関する「新たな情報」を公開し、
手掛かりを求め続けている。
2015年9月
【警視庁】
情報提供を呼び掛ける冊子を作成
・チラシの中にはあの日の記憶を呼び覚ますため「当時のテレビ欄」が。
平成12年2000年12月30日午後9時から31日午前11時まで
「あの夜、貴方は、何をしていただろうか?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆真実を今なお求める人もいる
◇宮澤節子さん(84)
息子家族の墓石を腰を屈めながら一生懸命に磨いていた。
なぜこんな事件に遭う、遭うんだろうというか遭ったんだろうってことですよね。
その理由が分からないんですよね・・・ 。。。・・・ それが知りたいですよね。
*グッと堪える*
◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┣・しつこい様に思われてしまうだろうが、メモとはいえ関わりを持ってしまった様に
強く思えてしまったので、今回一番詳しくこれまでの経緯を報じていたこの番組も
文字起こししてみました。同キーワードでのアクセスも多いので、長文ですが全文
読まれている方も多いことだと思います。最後にあるように「あの日、自分は何を
していたか?」 少しでも思い起こして欲しいですね。私の場合は・・・ ウゥ~ン、
確かにそう簡単には思い返せないですね。15年前ですか。。。 事件発覚当時は
世田谷区の自宅でこの速報をテレビで知ったことは覚えているのですが。そうして
通常の冬らしく、割と寒かった記憶も。雪などは積もっていませんでしたけどね。
特に大きな話題もない中で大晦日に「エッ?」と驚いたのはなんとなく覚えてます。
┣・当時はあの界隈には全く行ったこともなければ、逆に小田急線の反対側の成城かと
つい最近まで勘違いしていたくらいですからね。同じ世田谷区に住んでいながらも
この有り様ですから。やはりこういう凶悪犯罪はいつでも基本情報が得られる様に
しておく必要があると思います。今なら地デジ・インターネット。閲覧数の多い
著名なニュースサイトでは必ず視界に入る場所に設置してもらうなどしてもいいと
思いますね。
┣・今回はかなり具体的な情報を挙げていますが、恐らくは該当するような関係者は
地元に今は居ないのでしょうね。となるとやはり「ある説」が説得力を感じるんだ
けど・・・ 。「足跡が横向き」「進入経路が不明」(すんなり入れた?)
「殺害方法が特異」「家族構成を知っていた?」これだけの情報さらには遺留品が
残っていながら掴めないだなんて、ちょっと不自然すぎません ??
┗・私が人並み外れていると思うのは、この「情報の拾い方」。得られるのであれば
トコトンまで拾いあげます。番組を見ていた方ならばお分かりになられるかと。
この書き込みが少しでも多くの方の目に触れ、事件が解決することを祈ります。
人の目というものは恐ろしいもので、誰かが必ず見ているものです。長く生きて
いるとそのことを痛感させられます。
犯人、おまえは見られ・知られている。いつかはバレる。必ずな。
ネットの力で風化STOP 未解決事件を追う 世田谷一家殺害事件