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2016年 市場リスクは?

2015/12/01(火)<2016年 市場リスクは?>
【Newsモーニングサテライト】 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/

www.tv-tokyo.co.jp


*敬称略しています。 また長文ゆえ誤字脱字が多いです。ご了承ください。


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┏┓NY証券取引所  <2016年 市場リスクは?>
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 Q.今年も残りほぼ1ヵ月。市場の目はもう来年2016年に向いているのでは ??

 A,
  ◇三浦洋平 ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル
   その中でも懸念される材料を考えてみました。いわばですね
   2016年“ブラックスワン”です。


  『ブラックスワン
   発生する可能性が極めてまれな事象のこと。
  → 金融の世界では通常は“ネガティブなインパクト”を与える事象として
    使われることが多い。『リーアン・ショック』もブラックスワンと呼ばれていた


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
  <2016年“ブラックスワン”(予想)>

   1.中国経済のハードランディング
   2.英国のEU離脱
   3.米国の利上げ後ずれ
   4.世界的な景気後退
   5.資源国のデフォルト  etc.

 

  ◇三浦洋平 ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル
   「中国経済」が1番に来ていますのは、実際成長率が低下するなど、直近の経済の
   スローダウン懸念により実現性が増したというのが理由です。

   3番目の「利上げ」は米国経済の脆弱性を映す鏡になるという点で、中期的に
   市場にインパクトを与えます。【ノムラ】が行いました市場関係者へのアンケート
   によりますと、92%が米国の12月利上げを想定しています。だからこそ
   「利上げ」が遅れたら“ブラックスワン”なわけですが、万が一、後ずれするので
   あれば、「住宅市場の失速」「原油価格の更なる下落」「債券市場の流動性懸念」
   などが考えられる、という風に思っております。

 

 

◇感想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

┣・端的に分かりやすくまとめられていたのでメモ書き。5つ、どれもあり得そうです。
  中国は「爆買い旅行者」など確かに中間層が厚みを増しているのだけれど、かつての
  日本ほど全国民に豊かさが行き渡っているわけじゃないですからね。しかも急速な
  その変化について行けず、心を病む国民も実際に多いのだと思う。そういう観点から
  見れば、今の中国には“便乗テロ”が横行する可能性が考えられ、よりカオスな国に
  中国共産党がもはや制御不能に陥ってしまうような不安を感じますね。だって見た目
  にも公害が酷すぎるじゃない。緑が不足している土地柄で、日本のように自然治癒力
  など期待できませんからね。どぶ板を見てれば町が荒んでいくのは昔の日本などでも
  あった光景だと思うし・・・

┗・【GPIF】年金積立金管理運用独立行政法人が、2015年7-9月期の運用について、
  運用損益が7兆8,899億円の赤字だったと発表。四半期としては過去最大の赤字
  僅か30人足らずの人員で変動激しい相場の中、百数十兆円を動かしているという。
  こちらも怖い話ですよね。半減するような事態にでもなれば「誠に遺憾」じゃ済まさ
  れないよ。(苦)